巷の噂(2013年版)
豆焼沢・瀧谷洞、観光洞化を模索(2013/12/30 埼玉新聞より入手)
"秩父の秘宝"世に 関東最大級の大鍾乳洞、新名所に

 平成元年の1989年10月、都内の民間探検隊によって秩父市(旧大滝村)内で発見された鍾乳洞。その後の調査で関東最大級の石灰洞窟と判明した"大自然の秘宝"に再度スポットを当てる話が持ち上がっている。県議会の超党派でつくる「観光産業政策推進議員連盟」(長峰宏芳会長=48県議)が2020年東京五輪・パラリンピックの決定を契機に同鍾乳洞を秩父観光の新名所として整備できないか、と検討を始めた。秩父多摩甲斐国立公園内に位置し厳しい開発規制など難問が立ちはだかるが、過疎化が進む地域の活性化につなげようと可能性を模索している。

■洞内に日本有数の滝
 「瀧谷(ろうこく)洞」と名付けられたこの鍾乳洞は埼玉と山梨県境を結ぶ国道140号雁坂トンネル付近の豆焼橋から約1.5キロの山中にある。旧大滝村の95年度までの調査で規模は支洞を含め延長約2200メートル、高低差約160メートル。洞内には日本有数と推測される全長50メートル以上に及ぶ多段式の滝や「見晴らし台」「大聖堂」と呼ばれる約20〜50平方メートルの広場が複数あり、天井からつらら状に垂れ下がる鍾乳石や竹の子状の石筍などの2次生成物が発達しているという。
 当時の村も観光資源として活用を計画。だが現場は沢登りの装備も要する急峻な山間。一般人が安全に見学できるように豆焼橋からロープウェー整備を計画したが、入り口周辺や洞内整備を含めた総事業費は約54億円かかる。
 当時、洞内の状況確認に立ち会った秩父市大滝総合支所の山中和則支所長は「村の予算や採算性、開発規制の面から断念せざるを得なかった」という。計画は96年に頓挫。一般人の入山では危険な場所のため以降、瀧谷洞への出入りは禁止となった。

■開発へ高いハードル
 それが東京五輪決定を機に20年ぶりに計画を再検討しようという議論が持ち上がった。背景には当時と異なる観光行政推進の流れがある。政府は観光を重要な成長戦略と位置付け、県も「観光立県」を掲げ集客向上に努めている。
 議連事務局長で地元選出の岩崎宏県議は「鍾乳洞にロープウェーを整備すれば手付かずの原生林やぴか一の紅葉も一望できる。秩父はジオパークに認定された日本地質学発祥の地。周辺にはパワースポットとして人気の三峯神社や長瀞自然博物館もある」と述べ、観光行政推進の追い風を新名所の開発、その先の地域振興に結び付けたい考えだ。
 ただし実現には高いハードルが続く。瀧谷洞は自然環境保全の観点から厳しい開発規制区域内にある。さらに採算性を含む財政負担はどうするのか。瀧谷洞の整備は12月県議会一般質問でも取り上げられ、上田清司知事は「開発のハードルが極めて高い。まずは国立公園を所管する環境省と交渉したい」と慎重な答弁。
 久喜邦康秩父市長は貴重な地域資源を掘り起こす動きに「ありがたい。国と県で動きがあれば、できる限り協力したい」と述べる一方、「市からの出資はかなり厳しい」と財政負担には難色を示した。
 岩崎県議ら議連のメンバーもハードルの高さを認識しつつ「まずは相談から」と26日、秩父出身で総務副大臣の関口昌一参院議員や久喜市長とともに環境省を訪れ、計画について担当局長に説明した。
 岩崎県議は「秩父の歴史とロマンを生かしたい」と夢を描く。今後、検討を重ねながら開発許可や財政支援を国に要望していく構えだ。




龍河洞、恒例のクリスマスキャンドルナイト(2013/12/24 高知新聞より入手)
高知県香美市の龍河洞でXマスキャンドルナイト

 鍾乳洞をろうそくや発光ダイオード(LED)の光で照らす「クリスマスキャンドルナイト」が23日夜、高知県香美市土佐山田町の龍河洞で開かれ、大勢のカップルらが、色とりどりの淡い光に浮かぶ鍾乳石の姿を楽しんだ。
 ともにキャンドル作家の藤岡さわさん=同市=と武市和士さん=高知市=のほか、高知工科大生の3団体がキャンドル約4500本とLEDを準備し、洞内全体を飾り付けた。
 洞内には、押し花をあしらった藤岡さんのろうそくや、学生団体が香美市物部町の住民と作った竹キャンドルなどがずらり。鍾乳石に赤や青、紫などのLEDの光が照らされ、親子連れらはカメラを片手に「すごくきれい」と感激していた。
 同大2年の森川雄太さん(20)は「鍾乳石の大きさや形に合わせて色や光の強さを調節するのが難しかった。喜んでもらえてうれしかった」と笑顔で話していた。

龍河洞ウェブサイト




越国、ナモ洞窟で6000年以上前の墓を発見(2013/12/24 VIETJO ベトナムニュースより入手)
バクカン省:6000年以上前の原始人の墓を発見

【ベトナム社会主義共和国発】
 東北部バクカン省ガンソン郡フオンネー村のナモ洞窟でこのほど、6000年以上前のものと思われる墓が発見された。
 発掘の指揮を執った考古学研究所のチン・ナン・チュン博士によると、ナモ洞窟は7000年前から3500年前にかけてヒトが住んでいた遺跡だという。発見された墓から見つかった貝殻を調べた結果、6000年余り前のものだと判明した。研究者らは、当時の生活環境を研究するために花粉や胞子も採集した。
 墓は6基見つかったが、人骨はバラバラになっていた。興味深いのは、歯がないなど頭蓋骨が納められていた痕跡がないことだ。研究者らは、東南アジア地域の原始人の慣習として広く見られる「首狩り」と関係があるのでは、と考えている。
 墓からは石器など多数の遺物も発見された。2つの文化が発展していた様子がうかがえるという。初期の文化層では、ホアビン・バクソン文化に属する石器や、粉に粉砕して化粧に使ったと思われる褐色の鉱物が、後期の文化層では陶器など見つかっている。




根古屋鍾乳洞、産出の化石はヒグマと判明(2013/12/18 東京新聞より入手)
秩父地方 数万年前 ヒグマ生息 頭骨化石 調査で判明

 秩父地方の鍾乳洞で見つかったとされる化石が、数万年前のヒグマの頭骨であることが県立自然の博物館(長瀞町長瀞)の調査で分かった。ヒグマの化石は本州の十ヵ所で出土しているが、歯や上腕などの一部が多く、頭骨全体は見つかっていない。同館の北川博道学芸員は「本州からヒグマが消えた経緯などを調べる上で貴重な資料になる」といい、来年1月に兵庫県で開かれる日本古生物学会で発表する。
 化石は1996年、小鹿野町の住民が同館に寄贈した。寄贈の10年以上前に、この住民の亡くなった父親は「武甲山近くの鍾乳洞で見つけた」と話していたという。当時は「ツキノワグマの頭骨」と判断され、同館で保管していた。
 この頭骨化石は長さ28センチ。成長に伴って消える骨のつなぎ目がはっきりしており、3〜4歳の若い個体とみられる。ツキノワグマの頭骨は大きい個体でも27センチ前後にとどまり、全体の形状などからも、この化石はヒグマと判断した。
 発見時の化石は一部が石灰質の厚さ数ミリの膜で覆われており、鍾乳洞で1万年以上眠っていたことは間違いないという。武甲山周辺には、化石の見つかる鍾乳洞が根古屋(横瀬町)と橋立(秩父市)の2ヵ所あり、北川学芸員は寄贈時の説明などから、化石は根古屋鍾乳洞で見つかったと推定している。
 現在、北海道はヒグマ、本州以南はツキノワグマと明確に分布が分かれている。だが、1万年以上前の本州では両種が共に生息しており、現在の北海道ヒグマの遺伝子調査によると、3系統のうち1系統は本州から伝わったとされている。
 北川学芸員は「この化石の発見が、地域的なすみ分けが進み、ヒグマのみが北海道に定着した謎を解き明かす一助になるのでは」と期待している。
 ヒグマの化石は同館で来年1月26日まで開催されている企画展「彩発見! 埼玉の太古の海の恵み展」で展示している。入場料は一般200円、高校・大学生100円、中学生以下無料。祝日を除く月曜日と12月29〜1月3日は休館。

埼玉県立自然の博物館ウェブサイト(企画展「彩発見! 埼玉の太古の海の恵み展」)




満奇洞、LED照明化に伴い2ヶ月間閉洞(2013/12/18 産経新聞−地方版より入手)
新見の満奇洞 2ヵ月入洞休止 照明LED化で 岡山

 新見市は、同市豊永赤馬の鍾乳洞「満奇洞」内の照明をLED化するため、来年1月1日から2月末日まで入洞を休止する。
 今年4月から11月までの入洞者は約5万3000人で、前年度同期に比べて約80%もアップ。同市は「洞内の細部まで観賞してもらいたい」からと、LED化で観光客をさらに呼び込みたいとしている。事業費は2600万円。

岡山県新見市ウェブサイト(満奇洞)
※関連記事
9/5  満奇洞、LED照明に切り替えへ





越国、ハロン湾遊覧料金を2〜3倍に値上げ(2013/12/18 VIETJO ベトナムニュースより入手)
ハロン湾の遊覧料金、来年から2〜3倍に値上げ

【ベトナム社会主義共和国発】
 東北部クアンニン省人民委員会はこのほど、2014年1月1日からハロン湾の遊覧料金を値上げすることを決定した。それによると、遊覧料金はコースによって異なるが、現在の6万〜13万ドン(約290〜640円)から12万〜40万ドン(約590〜1960円)と、2倍〜3倍にまで引き上げられる。
 また、7歳〜15歳の児童や70歳以上の高齢者、貧困層、身体障害者は遊覧料金が半額に、7歳未満の児童・幼児や革命で功績を収めた人、重度の身体障害者については、無料で遊覧が可能となる。今回の値上げにより得られる収益は、ハロン湾の環境保護、洞窟の保存、研究・宣伝活動などに使用される。
 なお、来年初めから同省バンドン郡にあるバイトゥロン湾でも遊覧料金の徴収を開始する。こちらの遊覧料金は、8万〜35万ドン(約390〜1720円)となっている。




インドネシア、洞穴に数千年前の巨大津波の痕跡(2013/12/17 AFP通信より入手)
数千年前にインド洋で巨大津波、スマトラ島の洞窟に痕跡

【インドネシア共和国・ジャカルタ発】
 インド洋で約3300年から2800年前にかけて発生した巨大津波の「驚くべき」痕跡がインドネシア・スマトラ(Sumatra)島の洞窟で発見されたと、シンガポール南洋理工大学(Nanyang Technological University)の研究所が13日発表した。
 同大に属するシンガポール地球観測センター(Earth Observatory of Singapore)とスマトラ島北部アチェ州(Aceh)のシャクアラ大学 (Syiah Kuala University)の共同チームは、アチェ州の州都バンダアチェ(Banda Aceh)南方の洞窟内に津波堆積物の層を発見。チームによると堆積物は巨大津波の発生が一定間隔ではないことを示しており、同島沿岸部では常に津波への警戒が必要であることを意味するという。
 洞窟内で発見された砂堆積物は、数千年前に起きた複数の津波によってできたもの。海底生物の小さな化石を含んでおり保存状態は良好で、コウモリの糞の堆積物によって隔てられていた。
 洞窟は入り口が高く隆起しており、洞窟内に進入できるのは巨大な津波や高潮に限られる。このため、中の堆積物が風や海水による浸食から保護されていたとみられる。チームは、この堆積物層の形成時期は約3300年から2800年前頃で、その間に4〜5回の津波が洞窟一帯を襲ったと推測した。
 アチェ州では2004年のインド洋大津波に見舞われるまで数百年間、巨大津波は起きていなかった。しかし今回発見された堆積物は、津波の発生が周期的ではないことを示唆しており、アチェ州の災害対策や避難計画を立案者らは、これを考察材料としてほしいとチームは訴えている。
 アチェ州周辺は2004年のスマトラ冲地震によるインド洋大津波で壊滅的な被害を受け、同州だけで17万人が死亡した。




日原鍾乳洞、リニューアル工事に伴い3ヶ月間閉洞(2013/12/3 入手)
 東京都西多摩郡奥多摩町の観光洞「日原鍾乳洞」は、老朽化した施設のリニューアル工事に伴い、12月30日〜翌年3月31日まで閉洞すると発表した。

日原保勝会ウェブサイト(日原鍾乳洞)




両面窟、ゆるキャラが住民登録(2013/12/2 飛騨経済新聞より入手)
高山市が「すくなっつー」に特別住民票 ファンクラブ設立構想も

 高山市役所市長室で12月5日、丹生川町のマスコットキャラクター「すくなっつー」の特別住民票交付式が行われた。
 昨年11月から始まった「高山市特別住民登録制度」による認定キャラクターはすくなっつーで10体目。名前は先月初めに行われた地域イベント内で全国公募466通の中から選ばれた。飛騨丹生川地域に古くから伝わる伝説の鬼神「両面宿儺(すくな)」がモチーフで、性格の違う2体が背中合わせで1体になった珍しい姿が特徴。
 特別住民票の記載によれば、登録住所は「岐阜県高山市丹生川町日面(ひおも)両面窟、飛騨大鍾乳洞隣り」。生年月日は「古墳時代11月3日(推定年齢1600歳)」。
 この日、国島芳明高山市長から念願の特別住民票を手渡されたすくなっつーは親指を立てて喜びを表すも、「ダブルが売りだから2本にした方がよいのでは」と周囲から指摘され慌ててVサインに直すほほ笑ましい一幕も。関係者からは「手を引っ張られると怒る」と、これまで謎とされてきた性格が入れ替わるスイッチも明かされた。
 すくなっつーの身元引受人を務める飛騨にゅうかわイベント実行員会の中萩久夫会長は「今後は地域内外の人がすくなっつーを通じて交流ができるよう、特典やグッズを用意したファンクラブ創設も考えている。特異なキャラクターを生かし全国に活躍の場を増やしていけたら」と期待を寄せる。
 すくなっつーの特別住民票(写し)は高山市観光情報のご当地キャラクター紹介ページからダウンロードできる。




シマ・デ・ロス・ウエソス、人類最古のDNA抽出(2013/12/5 読売新聞より入手)
人類最古のDNA抽出 40万年前の人骨から

【フランス共和国・パリ発】
 スペイン北部の洞窟で発見された古い人骨からDNAを取り出し、遺伝情報を解読することに成功したと、独マックスプランク研究所などのチームが5日の英科学誌ネイチャー電子版に発表する。
 分析の結果、約40万年前の人類とわかった。DNA分析はこれまで、猿人から原人、旧人、現代人へという進化段階のうち、旧人の段階にとどまっていたが、今回は原人の時代(200万〜30万年前)までさかのぼり、最古の例になるという。
 洞窟からは28体分の骨が見つかった。欧州最古の人類で原人と旧人の中間にあたるハイデルベルク人とみられる。研究チームは、保存状態のよい大腿(だいたい)骨から、細胞内の小器官「ミトコンドリア」のDNAを取り出して解読した。これを、旧人である欧州のネアンデルタール人(20万〜3万年前)とシベリアのデニソワ人(5万〜3万年前)のDNAと比較。長い年月の間に生じた変化の量などから、洞窟の人類は約40万年前のものと断定した。この人類が、デニソワ人の祖先と70万年前に枝分かれしたこともわかった。

※高地シエラ・デ・アタプエルカ(Sierra de Atapuerca)にある「シマ・デ・ロス・ウエソス(Sima de los Huesos)」は当時の埋葬地と考えられている。




白保竿根田原洞穴、国内最古の人骨と発表(2013/12/2 沖縄タイムスり入手)
石垣市白保の人骨 国内最古を更新

 白保竿根田原洞穴遺跡の最新研究を紹介する講演会(主催・県立埋蔵文化財センター)が1日、石垣市民会館で開かれた。同遺跡の最古の人骨は約2万6000年前で、骨から直接年代が確認された人骨では国内最古を更新したことなどが発表された。同遺跡の人骨は2010年に国内最古の約2万年前と発表され、日本人のルーツ解明につながると期待されている。
 また琉球大学医学部の土肥直美非常勤講師は同遺跡の頭骨から、当時の人の頭部の復元事業を進めていると報告した。
 東京大学総合研究博物館の米田穣教授は17点の人骨や木炭、動物の骨から放射性炭素年代を測定。その結果、石垣島には約2万8000年前から人が住み、洞穴は約1万5千年の間、人が使っていた可能性があると指摘した。米田さんは「狩猟採集の面積が限られ、津波など災害リスクもある小さな島の洞穴が1万5000年間、使用され続ける例は世界でも珍しい。私たちが知らない生きる仕組みがあったかもしれない」と述べた。
 土肥さんは、保存状態の良い1万6000〜1万8000年前の頭骨から、人の頭部の復元事業を進めていて、復元されれば県内では港川人に次いで2例目になることを報告した。




「ケイビングジャーナル第49号」発刊(2013/12/1 入手)
 日本洞窟学会のケイビング情報誌「ケイビングジャーナル」の第49号が発刊された。A4サイズ58ページ。600円(税込/日本洞窟学会々員には送付)。本号から5代目編集長に交代した。内容は以下の通り。
 ・グラビア
 ・スペレオニュース
 ・イベントカレンダー
 ・製品紹介−PETZLリニューアル
 ・ジュンク堂書店池袋本店洞窟フェアレポート
 ・北海道日高地方新洞探査遠征
 ・第16回国際洞窟会議参加報告
 ・第2回国際洞窟写真家会合参加報告
 ・アゾレス諸島サンミグエル島とテルセイラ島の火山洞窟
 ・北海道上磯洞窟群調査報告−1
 ・石筍古気候学への招待−1
 ・日本の観光洞−40(牡鹿洞・目白洞)
 ・フランス中部地域の洞窟−3(ジュラ地方近傍の洞窟)
 ・Asian Federation of Speleologistsについて
 ・洞窟書籍紹介
 ・プロジェクトボード
 ・編集部からのお知らせ
 日本洞窟学会会員以外の購読希望者は、ケイビングジャーナル編集部caving_journal@cj.dojin.comまで。定期購読年3冊分2700円も可能。ジュンク堂書店池袋本店、ODBOX 本店(上野)、カモシカスポーツ 山とスキーの店(高田馬場)、カモシカスポーツ 山の店・横浜店、竜ヶ岩洞(浜松)、まえちゃんねっと〜よろず販売〜(オンラインショップ)でも購入可能。




ようきた洞、恒例のLEDライトアップ(2013/11/26 静岡新聞より入手)
洞窟内にイルミネーション 引佐の竜ヶ岩洞

 浜松市北区引佐町の観光鍾乳洞「竜ヶ岩洞」に、洞窟内を飾るイルミネーション「電飾土蛍」がお目見えした。地底に広がる華やかな光の世界を昼間から楽しむことができる。
 イルミネーションを設けたのは、夏場は天然冷風浴・足水施設として利用される地下6メートルの洞窟「ようきた洞」。長さ25メートルの洞窟内に約1万3000個のLED(発光ダイオード)電球をちりばめた。ニュージーランドに生息する土蛍をイメージした青い光が白い石灰岩を照らして、神秘的な空間を演出している。
 来年3月3日まで無料公開。午前9時〜午後6時。問い合わせは竜ヶ岩洞(電053−543−0108)へ。

竜ヶ岩洞ウェブサイト




写真集「GAMA CAVES」発行(2013/11/22 入手)
 沖縄の洞窟"ガマ"の写真集「GAMA CAVES」が発行された。
 撮影はオサム・ジェームス・中川。戦跡でもある沖縄の洞窟を、洞窟壁画のような色合いで撮影している。洞窟の資料性はかなり低い。
 株式会社赤々舎発行。247×370oサイズ88ページ。カラー。定価5,400円(税込)。11月22日発売。
 購入は赤々舎ウェブサイト、またはオンラインストアAmazon.co.jpにて。




龍泉洞、地底湖の無人探査機開発へ(2013/11/15 レスポンスより入手)
芝浦工大、板橋の中小企業と共同で龍泉洞の無人探査機開発へ

 龍泉洞は岩手県岩泉町にある鍾乳洞で、「日本三大鍾乳洞」の一つとして知られている。そこには地底湖があり、まだ人が踏み入れたことがない未知の世界となっている。その探索を芝浦工業大学が中心になった無人探査機プロジェクトで進められている。
 2009年にダイバーによる潜水調査を行ったが、水温9度、最深部が70mもあり、おまけに地形が複雑とあって、非常にリスクが高く、なかなか思うように進まなかった。そのため、ダイバーが芝浦工業大学でロボット工学が専門の足立吉隆教授に相談。無人探査機を使って地底湖を調べることになった。
 しかし、それをつくるとなると、高い技術力が必要だ。しかも、予算はあまりない。そんな話を聞いて立ち上がったのがイタテックだ。板橋区の有志が共同で結成した共同受注グループで、専門の技術を持った6社が手分けをして製作することになった。もちろん、ほとんど手弁当。
 今年5月にはおおかた完成し、テストを行った。その特徴は全長1m弱、重量約15kgと小型で、水中では電波が届かないため、遠隔操作を有線で行うようになっている。しかし、実際に地底湖を進ませてみると、GPSが利用できないため、水中での位置がわからない。狭い洞窟内では超音波による距離測定が難しい。水路が途切れて、陸路を移動しなければならない。そのほかにもさまざまな課題が見つかった。
 現在、その課題を克服すべく改良を行っており、「来年にはいろいろな検査機器を搭載し、水陸両用のものを完成させたい」と芝浦工大の関係者は今後の予定を話す。また、このプロジェクトを応援してくれる企業を募集しているそうで、お金の提供はもちろんのこと、現物提供も大歓迎とのことだ。




石垣島の沈水カルスト、岡山大学教授が学術講演会(2013/11/13 八重山毎日新聞より入手)
名蔵湾に大規模な沈水カルスト 岡山大の菅教授が報告

 石垣市名蔵湾内の沈水カルスト地形を研究している岡山大学大学院教育学研究科の菅浩伸教授による学術講演会(アンパルの自然を守る会主催)が10日夜、市健康福祉センターで開かれ、市民多数が参加した。
 沈水カルストは、石灰岩など岩石でできた地表が雨水などに浸食され、その後、気候変動による海面上昇で海底に沈んだ地形。
 菅教授らの研究グループは2011年11月、名蔵湾中央部で超音波による海底地形の三次元調査を行い、海底に沈水ドリーネ(洞窟・窪地)群や円錐丘、氷河期に発達した河川跡など大規模な石灰岩地形が沈んでいるのを見つけた。11月からボーリング調査を行うため来島している。
 菅教授は図や写真でこれまでの研究成果を紹介。カルスト地形を作っている石灰岩については「謎の一言に尽きる。これから調査を進めていく中で明らかになっていくと思う」などと述べた。参加者はメモを取ったり、質問したりしながら、菅教授の話に聞き入っていた。





海蝕洞:地獄のカマ、清掃活動を実施(2013/11/5 紀伊民報より入手)
「地獄のカマ」を清掃 ジオサイト活用目指し 串本

 熊野古道大辺路刈り開き隊、南紀熊野ジオパーク推進協議会、和歌山県、串本町は2日、同町須江にある大規模な縦穴「地獄のカマ」で清掃活動をした。地質や地形を観光などに生かせるかを探る県の南紀熊野ジオパーク活動調査研究事業の一環として行ったもので、主催団体からとボランティアの高校生らの計27人が参加。深さ約40メートルの穴から、ごみを引き上げた。
 地獄のカマは、上部の直径が70〜80メートルほどとみられるすり鉢状の穴で、底が海岸とつながっている。地元の住民でも知る人は少ないという。
 投棄されたとみられるごみや流木などが大量にあることから、刈り開き隊の上野一夫代表(65)らが県や町の担当職員と8月に調査。県などが、地質や地形を保全し観光や教育に活用する自然公園「世界ジオパーク」に紀南地方が認定されることを目指していることから、その候補地となるかを検討することにした。
 この日は二手に分かれて作業。上野代表ら5人は、同町須江の白野港から渡船と小型ボートで地獄のカマの底の海岸に渡った。残りの参加者は、上野代表らが袋に詰めたごみを穴の上からロープと滑車を使って引っ張り上げた。高校生はごみを一輪車で運び分別した。
 上野代表によると、底はごみや流木で足の踏み場もない状態で、落石に細心の注意を払いながら作業をした。
 引き上げたごみは、肥料袋や空き缶、鉄くず、発泡スチロール、プラスチック類、ビニールハウスの骨組み、野球のボール、電子レンジ、ストーブ、便座、浮きなどさまざま。50リットル入りの袋に燃えるごみ44袋、資源ごみ18袋、埋め立てごみ4袋あったほか、分別が難しい物もあった。流木もごみと同じくらいあった。
 この日の作業で、穴の底にあったごみの8〜9割を回収した。流木は小さいものは燃やし、大きいものは穴の隅の方に集めておいた。
 串本古座高校の上中陽太君(3年)は「町内にこんな場所があるとは知らなかった」、同校の伊藤誠実教諭(42)は「地元に住んでいても意外に知らないことがある。生徒にはボランティア作業を通じ、地域を知り、好きになってもらうきっかけにもなるし、地元でのこういう作業の継承にもつながれば」と話した。
 上野代表は「海岸から約24メートルの洞窟を抜け、穴の底から見上げると、森と青空が見えて何とも不思議な雰囲気の空間だった。新たな観光ポイントとして、紀伊大島のウォークイベントに組み入れることができると思う。見違えるほどきれいになったが、まだ少しごみが残っているので、もう1回清掃したい」。県自然環境室の職員は「ジオサイトとして活用できるか、専門家に見てもらい学術的に判断してもらう。その上で使えるとなれば、上下どちらから見るのがいいかや、安全性などを考えていかなければならない」と話した。

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8/26 海蝕洞:地獄のカマ、ジオサイト活用に向けて調査





「月刊地球 2013年11月号」に鍾乳石特集が掲載(2013/11/1 入手)
 論文誌「月刊地球 2013年11月号(通巻410号)Vol.35,No.11」が発行され、総特集「鍾乳石からひとと自然の関わりを紐解く−U」が掲載された。掲載論文は以下の通り。
 ・平尾台石坂湧泉トゥファから読みとる核爆発と酸性雨の記録
  (栗崎弘輔・杉原真司・浦田健作・鮎沢潤・吉村和久)
 ・七釜鍾乳洞の石筍から明らかになった長崎県西海市中浦地区の数百年間の土地利用変遷
  (吉村和久・内田章太・栗崎弘輔・石原与四郎・原口聡・山中寿朗・能登征美)
 ・沖永良部産鍾乳石の同位体比組成に記録された10年規模の周期的な環境変動
  (山田努・馬淵しの・松田博貴・栗崎弘輔・吉村和久)
 ・鍾乳石から復元した沖縄本島の植生変遷
  (梶山祥太・岩下僚・栗崎弘輔・片桐千亜紀・藤田祐樹・山内平三郎・能登征美・吉村和久)
 ・鍾乳石に記録された南大東島の開拓史と植生変遷
  (松田博貴・佐藤祐也・栗崎弘輔・吉村和久)
 ・鍾乳洞滴下水からみる海風からの海塩除去に果たす防風林の機能
  (松田博貴・洲脇美智子・佐藤祐也・鹿島美香)
 海洋出版株式会社発行。A4サイズ54ページ。カラー。定価2,520円(税込)。11月1日発売。
 購入は海洋出版ウェブサイト、またはオンラインストアAmazon.co.jpにて。

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10/1 「月刊地球 2013年11月号」に鍾乳石特集が掲載





SARS様ウイルス、キクガシラコウモリから人へ直接感染と発表(2013/10/31 AFP通信より入手)
SARS様ウイルス、コウモリから人に直接感染 英科学誌

 10年前に中国を中心にアジアで800人近くが死亡したSARS(Severe Acute Respiratory Syndrome、重症急性呼吸器症候群)の原因となったSARSコロナウイルス(SARS-CoV)に似たSARS様コロナウイルス(SL-CoV)が動物を媒介せずにウイルス源のコウモリから直接、人に感染する確証を得たとする国際科学者チームの論文が30日、英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された。
 SARSを引き起こしたウイルスの起源は中国に生息するキクガシラコウモリと考えられている。だが、これまで、このコウモリから検出されたSARS様コロナウイルスの遺伝子からは、人の細胞に直接付着する能力が確認できなかった。
 SARS様コロナウイルスは中国の野生動物市場で売られているジャコウネコからも検出されていることから、ジャコウネコがコウモリから検出されたウイルスが人に感染可能な形態に変異する中間宿主になっていると考えられてきた。
 これに対し、論文の共同執筆者で米ニューヨーク(New York)を拠点にする国際環境NPO「エコヘルス・アライアンス(EcoHealth Alliance)」のピーター・ダスザック(Peter Daszak)氏はAFPのメール取材に、中間宿主は不要であることを論文の中で明らかにしていると述べ、チームは中国のキクガシラコウモリから検出したSARS様コロナウイルスに人の細胞受容体(レセプター)への接着能力があることを発見したと説明した。
 論文の著者らは、現在もパンデミック(世界的大流行)を引き起こす可能性があるウイルスが中国のコウモリから検出されたものを含めて複数存在する中で、今回の発見は公衆衛生における感染対策の面で非常に大きな意味があると述べている。




白保竿根田原洞穴、人の頭骨発見(2013/10/30 八重山毎日新聞より入手)
上あごなど頭骨見つかる 白保竿根田原洞穴遺跡調査

 県立埋蔵文化財センターは7日から石垣市白保竿根田原洞穴遺跡で本年度の発掘調査を行っており、29日までに1万6000〜1万8000年前の層から人の頭骨が見つかった。これまでに頭部の左側や上あご、後頭部などが見つかっており、土に埋もれた部分から口や鼻など頭の前面の骨を発掘することができれば、当時の石垣島でどのような顔をした人が暮らしていたのかを知る手掛かりが得られるものとして注目されそうだ。
 今回頭骨が見つかった層の年代は、港川人の約1万7000年前と重なっており、調査に参加している琉球大学医学部の土肥直美非常勤講師は「比較資料として興味深い」としている。
 2012年度から3年間実施している重要遺跡範囲確認調査。同遺跡の範囲や年代の確認も目的としているため、発掘は最小限に抑えて行っている。本年度は12月6日まで約2ヵ月実施する計画で、前年度までの調査で人骨や遺物が見つかっている場所を中心に発掘している。
 発掘は「グリッド」と呼ばれる2メートル四方の区域を単位にして実施。今回の発掘では、「VC」と名付けられた1万6000〜1万8000年前の層にあるG5グリッドから人の頭骨が見つかった。
 見つかった頭骨は、土の重みで割れているため、発掘によって露出した部分を見ると、後頭部の骨から上あごの骨まで30センチほど離れた状態で埋まっている。
 発掘した骨は、骨に含まれるたんぱく質などの有機成分が紫外線の影響を受けないようにするためにアルミホイルで包み、冷蔵保存。分析は、同センターや琉球大学、国立科学博物館、東京大学、県立博物館・美術館などが参加する共同研究として実施し、年代測定などの結果は、早ければ来年にも報告書にまとめることになっている。
 発掘ではまた、8500〜9500年前のI5グリッドVB層や1万6000〜1万8000年前のI6グリッドVC層からイノシシの骨や土器片、人骨が出ている。




iPhone「まいにちスペランカー」配信(2013/10/29 GAME Watchより入手)
Tozai Games、iOS「まいにちスペランカー」を配信

 Tozai Gamesは、iOSゲームアプリ「まいにちスペランカー」の配信を10月29日より開始した。価格は400円。追加コンテンツが100円。対応機種はiOS5.0以上のiPhone/iPad Touch/iPad。7月にauスマートパス版が配信済み。
 「スペランカー」は 1983年に米国で生まれ、その後数々のゲームプラットフォームで発売された、洞窟探険をテーマにしたアクションゲーム。「まいにちスペランカー」では、1985年に発売されたファミリーコンピュータ版を完全再現しつつ、基本操作をスマートフォン向けに最適化したほか、初心者向け機能としてスペランカー初の「コンティニュー」機能やロープからずり落ちない「ロープアシスト」機能を搭載。
 追加コンテンツを購入することにより、新マップ「エピソード2:もうひとつの炭鉱の奥に」、「エピソード3:新たなる挑戦」がプレイできる。新マップは順次追加を予定。

「まいにちスペランカー」公式ウェブサイト




熱帯カルストツアーが評判に(2013/10/28 琉球新報より入手)
カルストツアー評判に 八重瀬「具志頭・多々名城地溝帯」

 八重瀬町玻名城から長毛の一帯は、大小無数のフィッシャー(岩の割れ目)が連なる全国でも珍しい地形となっている。この地形は「具志頭・多々名城地溝帯」と呼ばれ、南北に約3キロ広がる。最北には1万8000年前の化石人骨「港川人」が発掘された港川フィッシャー(町長毛)があり、歴史的にも意義深い。中でも玻名城の多々名城跡周辺の密林が、一帯の特徴的な地形を特に表しているポイントだ。この密林は2012年から「熱帯カルストツアー」として一般公開されており、参加者から評判を呼んでいる。
 09年、NPO法人沖縄鍾乳洞協会の理事長を務める山内平三郎さん(66)=町宜次=が町から依頼を受けて密林を調査し、一帯の地形を発見した。国内で約1500にも及ぶ洞窟を探検・調査してきた山内さんだが、「このような地形は全国どこにもない」と驚きを隠せなかったという。
 密林のフィッシャーで最も規模が大きいのは、幅5メートル、長さ50メートル、深さ15メートルあり、まるで峡谷のようだ。ツアーでは、このフィッシャーの間や狭いガマをくぐり抜ける。大小無数のフィッシャーは戦時中、旧日本軍の陣地壕として使用されており、今も靴や食器など多数の遺品が散乱する。
 山中には、28億年前の地球で生まれたラン藻類「シアノバクテリア」が付着した石灰岩も見ることができる。当時、地球は二酸化炭素に覆われていたが、シアノバクテリアの光合成によって酸素が供給され、人類を含む無数の生物の誕生に至った。
 今では地球は酸素に覆われているため、シアノバクテリアの活動域は少なくなった。山内さんは「地球の誕生までさかのぼる壮大な歴史が垣間見える」と強調する。
 ツアーを体験した山崎千暖さん(25)=同町=は「豊かな自然だけでなく、戦争の跡も見ることができて驚きの連続だった」と感想を述べた。ツアーの参加は有料。問い合わせは山内さんTEL090−1517−2027。




「スペイン北部の旧石器洞窟壁画 図録集(下) アストゥリアス・バスク篇」発行(2013/10/25 入手)
 デジタル・コンテンツ制作会社のテクネより、「スペイン北部の旧石器洞窟壁画」シリーズ第3弾のオンデマンド出版が開始された。
 第3弾は「図録集(下) アストゥリアス・バスク篇」。エカイン、ティト・ブスティージョ、ピンダル、アレナサなどアストゥリアス州ならびにバスク州の主要洞穴10ヶ所の壁画約300点の他に魚眼撮影を含む洞内景観、洞穴周辺景観の写真を多数収録、これに現地カンタブリア大学セサル・ゴンサーレス教授らの詳細な解説を付した。各洞穴については現地撮影を担当した深沢が概説篇を補うかたちで実際に入洞した際の印象を記した。
 シリーズは「スペイン北部の旧石器動産美術」が発行予定。
 セサル・ゴンサーレス・サインス、ロベルト・カチョ・トカ著。深沢武雄写真。吉川敦子訳。
 株式会社テクネ発行。四六判サイズ330ページ。モノクロ。定価3,166円(送料・税込)。10月25日発売。
 購入はオンラインストアAmazon.co.jpにて。

※関連記事
9/1 「スペイン北部の旧石器洞窟壁画 図録集(上) カンタブリア篇」発行
5/1 「スペイン北部の旧石器洞窟壁画 概説篇」発行





龍泉洞、台風26号の影響で閉洞(2013/10/23 岩手日報より入手)
大雨で増水、龍泉洞が閉洞 22日から1週間程度

 岩泉町の観光名所・龍泉洞は大雨による増水で通路が冠水するなどしたため、22日から閉洞した。期間は1週間ほどの見込み。

※10月26日より営業再開。4日間の閉洞となった。
龍泉洞ウェブサイト




「洞くつの世界大探検」発行(2013/10/21 入手)
 楽しい調べ学習シリーズ「洞くつの世界大探検 でき方・地形から生き物・歴史まで」が発行された。
 小学生向けに洞穴の不思議を紹介したもので、地質、生物、民俗などが豊富な写真と共にわかりやすく説明されており、大人でも楽しく読むことができる。なお、写真は秋吉台のものが大半を占めている。
 第1章 洞くつの地形をさぐろう
 第2章 洞くつにくらす生き物
 第3章 洞くつと石灰岩台地と人びとのくらし
 第4章 洞くつや台地の自然からの伝言
 観光洞くつ内の人工照明と自然の変化、ラムサール条約と秋吉台の地下水系、などのコラムも挿入されている。
 庫本正氏(日本洞窟学会会員)著。株式会社PHP研究所発行。A4サイズ63ページ。オールカラー。定価3,150円(税込)。10月21日発売。
 購入は書店ほか、PHP研究所ウェブサイト、オンラインストアAmazon.co.jpほかにて。




「極限世界の生き物図鑑」に洞内生物記事が掲載(2013/10/21 入手)
 楽しい調べ学習シリーズ「極限世界の生き物図鑑 砂漠・洞くつから深海まで」のテーマの一つとして「第5章 真っ暗な洞くつ」が掲載された。
 小学生向けに特殊環境の生き物を紹介したもので、洞内生物としてホライモリ、ケーブクレイフィッシュ、ブラインドケーブカラシン、キクガシラコウモリ、アブラヨタカ、ツチボタル(ヒカリキノコバエの幼虫)が掲載されている。大人にとっては情報量、内容ともに物足りない。45〜49ページ。
 長沼毅著。株式会社PHP研究所発行。A4サイズ63ページ。オールカラー。定価3,150円(税込)。10月21日発売。
 購入は書店ほか、PHP研究所ウェブサイト、オンラインストアAmazon.co.jpほかにて。




山口県美祢市が台湾との交流促進(2013/10/21 ネットアイビーニュースより入手)
山口県美祢市、台湾の交流活発化を図る

 山口県美祢市は、台湾との交流活発化に向け、様々な活動を進めていく方針だ。同市は、昨年7月に「美祢市台北観光・交流事務所」を開設。その際、村田弘司市長らは台湾を訪問し、台北世界貿易センター内において、中華民国対外貿易発展協会と共同で、開所式を行なった。また、市長らは、南投県の李県長(当時)、水里郷の江郷長(当時)らにも表敬訪問を行ない、各自治体との関係を深めた。
 山口県内の自治体で、海外に事務所を開設したのは美祢市が最初。また、日本全国を見ても、市が台湾に現地事務所を設けることも前例がなく、今年3月には、台湾との観光交流促進に貢献したとして、台北駐福岡経済文化弁事処から感謝状が贈られた。
 台湾からの観光客誘致を狙う美祢市の最大の観光地は、カルスト台地で知られる秋吉台大鍾乳洞の「秋芳洞」。さらには名水百選に選ばれた別府弁天地、動物公園のサファリランドといった景勝地も有名だ。
 秋吉台は日本最大のカルスト台地で、北東方向に約16km、北西方向に約6kmの広がりを持ち、台地上の総面積は5kuだ。東西2つの台地に分けられ、東側地域が凡そ特別天然記念物、国定公園に指定されている。秋芳洞は、秋吉台の地下100mから200m付近に位置する、日本では最大規模の鍾乳洞で、約1kmの観光路がある。特別天然記念物で、秋吉台国定公園に属している。共に、山口県や中国地方を代表する美しい景観を誇る。
 美祢市は、「台北観光・交流事務所」を台北市に開設したことで、事務所を拠点として、台湾のニーズを把握し、美祢市の魅力を発信。観光振興策を展開し、美祢市や山口県への観光客、交流人口の拡大につなげたい考えだ。また一方では、地元山口県の住民向けに台湾旅行を企画する計画も視野に入れている。市の関係者は、「山口県内の湯田温泉など、他の観光名所と合わせて美祢市にも訪れてほしい。今後は映像や紙媒体を使って、様々な形で美祢の魅力をPRしていきたい。台湾も観光資源が豊富だが、台湾の方々にも美祢市の味わいを体感していただければ」と話している。




龍泉洞、オリジナル商品が発売(2013/10/16 入手)
 岩手県下閉伊郡岩泉町の観光洞「龍泉洞」の関連商品3種が新発売となっていることがわかった。
 「手拭いタオル」は表がガーゼ、裏がタオルという手の込んだもの。デザインは地底湖の欄干が見える洞内に、15頭のウサギコウモリと20頭のコウモリ(種別不明)が配置されている。日本製。630円。
 「道の駅オリジナルマグネット」は岩泉町乙茂にある「道の駅いわいずみ」をデザインしたもの。龍泉洞への道路標識が描かれている。380円。他にストラップ、キーホルダー、リボンマグネットもあり。
 「龍泉洞じっ茶ばっ茶キーホルダー」は龍泉洞の水を使って仕上げた穀物ブレンド茶をキャラクター化したもの。爺婆が湯呑に引っ付いている。
 購入はチケット売り場裏「龍泉洞レストハウス売店」、龍泉洞向かい「龍泉洞観光会館」にて。




滝観洞まつりが開催(2013/10/8 東海新報より入手)
滝観洞まつり 秋の行楽を満喫、アトラクション多彩に

 住田町上有住の滝観洞観光センターが主催する「滝観洞まつり」は6日、同センターで開かれた。そばの大食い大会や地元団体によるアトラクションなど多彩な催しが繰り広げられ、世代を超えた観光客らが秋の行楽を満喫した。
 滝観洞は、長い時間をかけて自然がつくりだした鍾乳洞。洞口から約880メートルの地点には落差29メートルの「天の岩戸の滝」があり、洞内の滝としては日本一を誇る。同まつりは、秋の観光シーズンに合わせて開かれた。
 この日は時折小雨もぱらつく曇り空となったが、会場には各地から観光客らが来場。入洞者先着100人には抽選券が配られ、当たった人には新米がプレゼントされた。
 イベントは特別企画の滝観洞名物「滝流しそば大食い大会」からスタート。子ども(小学生以下)と大人の2部門が設けられ、10分間で何杯(子どもは大人の半量で1杯)の滝流しそばを食べられるかを競い合った。
 子どもの部には8人、大人の部には14人が出場。スタートに合わせ、選手らのもとにはそばが流され、大人も子どもも口いっぱいにほおばった。結果、子どもの部は5杯、大人の部は6杯をたいらげた参加者が優勝した。
 子どもの部で頂点を制した奥州市の小学4年生・佐藤空愛(あくあ)さんは「そばをこんなに食べたのは初めて。優勝できてうれしい」と話し、笑顔を見せていた。
 アトラクションでは、地元の団体が活躍。五葉山火縄銃鉄砲隊伝承会が迫力たっぷりの大演武を繰り広げたほか、五葉よさこいクラブと月山よさこい鹿は息の合ったよさこいを披露。鳴瀬太鼓の演奏、クライマックスのもちまきも好評だった。
 屋台も設けられ、鶏ハラミをはじめ、川魚の塩焼き、菓子、新鮮な地元野菜などを販売。ジンギスカン焼きは特別価格で提供したほか、先着200人の来場者には住田産「ありすポークの豚汁」も振る舞われ、観光客らは見て食べて楽しいひとときを過ごしていた。

滝観洞・白蓮洞ウェブサイト




「ジオパークを楽しむ本 日本列島ジオサイト地質百選」発行(2013/10/5 入手)
 ジオパークガイドブック「ジオパークを楽しむ本 日本列島ジオサイト地質百選」が発行された。
 本書は2007年に発行された「日本列島ジオサイト地質百選」を刷新したもの。日本各地のジオパークやジオサイトを取り上げ、そこで見られる地質の特徴やメカニズム等をカラー写真と地質図・景観写真を用いてわかりやすく解説してある。
 洞窟関連は「Part II.ジオサイトを楽しむ」として、「8.龍泉洞」「46.羅生門」「49.秋吉台・秋芳洞」「53.龍河洞」が1ページずつ取り上げられている。
 般社団法人全国地質調査業協会連合会・特定非営利活動法人地質情報整備活用機構・ジオ多様性研究会篇。株式会社オーム社発行。A5サイズ194ページ。オールカラー。定価2,940円(税込)。10月5日発売。
 購入は書店ほか、オーム社ウェブサイト、オンラインストアAmazon.co.jpほかにて。




第26回日本鍾乳洞サミットが開催(2013/10/5 読売新聞−地方版より入手)
鍾乳洞サミット「修学旅行誘致へPR」

 鍾乳洞観光のあり方を話し合う「第26回日本鍾乳洞サミット」が4日、田村市で開かれ、全国9市町村の関係者約60人が参加した。同市のあぶくま洞や岩手県岩泉町の龍泉洞は震災と原発事故の風評被害が続いており、特に減少している修学旅行の誘致に力を入れるため、安全性について正確な情報を発信するとの共同宣言を採択した。
 サミットは日本観光鍾乳洞協会の主催で、田村市での開催は8年ぶり。協会加盟の鍾乳洞ならどこでも割引料金で入場できるパスポートの発行や、鍾乳洞の魅力をPRする「鍾乳洞大使」の選定なども今後、検討していくことを決めた。サミットに先立ち、あぶくま洞の視察も行った。
 田村市によると、あぶくま洞は2010年度の入場者が約30万6000人だったのに対し、震災が起きた11年度は約5万3000人に激減。今年度は9月末現在で約14万1000人が訪れ、通年では18万人前後に達する見通しだ。ただ、県外の修学旅行は原発事故の影響を懸念する保護者の意向などから、ほとんど回復していない。
 あぶくま洞を管理する市滝根観光振興公社は「修学旅行はいったん行き先が決まると5年程度は変わらない。今後に向け、小中学校へのダイレクトメール発送などで安全性をPRしていく必要がある」としている。

※次回は長崎県西海市で開催予定。




スペランカー 不死身の勇者と王国の謎」発行(2013/10/5 入手)
 洞穴探検ゲームを題材にした小説「スペランカー 不死身の勇者と王国の謎」が出版された。
 「スペランカー」とは、ゲーム界の最弱キャラとして名高い主人公が洞穴最深部にある秘宝の山を目指すアクションゲーム。Tozai gamesの許諾を得て実現した。
 数々の秘境や洞穴を制覇してきた冒険家ジーン・フェロウズ。ドクターと呼ばれる彼の元に、ジャックという名の一人の青年が弟子入りを志願する。一度は断られたジャックであったが、ドクターの弟子ロバートや愛娘エマの口添えもあり、何とか弟子として認められるのであった。時は流れ、トレーニングに励みながら冒険をする日を待ち望むジャックのもとに、ロバートから幻の古代文明であるスペランカー文明の遺跡情報がもたらされる。現代をも凌ぐ科学力を有しながら も滅びたとされる古代スペランカー文明。ジャックたちはその謎を解くため遺跡に挑むのだが、そこはコウモリやゴースト、数々のトラップに満ち溢れた遺跡であった。ジャックたちは遺跡を攻略できるのか? 遺跡に遺された秘宝とは? そして、ジャックたちの恋の行方は?
 宮村優著。株式会社一二三書房発行。A6サイズ341ページ。定価819円(税込)。10月5日発売。  
 購入は書店ほか、桜ノ杜ぶっくすウェブサイト、オンラインストアAmazon.co.jpにて。





米国洞穴映画「ディセント ザ・ダークサイド」DVD発売(2013/10/2 入手)
 アメリカ映画「ディセント ザ・ダークサイド(原題:LIVING DARK THE STORY OF TED THE CAVER)」のDVDが10月2日に発売された。
 本作は洞穴を舞台にしたパニック・ホラー。邦題は似ているがイギリス映画「ディセント」とは縁も所縁もない。
 父親の葬儀で墓に来たテッドとブラッドは、地面が突然崩れ落ちて洞穴へと転落してしまう。そこは人が滞在していた形跡があり、洞壁には奥を覗けるような小さな穴が開いていた。テッドたちはハンマーやドリルを使ってディギング、やっとの思いでその穴を人ひとりが通り抜けられる大きさまで拡大した。そして、テッドたちがその中に潜り込んでいくと、突如、人間ではない"何か"の襲撃を受け、次々と命を奪われてゆくのだった……。
 監督は本作が処女作となるデヴィッド・ハント。出演はTV映画を中心に活躍するマシュー・アランほか。日本劇場未公開作品。
 2013年作品。本編98分。価格は4,300円(税込)。アメイジングD.C.より発売。
 購入はDVDショップほか、オンラインストアAmazon.co.jpほかにて。予告編はこちら




「月刊地球 2013年10月号」に鍾乳石特集が掲載(2013/10/1 入手)
 論文誌「月刊地球 2013年10月号(通巻409号)Vol.35,No.10」が発行され、総特集「鍾乳石からひとと自然の関わりを紐解く−T」が掲載された。掲載論文は以下の通り。
 ・鍾乳石からひとと自然の関わりを紐解く
  (吉村和久)
 ・山口県秋吉台の植生と土地利用の歴史
  (岡本透・藤川将之)
 ・石筍が語る山口県秋吉台の土地利用と植生の変遷
  (栗崎弘輔・中尾武史・冨田麻井・藤川将之・岡本透・能登征美・吉村和久)
 ・秋吉台長登銅山大切坑石筍に記録された硫化鉱製錬
  (吉村和久・池田善文・栗崎弘輔・岡本透・藤川将之・松田博貴・山田努)
 ・岩手県内間木洞の石筍に見られる年縞幅の変化とその要因
  (加藤大和・山田努・栗崎弘輔・吉村和久)
 ・土壌分析によって明らかになった岩手県内間木地域の植生変化と鍾乳石同位体記録
  (加藤大和・山田努・林原小都音・岡本透)
 海洋出版株式会社発行。A4サイズ52ページ。カラー。定価2,520円(税込)。10月1日発売。
 購入は海洋出版ウェブサイト、またはオンラインストアAmazon.co.jpにて。




「龍泉洞貯蔵山ぶどうワイン 宇霊羅」が好評(2013/9/26 三陸経済新聞より入手)
岩泉「龍泉洞 山ぶどうワイン」が人気 鍾乳洞の天然ワインセラーで貯蔵

 岩泉町の第3セクター、岩泉産業開発(岩泉町乙茂、TEL0194−22−4432)が、同町産のヤマブドウを使った「龍泉洞 山ぶどうワイン 宇霊羅(うれいら)」を8月上旬から販売し、贈答品として人気を集めている。
 普通のブドウに比べて渋みが少なく、柔らかい甘みと酸味がまろやかな口当たりが特徴。昨年、町内で収穫したヤマブドウを使用して製造された約4000本は、日本三大鍾乳洞の一つ「龍泉洞」(神成)の洞内で半年間貯蔵されたもの。年間を通して、気温が約9度で安定している洞内は、天然のワインセラーとして格好の貯蔵場所だという。今年3月から専用の木棚を設置して寝かせていた。製造したうちの100本は3年間寝かせ、プレミアムワインとして販売する予定。
 同品は8月上旬の発売から、主に観光客や帰省客のお土産品やお中元用の贈答品として、すでに2500本を出荷したという。
 岩泉産業開発の佐々木廣樹さんは「大地の力を感じさせるヤマブドウと、国の天然記念物である龍泉洞で造られたワイン。このワインを飲んで、岩泉の広大で豊かな自然を感じてほしい」と話す。
 価格は、720ミリリットル瓶で2,200円。同町の酒販店、道の駅、同社ECサイトで販売。

※商品にはシリアルナンバーが付いており、それによると2012年製造は3960本。通信販売は有限会社早野商店ウェブサイトにて可能。




竜ヶ岩洞、未探検部分を調査(2013/9/26 中日新聞より入手)
竜ヶ岩洞 神秘の未探索地へ

 ことしで開業30周年を迎えた浜松市北区引佐町の観光鍾乳洞「竜ヶ岩洞」。節目を記念して、観光客がいなくなった深夜に、まだ探索できていない箇所の調査と測量が行われた。鍾乳洞探索なんてめったにできない経験。2日間にわたった調査の初日、記者も同行して地底の神秘に触れた。
 今回調査したのは鍾乳洞観光の目玉である「黄金の大滝」の滝口の奥。竜ヶ岩洞の小野寺秀和支配人(60)によると、落差は約30メートルで、地底にある日本最大級の滝だが「年中枯れることのない水の源が分かっていない」という。
 調査は小野寺さんのほか、30周年を記念したドキュメンタリーを撮影している番組CM制作会社「クロオビプロジェクト」(同市中区鴨江)と静岡大探検部の学生ら計6人で実施。滝つぼから組み上げた高さ14メートルの足場が拠点になる。記者もヘルメットにかっぱ、腰には命綱を結び、小野寺さんに続いて足場のはしごを上った。
 覚悟はしていたものの、容赦なく水が全身に降り注ぐ。かっぱの隙間から水が染み込む。外はまだ残暑厳しいのに、寒い。滑る。「落ちたら終わりだ」と言い聞かせ、人が1人やっと通れる隙間を慎重に上った。
 足場の一番上に立つと、滝が間近に迫り、圧倒される。ライトに反射して怪しく光る岩肌など、普段目にできない世界が広がり、寒さからではない身震いを感じた。
 頂上からは、さらに8メートルのはしごが滝口に伸びている。30年前に一度だけ滝口の中に足を踏み入れた経験のある小野寺さんによると「入ってすぐにくぼ地があり左にカーブしていたが、先は分からない」。さすがに滝口までは危険で上らなかったが、足場横にも未調査の洞窟があり、中をうかがえた。
 全人類で3人目に足を踏み入れた学生は興奮気味。メガネが曇っているのも気にせず、周囲を食い入るように観察する学生の熱気が伝わり、シャッターを押す指に力が入った。
 調査後に小野寺さんは「水源を突き止めるのは難しいかもしれないが竜ヶ岩洞の資源や可能性を探りたい」と力を込め、「大滝以外にも未探索地の調査を年内に計画している」と話す。
 県西部有数の観光地として、地域を盛り上げてきた竜ヶ岩洞。地底には、さらなる魅力向上につながる可能性が眠っている。

竜ヶ岩洞ウェブサイト




秋吉台、日本ジオパーク落選(2013/9/25 朝日新聞−地方版より入手)
美祢市、厳しい初挑戦

 国内最大のカルスト台地・秋吉台など貴重な地質を持ち、今年初めてジオパークの認定を日本ジオパーク委員会に申請した美祢市。24日に委員会から届いた結果は「落選」だった。市は来年の再挑戦に意欲を見せるが、取り組みの抜本的な見直しが必要になりそうだ。
 午後5時半ごろ、美祢市世界ジオパーク推進室に、日本ジオパーク委員会から電話がかかってきた。「美祢を認定することはできません」。残念な結果報告に、村田弘司市長は肩を落とした。
 日本ジオパーク委員会がホームページで公開した審査結果によると、委員会は美祢市について、石灰岩、無煙炭、銅などの地下資源をそこに暮らす人々が利用してきた歴史を学べる点を評価した。だが、ジオパークの考え方が地域に浸透していない▽大学との連携ができていない▽拠点施設やウェブサイトなどの整備がなされていないと、厳しい指摘も並んだ。
 美祢市が「ジオパーク認定」を掲げて活動を始めたのは、2008年に美東町や秋芳町と合併した直後から。最終目的は世界ジオパークの認定を受けることだ。約6年をかけて準備を進め、ようやく今回初めて日本ジオパークに申請した。
 初挑戦の結果、日本ジオパークの認定ですら多くのハードルがあることが明確になった。村田市長は山口大との連携強化を図る考えを示し、「来年の認定を目指して頑張りたい」と、再挑戦する意向を示した。
 だが、委員会があげた課題の中で、最もクリアするのが難しいのが「地域への浸透」とみられる。
 秋芳洞の商店街で土産物屋を営む女性(79)は「ジオパークがどんなものなのか、ようわからん」と明言。別の店の女性(64)も「(認定されれば)規制がかかって、売れなくなるものもあるのではないかと不安だ」と語り、飲食店などを営む男性(39)は「市と連携して盛り上げたいという気持ちはあるが、市の思いが民間と共有できていないと思う」と指摘した。

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9/6  秋吉台、日本ジオパーク認定を目指しポロシャツ活動
4/20 秋吉台、日本ジオパークへ申請





四国カルスト、西予ジオパークとして日本ジオパーク認定(2013/9/25 読売新聞−地方版より入手)
「西予ジオパーク」認定 日本委員会

 日本ジオパーク委員会(尾池和夫委員長)は24日、西予市のカルスト台地やリアス式海岸など貴重な地形や地質を、県内初のジオパークとして認定した。四国では、世界ジオパークにも認定されている室戸ジオパーク(高知県室戸市)に続き2番目。吉報に三好幹二市長は「住民が西予の貴重な自然に関心をもち、認定に向けて取り組んだおかげ」と喜んでいた。25日に市役所で認定セレモニーを開く。
 ジオパークは地球や大地を意味する「ジオ」と公園の「パーク」を合わせた名称。珍しい地形や地質を活用した自然公園で、世界ジオパークネットワークが認める世界ジオパークと、国内で認定する日本ジオパークがある。
 西予市には、九州から関東まで続く断層帯「黒瀬川構造帯」が走り、黒瀬川流域では約4億年前のサンゴ類の化石などが見つかった。また、標高1400メートルに石灰岩が広がる四国カルストやブナの原生林、須崎海岸などの自然がある。
 2004年の5町合併で西予市となり、これらの自然が1市に収まったことから、市は12年、一帯が「四国西予ジオパーク」として認定されることを目指して、民間を交えた同ジオパーク推進協議会を設立。見どころを紹介するガイドの養成を行うなどして市民の機運を高め、今年4月に日本ジオパーク委員会に申請した。
 午後5時25分、市役所の市長応接室に同委員会から認定を知らせる電話が入ると、待機していた同推進協議会の会員らから大きな拍手がわき上がった。三好市長も「旧5町の住民が一つになった成果。観光や教育の施策につなげ、発展させたい。次は世界ジオパークを目指す」と話し、くす玉を割って祝った。
 市民も認定を喜んだ。同委員会の現地視察で説明役を担った福井美咲さん(29)は「貴重な自然を守りながら観光や地域振興に役立てたい」と話し、同市城川町川津南にある「穴神鍾乳洞」のガイドを務める恵美須明美さん(65)は「認定を目指して、市民が地元の宝を探して見直すきっかけになった」と喜んでいた。
 認定を受け、中村知事は「ジオパークは、地質構造から地域の歴史を学べる貴重な場所で、自然教育や観光誘客などを通じて地域の活性化に大きな効果が期待できる。今後とも市の取り組みを応援していく」との談話を発表した。

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4/20 四国カルスト、日本ジオパークへ申請





景清洞、延享4(1747)年の雨乞い壁書を発見(2013/9/24 読売新聞−地方版より入手)
景清洞雨乞いの記録か

 国の天然記念物に指定されている美祢市の鍾乳洞「景清洞」に、江戸時代の雨乞いとみられる記録が残されているのを、同市の元高校教諭蔵本隆博さん(64)が見つけた。研究成果を県内の地方史研究誌で発表した蔵本さんは「水が湧き出る洞内が雨乞いの地となった可能性を示す貴重な資料」と話している。
 県立高の校長も務めた蔵本さんは、国語の教諭時代から、ライフワークとして県内外の祭事や遺跡などを研究してきた。美祢市秋芳町秋吉出身で、幼い頃から景清洞を何度も訪れ洞内の文字に気づいていたが、「落書きと思っていた」という。
 何かの資料ではないかと思い始めたのは約3年前。秋吉台について学ぶ美祢高の生徒と一緒に、頻繁に洞内に入り、「雨請」「雨乞」などの文字のほかに、江戸時代の年号が記されていることから、当時の人が雨乞いの記録として残したものではないかと推測した。
 蔵本さんは、炭のようなもので書かれたこれらの文字を「壁書」と命名。「延享四年 卯七月五日 赤村上郷 八十八人 雨請ニ通」などと書かれた計28か所の壁書の解読を進めた。
 うち16か所で、▽「雨請」「雨乞」の文字▽「美祢郡赤村」など美祢郡の地名▽ほとんどが夏季に10〜88人の集団で入洞した記述 などが読み取れ、年号は干ばつの記録と一致した。
 こうした結果から、蔵本さんは16か所は雨乞いに関する記録と判断。今年6月に「山口県地方史研究」(山口県地方史学会発行、第109号)に論文を発表した。
 景清洞は、1962年に観光施設として開発されるまで、大量の土砂があり、途中から腹ばいで進むほど狭く、足元が見えないほど暗かった。蔵本さんは「雨乞いは水が湧き出る場所で行われたため、景清洞が雨乞いの地となった可能性がある。たいまつを頼りに狭くて暗い鍾乳洞に入るほど水不足が深刻だったのだろう」と推測する。
 壁書は、水で流れるなどして、字の判読が難しくなっているものもある。蔵本さんは「壁書は歴史の証人。観光の目玉にもなるので、しっかりと保存してほしい」と訴えている。

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6/16 「山口県地方史研究 第109号」に洞穴論文が掲載
※美祢市観光協会ウェブサイトカルスト・ドットコム(景清洞)





露国、洞窟で世界最古のダムを発見(2013/9/23 The Voice of Russiaより入手)
ロシア南部で世界最古の「ダム」が見つかる

【ロシア連邦発】
 ロシア地質学会の調査隊はクラスノダールのとある洞窟内にユニークな粘土の盛り土を発見した。新石器時代のダムであるという。洞窟内に浸入した水を溜めるためのものだと見られる。
 調査隊のリーダーを務めたヴャチェスラフ・イワノフ氏は語る。「土壌サンプルが採取され、ロシア科学アカデミーの地質学研究所が分析を行い、人の手で造られたものであるとの仮説を立証した」。年代も、一万年前のものと定められた。つまり、これは最古のダムであり、いま、人間の利水・治水の歴史は書き換えられることになる、ということだ。かつて最古のものとされたのは、エジプトはナイル河畔の、4500年前に構築されたものであった。
 今回の発見を受けて、クラスノダールのその洞窟は、いま「ダム洞窟」と名付けられた。
 「ダム洞窟」について、次の仮説が唱えられている。新石器時代後期、人々は、この地を狩猟の拠点として見初めた。とある洞窟に水の浸入を見とめ、その水を溜めることを思いついた。水を安全かつ利用しやすい場所に導き、溜める、ダムが構築された。それがこの「ダム洞窟」である。
 実は「ダム洞窟」の発見そのものは、30年前になされている。1980年代、この洞窟に、セラミックの容器が発見されていた。製陶用ろくろの発明以前のものだ。
 イワノフ調査隊長は語る。「今回発光ダイオードの非常に明るい探照灯とともに調査を行ったことで、かつて全く目立たなかったものも克明に照らし出され、全く新しい洞窟として調査を行い、重要な発見を遂げることが出来た」。




球泉洞、特別講座で高校生が水を採取(2013/9/19 熊本日日新聞より入手)
球泉洞の水、高校生が調査 東大の特別講座で

 鍾乳石やサンゴを使って過去の気候変動などを調べている東京大大気海洋研究所の横山祐典准教授(43)=熊本市出身=が19日、済々黌高、東稜高の生徒とともに調査のため球磨村の鍾乳洞「球泉洞」を訪れ、洞内の水を採取した。
 研究所が、研究内容に興味を持ってもらおうと18、19の両日、開いた特別講座。18日は横山准教授が両校で地球温暖化などについて話した。
 この日参加したのは両校の1、2年計約50人。球泉洞に入り、岩肌から流れ出る水をボトルに採取した。11月に両校の生徒計10人が千葉県柏市の研究所を訪問し、今回採取した水の成分などを分析する。
 球磨村総合運動公園内に露出、人吉盆地が湖だった時代(約260万年〜約90万年前)にできた人吉層も見学した。

球泉洞ウェブサイト




竜ヶ岩洞、開業30年(2013/9/17 静岡新聞より入手)
誘客策重ね開業30年 浜松・引佐の「竜ヶ岩洞」

 浜松市北区引佐町の観光鍾乳洞「竜ヶ岩洞」(戸田達也所長)が、開業30周年を迎えた。「観光洞窟は5年ほどで低迷することが多い」(業界関係者)と言われる中、あの手この手で誘客を図り、県西部有数の観光地として年間30万人近い来訪者を集める。年内には10年ぶりに洞内の探索を再開し、さらなる魅力アップにつなげようとしている。
 1983年のオープンから約10年は年間50万人以上が来場したが、バブル崩壊後に激減した。対策として新しい話題や付加価値の提供を目指し94年、当時国内にはなかった洞窟をテーマにした資料館を新設。2007年には洞窟内の冷気と冷水を利用した足水・冷風浴施設「ようきた洞」を設けた。
 鍾乳洞のある竜ヶ石山のハイキングコース整備など周辺住民と協力した取り組みも矢継ぎ早に打ち出してきた。小野寺秀和支配人(60)は「新しい見方や楽しみ方を持ってもらおうと取り組んできた」と振り返る。
 誘客策に加えて新東名高速道開通なども追い風となって近年は来場者数が増加し、12年は00年以来12年ぶりに28万人を超えた。奥浜名湖観光協会の山村敦志事務局長(55)は「地域の観光をけん引している」と30年の歩みを評価している。
 再開する探索では、進路をふさいでいた粘土などを取り除き、新たな空間の発見を目指す。公開コースの延長も検討する。戸田所長は「美しい自然を守り続けながら、観光施設として地域の魅力発信に努めたい」と意欲的だ。

 竜ヶ岩洞 約2億5000万年前の石灰岩の中に形成された全長約1000メートルの鍾乳洞。1981年に初代所長の故戸田貞雄さんが、かつて石灰石の採石場だった竜ヶ石山の探索を始め、小野寺支配人らが加わった。約400メートルが見学できる。

竜ヶ岩洞ウェブサイト




満奇洞、旅行サイトで高評価(2013/9/15 山陽新聞より入手)
新見・満奇洞の人気急上昇 猛暑、旅行サイトで高評価

 新見市南東部のカルスト台地にある鍾乳洞・満奇洞(同市豊永赤馬、県天然記念物)の人気が急上昇している。本年度、市内主要観光施設のゴールデンウィーク(GW)中の人出で初めてトップとなり、8月末までの入洞者は前年同期の約1.8倍と大幅増。記録的猛暑で納涼スポットとして注目されたことに加え、インターネット上での高評価が口コミで広がったとみられ、市も振興策に力を入れ始めた。
 満奇洞は、つららやカーテン状の多様な鍾乳石が見られ、"博物館"とも評される新見市有数の観光地。歌人与謝野晶子が「奇に満ちた洞」と詠んだことから命名された。
 昨年度、人出は新見千屋温泉いぶきの里(同市千屋花見)、井倉洞(同市草間)に次ぐ3番手だったが、本年度はGW中に首位に立ち、お盆前後(8月10〜18日)は前年同期比7割増。8月末現在で3万8859人(前年同期2万1399人)に上り、前年度の総入洞者(3万6676人)を既に超えた。一方、井倉洞では8月末までに4万人強と、前年同期に比べ微増にとどまった。
 市によると"躍進"の背景は猛暑に加え、大手出版社が運営する旅行情報サイトの効果が大きいという。同サイトの県内観光地ランキングでは昨夏から1位を維持。「起伏が少なく散策に程良い広さ、高速道へのアクセスの良さが満足感につながり、ネットで観光地を探す若者らの目に留まったのでは」と分析する。
 神秘的な雰囲気を高めるため、市は来年、LED照明の設置などを計画。満奇洞管理事務所は「紅葉が楽しめる時季になっても、この勢いが続いてほしい」と期待している。

岡山県新見市ウェブサイト(満奇洞)
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9/5  満奇洞、LED照明に切り替えへ
9/1  井倉洞と満奇洞、入洞者数好調
8/17 満奇洞、入洞者数好調





新石垣空港問題、小型コウモリに影響なし(2013/9/7 八重山毎日新聞より入手)
小型コウモリに影響なし 航空機騒音や振動

 第9回新石垣空港小型コウモリ類検討委員会(委員長・東清二琉球大学名誉教授)が6日午後、八重山合同庁舎2階大会議室であり、県が実施した2012年度モニタリング調査の結果を報告。航空機の離着陸に伴う騒音や振動による小型コウモリの挙動について「航空機の離着陸で変化はなかった」とした。
 コウモリの挙動調査は今年3月19、20日(午前7時〜正午頃)に洞窟2ヵ所で行われ、騒音レベルは洞窟内を流れる水の音や天井からの水滴の音が断続的にあり、ほぼ一定だったことから、航空機の離着陸に伴う騒音レベルの変化はなかったとしている。
 震動レベルでは、航空機の発着時にレベルの増加が見られたが、測定器の定量下限値の前後であったことから、小型コウモリ類への影響は小さいと考えられている。
 また、航空機運航前後におけるコウモリの羽ばたきや飛翔にも変化はほとんど見られなかった。
 コウモリの総個体数(出産・保育期)は、ヤエヤマコキクガシラコウモリが1568個体で、工事前の過年度調査(02〜06年度)の個体数(1262〜1751個体)と比較すると「経年変動の範囲内であったことから、工事前と同様な生息状況とみられる」とした。
 カグラコウモリの総個体数は232個体で、5洞窟のうち、C洞窟での生息は確認されなかった。リュウキュウユビナガコウモリの総個体数は140個体で、これまでの調査同様、A洞窟のみで確認された。
 コウモリの確認数の変動について委員からは「コウモリには冬眠期があるため、寒い場所を求めて移動していることが考えられる」「年ごとに気温の変化もあり、それも影響しているのではないか」との意見があった。

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3/5 新石垣空港問題、希少コウモリ2種が消滅の恐れ





秋吉台、日本ジオパーク認定を目指しポロシャツ活動(2013/9/6 毎日新聞−地方版より入手)
美祢市:ポロシャツで議会 赤・白・黒の3色、ジオパーク認定目指し 山口

 美祢市の9月定例市議会で、村田弘司市長ら市側と市議が、そろいのポロシャツを着て議事に臨んでいる。
 日本ジオパークへの認定を目指す活動の一環で、元々、市観光協会の市販品。赤、白、黒の3色があり、赤は銅、白は石灰岩、黒が石炭を表している。いずれも同市の地質資源だ。
 市によると、ジオパークは指定された地域の地形や景観だけでなく、文化・歴史も学べる場所を指す。市は国内最大級のカルスト台地として知られる秋吉台や秋芳洞、炭鉱跡などを柱に世界ジオパーク認定を目指し、2012年3月にジオパーク推進協議会を設置し、案内看板を立てたりガイド育成をするなど、認定に向けた環境整備に力を入れてきたという。
 世界ジオパークに認定されるには、まず日本ジオパークの認定を得たうえで日本ジオパーク委員会の推薦が必要という。
 日本ジオパークとなるかどうかは今月下旬にも分かる見込みで、関係者の関心は高まっている。

※美祢ジオパーク構想ポロシャツは3色(レッド・ホワイト・ブラック)、5サイズ(SS・S・M・L・LL・3L)で@2400円(税込)。美祢市観光協会ウェブサイトカルストドットコムから購入可能。
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4/20 秋吉台、日本ジオパークへ申請





満奇洞、LED照明に切り替えへ(2013/9/5 朝日新聞−地方版より入手)
人気の満奇洞にLEDを 岡山・新見市が予算案計上

 新見市は、観光客らに人気の鍾乳洞「満奇洞」(同市豊永赤馬)にLED照明を整備する。観光事業特別会計の補正予算案に事業費2600万円を計上した。
 洞内に現在ある白熱灯、蛍光灯などの明かりをLED照明に改修し、これまで照らされなかった部分も明るく見えるようにする。入洞者の少ない来年1〜2月に工事をする予定。石垣正夫市長は「多彩な光の演出で今後のさらなる集客につなげたい」と話す。
 満奇洞は県指定天然記念物で全長約450メートル。今年は猛暑の影響もあって4〜8月に昨年度(3万6676人)を上回る3万8859人が詰めかけている。

岡山県新見市ウェブサイト(満奇洞)




古川宇宙飛行士が宇宙環境模擬滞在訓練CAVESに参加と発表(2013/9/5 レスポンスより入手)
古川聡宇宙飛行士、イタリア・サルディーニャ島洞窟で実施する宇宙環境模擬滞在訓練に参加

 JAXA宇宙航空研究開発機構は、ESA欧州宇宙機関が実施するイタリア・サルディーニャ島の洞窟での国際宇宙ステーション長期滞在訓練『CAVES』に古川聡宇宙飛行士が参加する予定と発表した。
 CAVES(洞窟内を利用したチーム行動能力向上訓練)は、ESAが実施する国際宇宙ステーションでの長期滞在に向けた宇宙飛行士の集団訓練。ISS滞在の人数と同じ6人の宇宙飛行士を含む集団で、洞窟内で生活し地形調査や生物採取などのミッションを行う。
 訓練チームは、サルディーニャ島中部のジェンナルジェントゥ国立公園内にある洞窟に12日間ほど滞在する。洞窟内は複雑に入り組んでおり、気温はおよそ14度という。外と隔絶された環境で、常に安全に気を使いながらチームの結束を固め、プライバシーが確保できないなどの心理的ストレスにも耐えなくてはならない。限られた物資で生活し、指示された科学探査を行う。こうした生活が国際宇宙ステーションでの長期滞在の基礎訓練になるとしている。日本からは、2011年9月に金井宣茂宇宙飛行士、2012年9月に野口聡一宇宙飛行士がCAVES訓練に参加している。
 2013年9月15日から9月25日まで行われる訓練では、ESAよりパオロ・ネスポリ宇宙飛行士、カナダ宇宙機関よりジェレミー・ハンセン宇宙飛行士、NASAよりマイク・バラット、ジャック・フィッシャー宇宙飛行士、ロシアよりアレクセイ・オブチーニン宇宙飛行士、JAXAより古川聡宇宙飛行士の6人が参加する。

※ESAによる過去の動画はこちらへ CAVES 2012 debriefing CAVES 2011 mission accomplished: cave crew astronauts return to Earth




「スペイン北部の旧石器洞窟壁画 図録集(上) カンタブリア篇」発行(2013/9/1 入手)
 デジタル・コンテンツ制作会社のテクネより、「スペイン北部の旧石器洞窟壁画」シリーズ第2弾のオンデマンド出版が開始された。
 第2弾は「図録集(上) カンタブリア篇」。アルタミラやエル・カスティージョ、ラ・ガルマなどカンタブリア州の主要洞穴13ヶ所の壁画約400点の他に魚眼撮影を含む洞内景観、洞穴周辺景観の写真を多数収録。これに現地カンタブリア大学セサル・ゴンサーレス教授らの詳細な解説を付した。洞窟壁画の図録集としては資料性を重視し、普通は無視してしまうような些細な点や図形の痕跡もあえて収録。各洞穴については現地撮影を担当した深沢氏が概説篇を補うかたちで実際に入洞した際の印象を記してある。
 シリーズは「図説篇(下)」「スペイン北部の旧石器動産美術」が発行予定。
 セサル・ゴンサーレス・サインス、ロベルト・カチョ・トカ著。深沢武雄写真。吉川敦子訳。
 株式会社テクネ発行。四六判サイズ442ページ。モノクロ。定価3,969円(送料・税込)。9月1日発売。
 購入はオンラインストアAmazon.co.jpにて。

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5/1 「スペイン北部の旧石器洞窟壁画 概説篇」発行





井倉洞と満奇洞、入洞者数好調(2013/9/1 読売新聞−地方版より入手)
炎暑 総決算 明暗

 酷暑に見舞われた8月の県内。最高気温が35度以上となる「猛暑日」は、高梁市で観測史上最長の17日連続(6〜22日)、岡山市でも31日までに計11日記録し、岡山地方気象台が高温注意情報を19回出した。
 県北の観光地も涼を求める人々の人気を集めた。新見市の観光鍾乳洞・井倉洞と満奇洞は、内部の気温が年間を通じて14〜17度。お盆期間(8月10日〜18日)は、井倉洞に約1万7700人、満奇洞にも約1万2000人の観光客が訪れ、井倉洞が前年同期比で30%、満奇洞が71%増えた。
 同市商工観光課は「口コミに加え、猛暑のおかげで予想以上の伸び」と話す。
 岡山地方気象台によると、9月の県内は太平洋高気圧の勢力が弱まり、気圧の谷の接近が増える。このため、例年より曇りや雨が多くなり、気温はやや高めだが、暑さは和らぐという。

※一部抜粋
井倉洞ウェブサイト

岡山県新見市ウェブサイト(満奇洞)





海蝕洞:地獄のカマ、ジオサイト活用に向けて調査(2013/8/26 紀伊民報より入手)
大規模な縦穴「地獄のカマ」を調査 ジオサイトに活用へ

 熊野古道大辺路刈り開き隊(上野一夫代表)は22日、和歌山県串本町須江にある大規模な縦穴「地獄のカマ」を調査した。投棄されているごみを清掃した上で、地質や地形などの見どころ「ジオサイト」として生かしていきたいという。
 この場所には、2人の武士に追い詰められた男が斬り殺され、穴の底に転落したという伝説がある。地元の人でも知る人は少ないという。深さ30〜40メートル、直径70〜80メートルほどあるとみられ、底は海岸とつながっている。
 3年前、上野代表(65)が地元の人の案内でこの場所を訪ね、観光名所の一つとして使えないかと見学ツアーを1回実施した。当時からごみが投棄されており、同隊で掃除をしたいと考えていた。県南部の地質名所を生かして観光や教育につなげる自然公園「ジオパーク」をつくろうという構想も出てきていることなどから、今回初めて穴の底を調査した。
 調査には、隊員4人に県と町のジオパークの担当職員1人ずつが同行した。上からは平面に見えていた底が、実際にはすり鉢状になっていることが分かった。底には流木の他、農作物の肥料袋や電化製品などが大量にあった。
 上野代表らは、不法投棄をしないように呼び掛ける看板の設置などを町に提案。県が募集している南紀熊野ジオパーク活動調査研究事業の共催団体に刈り開き隊が応募し、清掃活動のための補助を受けたい考え。その上で清掃方法なども検討していくという。
 上野代表は「地質の調査ができていない場所なので、専門家に見てもらえるように県に要望を出している。魅力があり珍しい場所なので、きれいにし、ジオサイトとして有効的に生かしたい」と話している。




質志鍾乳洞、入洞者数好調(2013/8/26 京都新聞より入手)
質志鍾乳洞への観光客増加、4ヵ月で1万5000人

 京都府内唯一の鍾乳洞、質志鐘乳洞公園(京丹波町質志)で観光客が大幅に増えている。4月から4ヵ月余りで来園者合計は1万5000人近くと、昨年1年分に匹敵する勢い。洞内は気温12度前後とあって、関係者は「猛暑の影響で、涼を求める人が多いよう」と喜ぶ。
 質志鍾乳洞は1993年に開園。ピーク時の1996年には年間3万4000人が訪れていたが、近年は減少が続き、昨年は1万6000人にとどまった。
 今年は春先から客足が戻り、例年の2倍になる月もある。かき入れ時の今月10〜18日は昨年より1700人多い4800人が訪れ、鍾乳洞内が混雑したほど。管理する同公園協力会の北野秀治会長(71)は「ガソリンの高騰もあり、客は減ると思っていたが、予想外の人出」と驚く。
 PRなどを担う町産業振興課は「今年は暑さが長く続き、クールスポットとしてメディアで取り上げられる機会も多く、近畿都市部からの客が増えているようだ」と分析。「天気頼りにならないよう、リピーターを増やしたい」と話す。

京丹波町観光協会ウェブサイト(質志鍾乳洞)




ピンザアブ洞穴、史跡めぐりが開催(2013/8/25 宮古毎日新聞より入手)
地域の歴史、後世へ 上野地域づくり協

 博愛の里上野地域づくり協議会主催の史跡・戦跡巡りが24日、上野地区を中心に行われた。子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の35人が参加し、地域に残る貴重な史跡と戦跡を散策して歴史認識を深めた。
 同協議会として史跡巡りを行うのは初めて。旧上野村時代は村教育委員会主催で実施されていたが、合併後は途絶えていた。「宮古島の史実と、戦争の歴史を後世に伝える」(野原勝也会長)ために同協議会内で議論し、初開催に至った。
 参加者は主に上野地域の親子だが、一部平良在住の市民からの参加希望にも応えた。一行はピンザアブ洞穴、大嶽城跡、野原の霊石、旧日本軍陸軍中飛行場戦闘指揮所、ティマカ城跡、ドイツ商船遭難の地記念碑などを回った。
 ピンザアブ洞穴では、2万年前の旧石器人の化石をはじめ、シカ類、ヤマネコ類など、現在は宮古島に生息していない生物の化石が発掘されたことを学習。講師を務めた佐渡山安公さんは「この化石は、昔は大型の生物が生きていける環境が宮古島にあったことの証明になる。宮古島の生い立ちも分かってくる貴重な遺跡です」と説明した。
 上野小5年の小禄琉空斗君は「普通の洞窟と思っていたけど説明を聞いていろいろ驚いた。今は宮古にいない動物の化石がたくさん出ていることなどとても勉強になった」と話した。

※一部抜粋





関ヶ原鍾乳洞、入洞者数好調(2013/8/24 岐阜新聞より入手)
「天然クーラー」ひんやり 関ヶ原鍾乳洞、猛暑でにぎわう

 連日の猛暑の影響で、不破郡関ヶ原町玉の関ヶ原鍾乳洞では、涼を求める県内外の家族連れでにぎわっている。10日から18日までのお盆の来場者数は、例年より約4割増の約1万人と大幅に増加。お盆以降も勢いが衰えることなく盛況だ。
 洞内の温度は約15度で「天然のクーラー」。鍾乳洞を運営する玉観光(同町玉)の児玉清樹社長(55)は「厳しい暑さで、近年では一番の人出。お盆を過ぎても例年以上の人が訪れている」とうれしい悲鳴。
 鍾乳洞は全長518メートルで、内部には約2メートルの巨大な鍾乳石や、「巨人の足」と呼ばれる石などがある。家族連れらは、自然の造形美を眺めながら、通り過ぎるときのひんやりとした風を肌で感じ、心地よさそうな表情を浮かべていた。
 家族で遊びに来た天野聡さん(39)=滋賀県近江八幡市=は「とても涼しく、一度入ると外に出たくない」と話していた。

関ヶ原鍾乳洞ウェブサイト




河内の風穴、入洞者数好調(2013/8/20 読売新聞−地方版より入手)
涼求め探検 多賀の「河内の風穴」が人気

 滋賀県多賀町の洞窟「河内の風穴」が人気だ。連日の猛暑から、涼を求める観光客らでにぎわっている。
 総延長約10キロに及ぶ国内有数の鍾乳洞。一年を通して12度前後に保たれ、外気との温度差は約20度。高さ約1メートルの入り口を抜けると、ひんやりとした冷気が漂う。週末には1日約600人が訪れるという。
 滋賀県湖南市の小学3年の女児(8)は「涼しい風で汗が一瞬で引いた。テーマパークみたいに人が多くてびっくりしました」と笑顔を見せていた。
 問い合わせは河内風穴観光協会(0749−48−0552)。

公益社団法人びわこビジターズビューローウェブサイト(河内の風穴)




大滝鍾乳洞、入洞者数好調(2013/8/20 読売新聞−地方版より入手)
涼しく探検気分

 岐阜県郡上市八幡町の大滝鍾乳洞が涼を求める人たちの人気を集めている。同鍾乳洞は、古生代の石灰岩層にできた断層が、地下水によって削られて作られ、総延長2キロメートルのうち700メートルが公開されている。内部の平均気温は14度で、大小の鍾乳石や落差30メートルもの地 底滝がある。
 今年のお盆期間中は昨年より約6700人多い2万人以上が訪れ、19日も大勢の人でにぎわった。名古屋市名東区から友人と来た飲食店勤務、須網唯さん(24)は、「想像よりずっと涼しかった。見事な鍾乳石もあり、地球の歴史を感じながら探検気分も味わえました」と満足そうだった。

大滝鍾乳洞ウェブサイト




鳴沢氷穴、入洞者数好調(2013/8/20 朝日新聞より入手)
富士の洞窟、気温3度の別天地 山梨・鳴沢氷穴

 山梨県鳴沢村の鳴沢氷穴が、涼を求める観光客でにぎわっている。
 富士山麓の代表的な溶岩洞窟の一つ。平均気温は約3度と低く、うだるような暑さが続く地上の世界とは別天地だ。ブロック状に積み上げられた氷の壁は、天然の冷蔵庫として使われていた時代の様子を再現したものという。

天然記念物富岳風穴・鳴沢氷穴ウェブサイト(鳴沢氷穴)




比国、スマギン洞で観光客が一時幽閉(2013/8/19 時事通信より入手)
邦人13人、洞窟に一時閉じ込め 台風で水かさ増す フィリピン・ルソン島

【フィリピン共和国・マニラ首都圏マニラ発】
 フィリピンのメディアや在フィリピン日本大使館によると、ルソン島マウンテンプロビンス州サガダで18日、台風で水かさの増した洞窟内に日本人13人を含む観光客ら約30人が一時閉じ込められた。日本人は全員救出されたが、まだ閉じ込められている人がいるもようだ。
 救出された観光客の健康状態は良好という。地元メディアによれば、観光客が閉じ込められたのはスマギン洞窟という鍾乳洞。美しい石灰岩で観光客の人気が高いという。

※スマギン洞窟(Sumaguing Cave/Big cave)は自然状態のままのガイド式観光洞。




満奇洞、入洞者数好調(2013/8/17 NHKニースより入手)
岡山 涼求めて鍾乳洞にぎわう

 厳しい暑さが続くなか、岡山県新見市の鍾乳洞「満奇洞」では涼を求める大勢の観光客でにぎわいました。
 岡山県の天然記念物にもなっている新見市豊永の「満奇洞」は、全長400メートルの鍾乳洞で、1年を通じて温度が13度から14度に保たれ、中に入ると、ひんやりとした冷気に包まれます。
 厳しい暑さが続くなか、「満奇洞」にはひとときの涼を求めて、県内をはじめ関西などから大勢の観光客が訪れ、天井から垂れ下がる鍾乳石や鍾乳洞の中に出来た池など自然の造形美を楽しんでいました。
 管理事務所によりますと、お盆休み中の今月14日から16日までに去年のおよそ2倍の5100人余りが訪れたということです。
 香川県から訪れた男性は「涼しくて外の暑さを忘れるようです。いい避暑が出来ました」と話していました。
 また、満奇洞管理事務所の國廣眞由美さんは「体にも優しい天然クーラーなのでぜひ皆さんお越しください」と話していました。
 「満奇洞」では今月25日午後1時から鍾乳洞の中でオカリナコンサートが開かれることになっています。

岡山県新見市ウェブサイト(満奇洞)




滝観洞、入洞者数好調 焼肉祭も開催(2013/8/15 東海新報より入手)
にぎわい見せる滝観洞 16日まで「焼肉祭」も開催

 住田町上有住の「滝観洞」には、盆休みを迎えた多くの観光客や帰省客が来場し、にぎわいを見せている。14日には、ジンギスカン焼きを特別価格で提供するなどのイベント「焼肉祭」もスタート。来場者らはヒンヤリとした洞内の探検や食事、川遊びなどを楽しみ、夏のひとときを満喫している。焼肉祭は16日まで。
 滝観洞は長い年月をかけて自然がつくりだした鍾乳洞で、同町が誇る観光地の一つ。洞口から約880メートル地点には、洞内の滝としては日本一という落差29メートルの「天の岩戸の滝」がある。平成23年の東日本大震災で被災したものの、復旧工事を経て昨年7月に再開した。
 洞内は常に気温10度前後とあって、暑さが増すこの季節には涼を求める観光客らでにぎわう。14日も午前中から多くの家族連れなどが来場し、さっそく洞内に出発。ヒンヤリとした空気に、「涼しい」「寒いね」などの歓声を上げながら数十分にわたる洞窟探検を満喫した。
 茨城県から訪れた川根尚久君(小学校4年)と麻依子さん(同1年)のきょうだいは、「洞窟探検は初めて。中にはいろんな岩があった。寒かったけど面白かった」と話し、笑顔を見せていた。
 この日は、滝観洞観光センターのイベント「焼肉祭」もスタート。特設テントでは、洞窟探検を楽しんだ客らが特別価格のジンギスカン焼きに舌鼓を打った。屋台コーナーにはイワナの塩焼きやフランクフルト、土産物などが並び、来場者の関心を集めていた。
 小学生以下を対象とした渓流釣り体験コーナーでは、無料でイワナ釣りやつかみ取りに挑戦。1人3匹まで持ち帰れるとあって、どの子も真剣な表情で臨み、見事魚を手にすると歓声を上げて喜んでいた。
 同センターを運営する住田観光開発梶i千田明雄社長)では「先週末から1日当たり200人余りの来場者があり、県外からのお客さんが多い。再開後の来場者数も徐々に増えており、今年ももう少し暑さが続いてくれれば」と話していた。
 焼肉祭の開催時間は、午前10時から午後3時。滝観洞名物の滝流しそばも提供する同センターは午前8時30分から午後4時30分まで営業しており、多くの来場を呼びかけている。
 問い合わせは同センター(TEL0198−48−2756)へ。

滝観洞・白蓮洞ウェブサイト




あぶくま洞、東日本大震災前の6割まで入洞者回復(2013/8/15 福島民報より入手)
猛暑避け「涼」の世界に あぶくま洞開業40周年

 連日の猛暑の中、開業40周年を迎えた福島県田村市滝根町のあぶくま洞は「涼」を求める観光客でにぎわっている。14日は今夏、最も多い約4000人が訪れた。
 洞窟内は年間を通じて気温15度前後で一定している。この日は首都圏など県外からも多くの人が詰め掛け、ひんやりとした洞内を散策した。
 あぶくま洞の入洞者は、東京電力福島第一原発事故前の6割程度にまで回復しつつある。24、25の両日は開業40周年記念事業としてグルメフェスティバルを催す。
 14日の県内は前日に続き高気圧に覆われ、各地で気温が上がった。福島市と石川町でともに34.6度の真夏日を記録した。

滝根町観光協会ウェブサイト(あぶくま洞)




飛騨大鍾乳洞、入洞者が過去10年で最多となる勢い(2013/8/15 岐阜新聞より入手)
県内酷暑、泣き笑い 農産物にも影響、観光地で明暗

 県内で、厳しい暑さが続いている。多治見市、岐阜市などは14日まで8日間連続で35度以上の猛暑日となり、立秋を過ぎても酷暑が和らぐ気配はない。8月に入ってからの熱中症の搬送者数が前年同期より2割以上多くなる中、暑さをしのぐグッズは売れ行きが好調だ。観光地は明暗が分かれ、家畜の夏バテなどで農産物にも影響が出ている。
 飛騨地域の涼しい観光地は客足が好調だ。高山市丹生川町の飛騨大鍾乳洞の入場者は、過去10年間で最多となる勢い。鍾乳洞は年中10度前後の"天然クーラー"で、職員の河合和美さん(63)は「外が暑いほど喜んでもらえる」と笑顔。日中も20度を下回る同市奥飛騨温泉郷の新穂高ロープウェイ西穂高口駅展望台(2156メートル)も早朝からにぎわう。

※一部抜粋
飛騨大鍾乳洞ウェブサイト





仏国、ペシュ・ド・ラゼ洞窟からネアンデルタール人の骨角器発見(2013/8/14 AFP通信より入手)
ネアンデルタール人の新たな道具発見、皮革加工に使用

【アメリカ合衆国ワシントンD.C.発】
 ネアンデルタール人が初期の現生人類ホモ・サピエンスよりも進んだ道具を持っていたことの初の証拠となり得る、皮革加工用の精巧な骨角器がフランスの洞窟で見つかった。研究者らが12日、発表した。
 米科学アカデミー紀要に12日発表された研究によると、フランス南西部で近接するペシュ・ド・ラゼ洞窟とアブリ・ペイロニ洞窟から、皮をなめすために使われた骨角器の破片4個が見つかった。シカの肋骨からできたなめらかなへりと丸い両端を持つ道具で、前後に動かして皮をなめし、しなやかさや光沢、耐水性などを与える。研究チームによれば、これと似た道具を現代の皮革加工職人も使うという。
 放射性炭素年代測定では約5万年前のものと判定されており、欧州で発見された骨角器としてはこれまでで最も古く、現生人類がネアンデルタール人に置き換わった約4万年前よりも前に使われていたことになる。
 ネアンデルタール人が石器を使うことはよく知られている。一方、石器よりも進んだ骨角器の使用は、現生人類によってネアンデルタール人にもたらされたと多くの考古学者たちは考えてきた。今回の発見はまだ決定的とはいえないが、ネアンデルタール人が自分たちで骨角器を作り出した可能性を示すもので、ネアンデルタール人と現生人類のどちらが皮革加工のために、いつごろから骨角器を使用していたのかについて、これまでとは違う見解が導かれる可能性がある。
 これまでにもネアンデルタール人の生息した場所から骨角器は見つかっているが、へら状の削器や端が鋸歯状のもの、手斧などだった。しかし、論文の主著者で独マックス・プランク進化人類学研究所のシャノン・マクファーロン氏は「ネアンデルタール人たちが骨の柔軟性を生かし、石器ではできなかった新しい形状を作っていた例だ」と述べている。
 現生人類が考えられたきたよりも早く欧州に到達し、ネアンデルタール人にこの技術を伝授した可能性も排除できないが、ネアンデルタール人以外の文化が存在していたことを示す道具などは見つかっていない。
 論文の共著者であるオランダ・ライデン大学のマリー・ソレッシ氏は、「ネアンデルタール人たちがこうした種類の骨角器を自分たちで作り出したのならば、現生人類はネアンデルタール人たちからその技術を獲得した可能性もある。現生人類が欧州に到達したときに持っていたのは先のとがった骨角器だけで、その後に皮をなめすための道具を作り始めたとすれば、ネアンデルタール人から私たちの直接の祖先への伝授を示す初めての証拠となり得る」と語っている。
 ネアンデルタール人は最長30万年間にわたって現在の欧州、中央アジア、中東などに生息していた。約4万年前に姿を消滅した理由については様々な説がある。




ジュンク堂書店にて洞窟フェア開催(2013/8/11 入手)
 ジュンク堂書店・池袋本店にて「洞窟フェア」が8月11日〜9月10日の日程で開催されている。
 会場は7階カウンター前で開かれており、通常販売をしているケイビングジャーナルをはじめ、コウモリや地質関係のものも含めて60点以上を販売。日本洞窟学会の協力のもと、絶版本や装備の展示も行っている。

ジュンク堂書店ウェブサイト




「週刊大衆 ミステリー増刊 戦慄」に洞窟記事が掲載(2013/8/9 入手)
 色・欲・スキャンダル路線の週刊誌「週刊大衆」の増刊号に「本当は恐ろしい霊峰・富士「呪われた人穴に決死の突入!」」が掲載された。
 紹介されているのは静岡県富士宮市に開口する溶岩洞「人穴」。心霊スポットとして取り上げられており、オウム真理教にまつわる噂話も掲載。一応、富士講や民間伝承、1203年の探検話も載っており、その他の記事のついでに眼を通しておく程度の姿勢が正解であろう。また、「姥穴」「龍宮洞穴」がほんの少しだけ紹介されている。3〜8ページ。
 株式会社双葉社発行。A4サイズ142ページ。定価500円(税込)。8月9日発売。
 購入は書店ほか、オンラインストアAmazon.co.jpにて。




千仏鍾乳洞、猛暑で人気(2013/8/3 毎日新聞−地方版より入手)
千仏鍾乳洞:涼求めにぎわう 気温16度ひんやり 北九州

 宮崎市で最高気温38.2度を記録するなど九州・山口地方は2日も猛暑が続いた。こうした中、北九州市小倉南区の平尾台にある千仏鍾乳洞は連日、涼を求める家族連れでにぎわい、訪れた人たちがきりりと冷えた地下水を楽しんでいる。
 最高気温30度を超える地上に対し、鍾乳洞は年間を通し気温16度、水温は14度。全長1200メートルで、途中ひざ丈までぬれ、低い天井は腰をかがめながら一本道を往復する。
 入場は有料で大人800円、高校生600円、中学生500円、小学生400円。未就学児は無料という。

千仏鍾乳洞ウェブサイト




「ケイビングジャーナル第48号」発刊(2013/8/1 入手)
 日本洞窟学会のケイビング情報誌「ケイビングジャーナル」の第48号が発刊された。A4サイズ42ページ。600円(税込/日本洞窟学会々員には送付)。内容は以下の通り。
 ・グラビア
 ・スペレオニュース
 ・イベントカレンダー
 ・第四回九州洞窟談話会 in 沖永良部島
 ・精進御穴洞窟群調査−NHK洞口取材
 ・精進御穴周辺の道−いわゆる行者道について
 ・フランス海外県レユニオン島の火山洞窟
 ・日本の観光洞−39(千仏鍾乳洞)
 ・フランス中部の洞窟−2(ロット地方の洞窟)
 ・洞窟書籍紹介
 ・プロジェクトボード
 ・編集部からのお知らせ
 日本洞窟学会会員以外の購読希望者は、ケイビングジャーナル編集部caving_journal@cj.dojin.comまで。定期購読年3冊分2700円も可能。ジュンク堂書店池袋本店、ODBOX 本店(上野)、カモシカスポーツ 山とスキーの店(高田馬場)、カモシカスポーツ 山の店・横浜店、竜ヶ岩洞(浜松)、まえちゃんねっと〜よろず販売〜(オンラインショップ)でも購入可能。




日本洞窟学会第38回大会の開催決定(2013/8/1)
 本年度の日本洞窟学会大会の概要が発表された。
 日程は11月16日(土)〜17日(日)。会場は東京都内。総会、学術講演会、評議員会、懇親会が予定されており、プレ及びポスト洞穴巡検の開催は未定。
 詳細は随時、日本洞窟学会ウェブサイトを参照のこと。




阿哲台、岩中3洞が入洞禁止解除(2013/8/1 産経新聞−地方版より入手)
「岩中3洞」の入洞禁止解除 岡山・新見市教委、活動限定で

 新見市教委が入洞を禁止していた同市草間岩中の鍾乳洞「岩中3洞」が、1日から限定入洞できる。
3洞はゴンボウゾネの穴、牛追い小屋の穴、本小屋の穴。
 同市教委は、調査研究を目的にした活動に限定して入洞を許可。入洞計画書を市教委にメールで提出する必要がある。探検や観光での入洞はできない。
 平成19年から同市内の鍾乳洞で事故が相次いだため、23年から入洞を禁止していた。
 また、20年に高知大の学生が行方不明になった同市豊永赤馬の日〇坂鍾乳穴(ひめさかかなちあな)は従来通り入洞禁止。
 問い合わせは同市教委生涯学習課(電話0867−72−6108)。

※〇は口ヘンに羊。
新見市ウェブサイト(市内鍾乳洞の入洞禁止措置解除について)
 (新見市内の鍾乳洞の入洞について)





五代松鍾乳洞、五代松モノレールが人気(2013/7/30 朝日新聞−地方版より入手)
鍾乳洞行き探検気分 奈良・ミニモノレール

 奈良県の山あいの天川村。五代松鍾乳洞へ向かうモノレールが、「探検している気分を味わえる」などとして、人気を集めている。定員4人、最大傾斜35度。全長180メートルの道のりを、岩と木々の間をすりぬけて進む。
 鍾乳洞は約80年前に見つかった。一帯を管理する地元の財産区が約10年前に設けた。モノレールの運行は1日15往復。
 地元で生まれ育った人は「自然を満喫できるスポット」と評する。

※五代松モノレールは設置当初は無料であったが、2011年4月1日より有料となっている。大人登り300円、下り200円。
洞川温泉観光協会ウェブサイト(五代松鍾乳洞)





チェコ、第16回国際洞窟学大会が開催(2013/7/28 入手)
 国際洞窟学連合(Union Internationale de Speleologie/UIS)の大会が7月21〜28日にかけて、チェコ共和国ブルノ市で開催された。
 国際洞窟学連合は1965年に結成されたスペレオジー(洞窟学)やケイビング(洞窟探検)の組織。本大会は4年に一度開催され、61ヶ国から1007名以上が参加。総会、講演、懇親会のほか、チェコやポーランド、スロヴェニアでのプレ・ポスト巡検などが行われた。また、次会長は韓国のKyung Sik Woo氏に決定した。
 日本からは東京スペレオクラブの男女4名、J.E.Tの男女3名が参加。
 次回は2017年にオーストラリア連邦シドニー市で開催予定。




「りらく 8月号」に洞窟記事が掲載(2013/7/28 入手)
 宮城県を中心とした地域密着の生活情報誌「りらく 2013年8号」の特集記事として、「ひんやりせらっくすの旅 鍾乳洞に遊ぶ」が掲載された。
 紹介されているのはいずれも観光洞で、岩手県岩泉町「龍泉洞」「龍泉洞新洞科学館」「安家洞」、同住田町「滝観洞」、福島県田村市「あぶくま洞」「入水鍾乳洞」の6洞。ケイバーとしては情報内容に新鮮味はないが、一般向けとしては比較的新しい探検情報や多くの写真が掲載されており、十二分な内容。情報誌らしく、周辺の商店や土産も紹介されている。東京スペレオクラブが東京スペリオクラブとなっているのはご愛嬌。13ページ。
 株式会社プランニング・オフィス社発行。A4サイズ132ページ。定価500円(税込)。7月28日発売。
 購入はりらくオンラインショップにて。




青龍窟、消防が救助訓練(2013/7/27 毎日新聞−地方版より入手)
救助訓練:「青龍窟でけが人」想定、消防が初 苅田/福岡

 平尾台の鍾乳洞「青龍窟」で今年2月、大学生が落石のため内部に閉じ込められた事故を教訓に、苅田町消防本部は26日、洞窟内で初の救助訓練を実施した。
 青龍窟は平尾台で最大規模の鍾乳洞で、観光地化されていないため、内部に照明はない。足元に水が流れる中、大きな岩が迷路のように入り組み、携帯電話もつながらない。苅田町は来月、青龍窟内で子供の体験学習が予定されていることもあり、訓練を決めた。
 参加者の一人が転倒して足を捻挫し、手にけがを負ったという想定で、担架を持った5人の救助隊員が暗い洞窟内に入った。隊員たちは「止まって」「頭ぶつかる」と声を掛け合いながら、けが人役の隊員を担架に乗せて洞窟の外に運び出した。
 遭難場所は入り口から12分の場所だが、救出後は3倍近い時間がかかった。柿本晋一消防司令補(44)は「もっと遠くの場所なら交代要員も考えなければならない。適切な救助法をさらに検討したい」と話した。

※関連記事
2/24 青龍窟で洞内幽閉事故





四国カルスト、ジオパーク視察が行われる(2013/7/26 読売新聞−地方版より入手)
ジオパーク認定へ 西予視察

 珍しい地形や地質を活用した自然公園・ジオパークの認定を目指している西予市内の滝や高原を25日、日本ジオパーク委員会の委員3人が視察した。認定を申請した、市や市民らでつくる「四国西予ジオパーク推進協議会」のメンバーらと意見交換も行い、委員の一人は地質の価値や住民の盛り上がりを評価した。日本ジオパーク認定の結果は、9月24日に発表される。
 現地視察は24日に始まり、委員3人が、ガイドの市民らの案内で、標高1400メートルに石灰岩が広がるカルスト台地、ブナの原生林、滝が連なる三滝渓谷などを視察。地質や植物の種類や分布を見ながら、言い伝えなどをガイドから聞いた。
 委員は市城川支所で同協議会メンバーらと意見交換。委員からは「貴重な黒瀬川構造帯を分かりやすく見せる必要がある」などと指摘があった。
 委員は報告書を委員会に提出する。中川和之委員は「市と住民の協力や住民の盛り上がりは評価できる。地質的にも貴重なものが多くある」と話した。




中国、透明なオタマジャクシ型魚類を発見(2013/7/16 新華経済より入手)
「透明なオタマジャクシ」みたいな魚、四川省の鍾乳洞に 中国

【中華人民共和国発】
 中国四川省長寧県の双河鎮にある鍾乳洞の中を流れる川に、大きいもので体長が11センチメートルほどの「透明なオタマジャクシ」のような魚がいた。中国新聞社が伝えた。
 付近住民によれば、この川には30匹以上生息しており、20センチほどのものもいる。光が差し込まない川のため、住む魚は少ないという。




「竜ヶ岩洞物語」加筆・再版(2013/7/11 静岡新聞より入手)
竜ヶ岩洞開発、漫画で 30年記念し再構成

 観光鍾乳洞「竜ヶ岩洞」(浜松市北区引佐町)は8月の開業30周年に合わせ、開発の歴史を漫画にした「竜ヶ岩洞物語」を出版した。
 「ガン太郎日記」などの作品で知られる漫画家の山本まさはるさんが描いて1986年に1万冊限定で発行し、絶版となっていた本を再構成した。
 81年に当時74歳だった初代所長の故戸田貞雄が山を掘り始めてから、83年の開業までの歩みを、貞雄の人となりを含めて13章に分けて紹介している。加筆した14章では、開業から30年間の取り組みをまとめた。
 開発に参加した小野寺秀和支配人(60)は「貞雄さんの情熱と、情熱に動かされた人々の奮闘が詰まった一冊」と紹介する。貞雄の孫に当たる戸田達也所長(54)は「(本は)老いても熱意があれば、思いは形になることを伝えている」と話した。
 500円。同施設の売店で販売している。




「パノラマ ふしぎ探検図鑑」に洞窟記事が掲載(2013/7/11 入手)
 巨大な建築物や不思議な大自然の中に入って探検気分を味わう図鑑「パノラマ ふしぎ探検図鑑」のテーマの一つとして「巨大洞窟 秋芳洞」が掲載された。また、小項目に「日本のおもな鍾乳洞」もある。120〜127ページ。
 成美堂出版株式会社発行。ABサイズ166ページ。定価1,995円(税込)。7月11日発売。
 購入は書店ほか、オンラインストアAmazon.co.jpほかにて。




あぶくま洞、福島民報の会員イベント開催(2013/7/7 福島民報より入手)
あぶくま洞見学 伝次郎クラブ会員イベント

 福島民報社の会員組織「みんぽう伝次郎クラブ」の平成25年度最初の会員イベント「あぶくま洞見学とラベンダー摘み取り体験」は6日、福島県田村市滝根町のあぶくま洞で催された。
 同施設は約8000万年前に形成されたという自然の造形美が見どころ。鍾乳石がつくり上げた神秘の地底空間が広がる。施設周辺にはラベンダー園が広がり、紫の花が来場者を迎えている。
 県内各地から約30人が参加した。福島民報社の戸井田淳地域交流室長兼読者センター長があいさつし、あぶくま洞の吉田雅弘管理事務所長が施設の概要などを語った。郡山市のハーブ研究家滝田勉さんがラベンダーの香りが生み出す効用やクラフト作りについて説明した。
 参加者は年間を通して気温約15度に保たれ、ひんやりとした洞内を散策。爽やかな風を感じながらラベンダー園で摘み取り体験やクラフト作りに挑戦した。
 参加した南相馬市の無職石井盛忠さん(75)は「東日本大震災以降、つらい経験をしてきたが、今日は柔らかな香りに包まれてとても癒やされた」、福島市の主婦本田あゆみさん(26)は「洞内が涼しくて気持ち良かった。また参加したい」と語った。




au「まいにちスペランカー」配信(2013/7/4 GAME Watchより入手)
auスマートパス向けに「まいにちスペランカー」が配信

 Tozai Gamesは、auスマートパス用洞窟探検アクション「まいにちスペランカー」の配信を7月4日より開始した。ダウンロード、利用料金は無料で、auスマートパスへの加入が必要(月額390円)。対応機種はAndroid 2.2以上を搭載したauスマートフォン。
 「まいにちスペランカー」は、洞窟探検をテーマとしたアクションゲーム「スペランカー」初となるスマートフォン用アプリ。「スペランカー」と「毎日スペランカー!」の2種類のゲームが楽しめるようになっており、「スペランカー」モードでは1985年発売のコンソール版を完全再現したものがプレイできる。
 「まいにちスペランカー」では、新マップ「エピソード2・もうひとつの炭鉱の奥に」を1日1回だけプレイできる。新マップについては、今後も順次追加予定。操作はバーチャルパッドを使って基本操作を最適化しているほか、「コンティニュー」機能や初心者に優しい「ロープアシスト」機能も搭載している。

「まいにちスペランカー」公式ウェブサイト




文仁親王同妃両殿下がポストイナ鍾乳洞を訪問(2013/7/1 入手)
 秋篠宮家の文仁親王同妃両殿下が6月19日〜30日にクロアチア、スロヴァキア、スロヴェニアを訪問した際、ポストイナ鍾乳洞(Postojnska Jama)を訪問していたことが分かった。
 ポストイナ鍾乳洞は、1213年に初入洞されたというヨーロッパ最古の観光洞。スロヴェニア最長の洞穴で、総延長20,570mは世界総延長第217位。トロッコ列車で一部を見学するのでも有名。洞内ではプロテウス(ホライモリ)も観察できる。




秋吉台、美祢市が観光振興条例(2013/6/29 日本経済新聞より入手)
秋吉台・秋芳洞じり貧 山口・美祢市が観光振興条例

 日本最大級のカルスト台地「秋吉台」や鍾乳洞の「秋芳洞」がある山口県美祢市が観光振興の強化に乗り出した。観光業者に観光客を温かく迎えることを求める条例も市議会で27日、可決された。特徴的な地形や地質を対象にした「日本ジオパーク」の認定も申請、かつてのにぎわいを取り戻そうとしている。
 「以前は努力しなくても全国から観光客が来ていた。人口減社会の中で何もしなければダメになる」。村田弘司市長は強い危機感を示す。
 秋吉台と、その地下にある秋芳洞といえばかつては国内観光の定番だった。しかし近年は観光客数が大きく落ち込んでいる。秋芳洞の入洞者数は山陽新幹線が開通した1975年度は197万人だったが、2010年度は56万人にまで減った。
 市総合観光部は「修学旅行などが減っている。見るだけの観光から旅行者が離れていることもある。洞窟は10年や20年では変わらないので、再訪に結びつきにくい」と分析する。現在、団体客は4割で個人客が6割を占めるという。
そこでリピート客を増やすとともに「滞在型観光地にしたい」(村田市長)と制定したのが観光振興条例だ。「観光立市をめざす、おもてなしのまち」の実現 を掲げ、市、市民、観光事業者の役割を定めている。
市民には生活環境や自然環境の向上に努めるとともに、旅行者に対して心のこもったおもてなしを求めた。夏にも市民向けおもてなし講座を始める予定だ。
 まずは市民に観光資源の魅力を知ってもらう必要があると、9月まで秋芳洞な ど市内の3つの鍾乳洞に市民は無料で入れるようにした。さらに一部の市職員の名刺はこれらの割り引き券として使えるよう、裏に「半額割引券」と印刷。職員が広報マンになるという。
 一方、観光客誘致の起爆剤になると期待するのがジオパークの認定だ。美祢市ジオパーク推進協議会(会長・村田市長)は4月、市全域の日本ジオパーク認定を申請した。鍾乳洞のほかにも銅山跡や炭田跡があるためだ。秋ごろまでには地 質・地形が分かる案内板を3〜5ヵ所に設置する予定で、世界ジオパーク認定も視野に入れている。
 同市の2012年の観光客数は139万人。村田市長はこれらの施策により200万人を目指すという。「市の財政基盤は強くないが、その中でできる取り組みをして、 面白そうな市だから住みたい思わせる地域づくりをする」と話す。
 秋芳洞の涼しく薄暗い洞窟の中には数々の珍しい石灰の造形がある。そこから地上に出ればどこまでも広がる緑の丘に石灰岩が点在する。めったにない観光資源をどう磨き上げ、魅力を発信していくか。市、市民、観光業者らの取り組みに かかっている。




竜ヶ岩洞、洞内で茶葉を熟成(2013/6/22 静岡新聞より入手)
竜ヶ岩洞で茶熟成 北区引佐の研究会

 浜松市北区引佐町の茶生産者でつくる「引佐熟成茶研究会」(鈴木計芳会長)は21日、生産した茶の貯蔵を同町の観光鍾乳洞「竜ヶ岩洞」で始めた。秋に取り出し、「いなさ竜ヶ岩洞熟成茶」として販売する。地元を代表する観光施設と連携し、商品価値を高め新ブランドを育成して、地域のPRにもつなげる狙い。
 緑茶は一定期間貯蔵すると苦みがなくなり、まろやかな味になるという。同会は、平均気温が17〜18度に保たれる洞内環境に着目し、昨年取り組みを始めた。
 貯蔵したのは会員5人が生産した計約20キロ。2キロずつ真空パックに入れて箱詰めし、洞窟内の「鳳凰の間」付近に設置した。「貯蔵期間が短く味に変化がなかった」(鈴木会長)との昨年の反省を踏まえ、9月下旬から適宜、サンプルを取り出して品質を確かめ、最適な時期に取り出すという。
 鈴木会長は「品質をさらに向上させてお客さんに喜んでもらいたい」と話している。




船津胎内・吉田胎内・人穴、富士山として世界文化遺産登録確定(2013/6/22 毎日新聞より入手)
<世界遺産>「富士山」登録決定 「三保松原」含め

 カンボジアの首都プノンペンで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)第37回世界遺産委員会は22日、日本政府が推薦した「富士山」(山梨、静岡両県)を世界文化遺産に登録することを決めた。山岳信仰や芸術の対象として、日本文化の象徴的存在が高く評価された。
 世界遺産委員会は16日に始まり、21日からは富士山を含む新規案件を審査していた。22日の議論の結果、正式名称は「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」と決まった。審議最終日の26日に正式に登録される。
 富士山の構成資産は、富士山信仰で聖域とされる標高1500メートル以上の山域やふもとの浅間神社、白糸ノ滝)、富士五湖など。07年に日本政府の暫定リストに掲載、12年にユネスコに推薦された。その後、ユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモス)」が現地調査を実施。イコモスは今年4月、「三保松原」が富士山から45キロ離れていることを問題視。除外する条件付きで「登録」を勧告していた。

※一部抜粋。25の構成資産には、船津胎内樹型、吉田胎内樹型、人穴富士講遺跡が含まれている。




仏国、鉄砲水でマッサビエル洞が閉鎖(2013/6/19 AFP通信より入手)
「ルルドの泉」が鉄砲水で閉鎖、200人が避難

【フランス共和国発】
 フランス南西部の町ルルド(Lourdes)にある川で18日、鉄砲水が発生し、カトリックの聖地「ルルドの泉」がある洞窟が閉鎖された他、約200人が避難を余儀なくされた。
 オートガロンヌ(Haute-Garonne)県当局は、予防的措置として「ルルドの泉」がある「マッサビエルの洞窟(Massabielle Cave)」を閉鎖したと発表した。
 周辺は前日、豪雨と季節外れの降雪に見舞われ、近くを流れるポー川(Gave de Pau)の水位は通常より3.5メートルも増し、一部の道路は寸断された。「ルルドの泉」の広報担当によれば、洞窟の中はすでに1.4メートルの高さまで浸水しているという。状況は急速に変化しているため、危機管理センターを設置して対応にあたっているという。
 これまでに避難した約200人の大半はポー川周辺でキャンプをしていた人たちで、さらに増水すれば、川沿いのホテルの宿泊客の避難も見込まれる。
 ルルドには22か所のカトリックの聖地があり年間数百万人が訪れるが、泉のある洞窟は昨年も鉄砲水のために閉鎖され、巨額の損失が発生した。




「山口県地方史研究 第109号」に洞穴論文が掲載(2013/6/16 入手)
 山口県の歴史に関する研究組織「山口県地方史学会」の会報に洞穴研究論文が掲載されたれた。
 論文は藏本隆博氏によるもので、タイトルは「秋吉台鍾乳洞と雨乞」。小項目は次の通り。
 ・秋吉台地域の鍾乳洞と人々
 ・旧美祢地域における雨乞について
 ・鍾乳洞と雨乞
 ・美祢郡赤郷村と景清穴について
 ・景清穴の壁書について
 ・景清穴と雨乞
 観光洞である「景清洞(景清穴)」に残された壁書と江戸時代の雨乞いとの関連性を、壁書一覧表や写真と共に報告している。また、この地域の関連内容として、「瀧穴(秋芳洞)」「呼岩の穴」「兼清穴」「龍宮穴」での雨乞いも報告している。39〜52ページ。
 山口県地方史学会発行。A5サイズ100ページ。定価1,000円(税込)。6月16日発行。
 購入は山口県地方史学会ウェブサイトから問い合わせのこと。




カルスト地形切手「地方自治法施行60周年記念シリーズ 広島県」発行(2013/6/14 入手)
 郵便局株式会社より6月14日、ふるさと切手「地方自治法施行60周年記念シリーズ 広島県」が発行された。
 このシリーズは、47都道府県ごとの記念貨幣の発行と連携して順次発行するもので、各県と調整の上、文化・自然・観光・歴史等をデザインの題材としている。
 広島県の1枚は、「帝釈峡」にかかるナチュラルブリッジナチュラルブリッジ「雄橋(おんばし)」。
 「雄橋」は全長約90m、幅約18m、厚さ約24m、帝釈川床から橋上までの高さは約40mで、国指定天然記念物となっている。
 なお、「雄橋」が切手となったのは「ふるさと切手・広島県北散歩」での「雄橋と東城町の町花こぶし」に続く2例目。
 額面は80円。1シート5枚。販売価格は400円。140万シート限定。全国の郵便局にて発売。




シンポ「ガマ〜沖縄の平和学習の現状と方向性」開催(2013/6/7 琉球新報より入手)
ガマや壕生かす野外学習に力を 平和学習シンポで提起

 第2回シンポジウム「ガマ〜沖縄の平和学習の現状と方向性」(高教組教育資料センター主催)が6日、那覇市の教育福祉会館であった。5年ぶりの開催で、教育関係者や平和ガイドなど約80人が訪れた。教員や遺骨収集団体から5人が登壇し、学校現場で萎縮、形骸化する平和学習の実情を報告した。また、講話だけでなく、各地に残るガマ(自然洞窟)や壕をもっと生かし、野外学習にも力を入れていくことが提起された。
 那覇市立城西小学校の下地史彦教諭は、6月に一斉に始まる平和学習の「とりあえずビデオ鑑賞」に見られる学びの形骸化を指摘、「事前や事後の指導が大切だ。戦争に勝った側である米軍が撮影した映像の持つ意味も理解させないといけない」と話した。
 遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表は「戦争の事実を目で確認した子どもたちが、沖縄戦体験者がいなくなった後、次世代の証言者になる。皆さんのやっている平和学習は間違っていない。誇りと自信を持ってほしい」と教師らを激励した。琉大非常勤講師の北上田源氏は、ガマ体験が"暗闇体験"に終わらないよう、伝える側の工夫を訴えた。
 高校生のための戦跡図書「ガマ」改訂版の出版も報告された。定価1500円、県内有名書店で近日中に発売。問い合わせは沖縄時事出版TEL098−854−1622。

沖縄時事出版ウェブサイト




「沖縄の戦跡ブック・ガマ 改訂版」発行(2013/6/6 入手)
 沖縄戦時、住民が戦火を避けるため身を潜めた洞穴「ガマ」を調査編集した「沖縄の戦跡ブック・ガマ」の改訂版が出版された。
 沖縄本島だけでなく宮古島や八重山諸島、周辺離島に至る県内全域のガマや壕を16の地域に分けて紹介していた2009年発行の改訂版。マットコート紙に変更され、3項目32ページ増量。細かな点での改定も行われているようである。価格は据え置き。追加項目は次の通り。
 ・慶良間諸島の戦跡
 (シンジュの壕、朝鮮人軍夫監禁と殺害、小鳩の塔)
 ・読谷の戦跡
 (クーニー山の「集団自決」、読谷山村内の「慰安所」 、スヌヘークガマ・ヤーガー)
 ・北谷・嘉手納の戦跡
 (比謝橋流域の住民避難壕、鉄血勤皇隊農林隊壕跡)
 沖縄時事出版発行。B5サイズ192ページ。定価1,500円(税込)。6月6日発売。
 購入は沖縄時事出版、沖縄県内の書店にて。




あぶくま洞、安全祈願祭を開催(2013/6/2 福島民報より入手)
あぶくま洞で安全祈願祭 夏のシーズン前に神事

 田村市滝根町のあぶくま洞で1日、夏の観光シーズンを前に安全祈願祭が催された。
敷地内にある阿武隈神社で祭礼を行い、関係者約40人が出席した。冨塚宥○市長、猪瀬明市議会議長をはじめ、各関係団体の代表が玉串をささげ、鍾乳洞内での無事故や東京電力福島第一原発事故による風評の払拭を祈った。 
 あぶくま洞の入洞者は東日本大震災前の平成22年度には約30万人だったが、震災直後の23年度は約5万人に激減。昨年度は約14万5千人まで回復した。今年は昭和48年6月1日のオープンから40周年に当たる。

※○は日ヘンに景。




「洞窟学雑誌 第37巻」発行(2013/5/31 入手)
 日本洞窟学会の機関誌「洞窟学雑誌」の第37巻が発刊された。B5サイズ80ページ。3000円(税込/日本洞窟学会々員には送付)。掲載論文は以下の通り。
 ・江戸時代の史料からみた秋吉台の土地活用と植生
 ・鍾乳石が保管する「水の旅行記」
 ・岩手県内間木洞内の気象
 ・Digitalization of Scallop-microtopography Using Soft-X Ray Images
 ・固結堆積物から見た化石骨の埋没環境
 ・南大東島星野洞で採取されたアラゴナイトストローの特徴
 ・コウモリの活動度指標としての洞窟産リン酸塩鉱物
 購入・問い合わせは日本洞窟学会事務局(北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館内/TEL093−681−1011 Fax093−661−75038)まで。一部のバックナンバーも取り揃えている。





下地島の海底洞窟で希少種発見(2013/5/24 宮古新報より入手)
下地島海底洞窟から希少種続々 海の自然史研究所

 NPO海の自然史研究所(藤田喜久研究代表)がことし3月に下地島の海底洞窟で実施した調査でカイメン類や貝類、甲殻類 (エビ・カニ)などの未記載種(新種)をはじめ日本初記録種、珍種が続々と発見された。今回の調査の詳細は25日に琉球大学で開催される沖縄生物学会第50回記念大会で発表する。
 カイメン類は25種が採集され、そのほとんどが日本初記録種か未記載種だった。海底洞窟でのカイメン類調査はこれまで国内でも行われてなく、今回もごく一部を採集しただけだという。中には主に深海に生息する種類のグループで大西洋のフロリダ半島のみで知られるめずらしいものもあり、日本初記録で未記載種の可能性が高い。
 貝類 (二枚貝) ではハチノスキクザルガイを発見。 インド─太平洋域の島しょに生息し、国内では沖永良部島から記録されたが、現在までに得られた標本はほとんど死殻であり、生きた個体の報告例は海外で2例のみで極めて重要な発見としている。
 十脚甲殻類は25種が記録された。モエビ科の一種はハワイ諸島やツバル諸島など9ヵ所のみで記録されている稀種で日本からは初めての発見。海底洞窟最奥部の淡水の影響を受けていると考えられる場所でのみ見つかった。モモイロドウクツガザミは2003年に与那国島などで採集・新種登録されて以来、まったく記録の無かった稀種。今回の調査では2個体が採集された。クラヤミヒラオウギガニはオーストラリア領クリスマス島と久米島の海底洞窟から3個体が正式記録されているだけの稀種となっている。
 同調査はかいぎん環境貢献基金の援助を受けて伊良部・下地島の生物相調査プロジェクトの一環として実施された。国内外をはじめ宮古在住の研究者らによって両島の陸域から海域までの生物相の現状把握を目的に行われた。地域での調査報告会や調査体験会も予定している。




円錐カルスト、ジオパーク公開審査に参加(2013/5/21 沖縄タイムスより入手)
円錐カルストがジオパーク審査に参加

 本部半島や周辺離島、与論島などを対象に「ジオパーク」の認定を目指す本部半島ジオパーク推進協議会と琉球列島ジオサイト研究会は20日、千葉・幕張メッセでジオパークの公開審査に参加、本部町内の円錐カルストなどを紹介した。
 ジオパークは地球や地形などの成り立ちが分かる地層などの「大地の遺産」を保全だけではなく、教育や研究、観光に活用し、持続的な発展を目指す活動。
 今後、国内組織日本ジオパークネットワーク(JGN)のジオパーク審査委員会が6月から8月の間に現地調査を実施。9〜10月に審査結果を発表する。認定されれば、沖縄では初。
 公開審査は、日本地球惑星科学連合大会の場であり、琉球大教育学部3年の藤田智子さん(21)が本部町内の円錐カルストや隆起した地層、サンゴ礁などの科学的な価値をアピール。現地で見学するジオツアーやガイドブックづくり、ガイド養成などの取り組みを紹介した。
 琉球ジオサイト研究会代表の尾方隆幸琉球大准教授は「住民への普及活動にさらに取り組み、関係する地域全体の機運を盛り上げたい」と意気込んでいる。
 JGNはこれまで全国25ヵ所を認定しており、うち国連教育科学文化機関(ユネスコ)の支援する世界ジオパークネットワークの「世界ジオパーク」に認定されたのは洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島、山陰海岸、室戸。




ナムグン・ジュン氏が死去(2013/5/17 入手)
【大韓民国発】
 韓国洞窟学の重鎮である南宮○(Namkung Joon/ナムグン・ジュン)氏が5月14日に死去した。享年93歳。
遺体は京畿道(キョンギド)磨石(マソク)の牡丹(モラン)公園霊園に埋葬された。
 南宮氏は2002年の日本洞窟学会第28回大会・秋吉台大会の際に来日している。

※○は火ヘンに氈B




インドネシア、洞穴で大量の人骨発見(2013/5/13 じゃかるた新聞より入手)
洞窟で大量人骨発見 国軍遠征チーム 虐殺か伝染病か 東南スラウェシ州

【インドネシア共和国発】
 東南スラウェシ州北コラカ山間部の調査を実施している国軍のスラウェシ遠征チームはこのほど、大量の人骨が収められた洞窟を発見したと発表した。人骨数は千人分を超えるとみられ、今後、考古学者らが継続調査する。日刊紙コンパスが報じた。
 洞窟は上り坂を30分ほど歩いた崖の端にあり、地元住民らが近づきにくい場所という。遠征チームのレザ・ファジャール・レスマナ隊長によると、最も多くの人骨を確認したのは洞窟の入口付近。壁に積まれているほか、地面にも散乱している。
 入口近くには高さ約20メートルの岩石がそびえ立ち、そのくぼみ一つ一つに多数の人骨が詰め込まれている。奥へ進むほどに分岐しており、未調査の穴も多く、さらに大量の人骨があるとみられる。
 洞窟に大量の人骨がある理由は明らかになっていない。同隊長は「大量虐殺があったのか、それとも伝染病死者の共同墓地だったのか。今後、周辺住民へこの洞窟の存在や大量の人骨がある理由について聞き取り調査をしていく」と述べた。
 地元陸軍地域管区のフェブリル・シクンバン司令官によると、大量人骨発見のニュースが広がり、崖からさらに30分ほどかかる洞窟に地元住民らが押し掛けているという。
 遠征チームが洞窟を厳重に管理し、継続調査のため考古学者らへ報告書を提出。調査が終了した段階で、地元政府が一般人の出入りを解放するのか、観光地化するのかなどの判断を下してほしいとしている。




質志鐘乳洞、恒例の春祭り開催(2013/5/5 京都新聞より入手)
スリル満点、洞窟探検 京丹波・質志鐘乳洞公園で春祭り

 京都府内唯一の鍾乳洞がある京丹波町質志の「質志鐘乳洞公園」で4日、恒例の春祭りがあった。京阪神から家族連れなどが多く訪れ、スリル満点の探検気分を味わった。
 質志鍾乳洞は1927(昭和2)年に発見され、長さは約55メートルある。温度は年中8〜12度に保たれており、来園者は少し肌寒さを感じながら、時折コウモリが飛ぶ洞内を奥へと進んでいった。
 鍾乳洞の深さは約25メートル。難所の一つである垂直の階段では、水滴で足元が滑りやすく、手すりにつかまって恐る恐る上り下りする人もいた。
 鍾乳洞の外では、地元の有志により、ワラビやフキのてんぷら、タケノコごはんなどが振る舞われた。地元の食材がふんだんに使われ、来園者は新緑の中で舌鼓を打った。




龍泉洞、恒例の龍泉洞まつり開催(2013/5/5 岩手日報より入手)
龍泉洞まつりに人出どっと 岩泉、透明度高く

 2013年度の龍泉洞まつり(同実行委主催)は4日、岩泉町岩泉の龍泉洞園地で2日間の日程で始まった。多くの観光客が訪れ、本県を代表する観光地の魅力を楽しんだ。
 同日は4000人以上が龍泉洞に入場。同町と宮古市の業者が出店した飲食店などの売店もにぎわった。
 町龍泉洞事務所によると、今年は降雪量が例年より少なかったため、現在の洞内の水は雪解けによる濁りが少なく澄んでいるという。
 5日は午前10時から、同園地内に設けられたステージで町内の郷土芸能などの公演が行われる。




平尾台自然の郷10周年記念式典が開催(2013/5/5 読売新聞−地方版より入手)
平尾台自然の郷の10周年祝う

 北九州市小倉南区の自然公園「平尾台自然の郷(さと)」が開園から10周年を迎え、4日に現地で記念式典が開かれた。
 地元の自治会長や住民ボランティアら約30人が列席。北九州市の今永博建設局長が「日本有数のカルスト台地として広く知られるようになった。今後も末永く愛されるよう、皆様のご協力をいただきたい」との北橋健治市長のメッセージを紹介した。草原の維持などで運営に貢献してきた住民ら11人に感謝状が贈られ、くす玉割りで10周年を祝った。
 同公園は市が整備し、2003年4月に開園。カルスト台地を見渡す展望台や芝生広場があるほか、体験教室なども人気で、10年間で延べ335万人が訪れた。




石垣島鍾乳洞、沖縄のウミウシ展開催(2013/5/3 石垣経済新聞より入手)
石垣島鍾乳洞で「沖縄のウミウシ展」−シンデレラウミウシなど40種展示

 石垣島鍾乳洞(石垣市石垣、TEL0980−831550)で現在、ゴールデンウイーク特別企画「沖縄のウミウシ展」が開催されている。
 南部が経営する同施設。「日本最南端、石垣島最大の鍾乳洞」として、国内外の多くの観光客が訪れる。観光の目玉は、海の宝石とも呼ばれる「ウミウシ」。砂川幹雄所長は「ダイバーでないとなかなか見られないウミウシを一般の方の目に触れる場を設けたかった。親子で観察して楽しんでもらえれば」と同展開催の目的を話す。
 昨年10月から同社勤務の博物館学芸員、加藤勇人さんがウミウシ担当となり、飼育、収集を行ってきた。「ウミウシは伊豆や沖縄などの業者や自らシュノーケルで採取した。ウミウシは種類によりエサが異なり、エサの確保が難しい生物。繁殖も難しく、水族館でもなかなか展示できないのがウミウシ」という。同展では40種、60個体を展示している。
 「ウミウシの魅力は、カラフルな色彩や形でさまざまな表情を見せてくれる。ダイビングでは水中での滞在時間が限られるため、じっくりと観察できないが、ここなら思う存分、空気を吸いながら観察できる」とほほ笑む。「虫眼鏡を使って1センチ以下のウミウシがエサを食べているところも観察でき、水槽のどこにいるか探すのも楽しい」とも。
 加藤さん「おすすめ」のウミウシは、上品で透き通った「シンデレラウミウシ」、体中が真っ赤で背中の中央に小さくくぼんだ突起が「火山」に見えることから名前がついた「カザンウミウシ」。カザンウミウシはダイバーでもなかなかお目にかかれないという。そのほか、最大60センチにもなり、時折水中を羽ばたくように泳ぐ「ミカドウミウシ」など。
 「ゴールデンウィークのレジャーのついでに親子で寄ってもらえれば。観光で石垣島に訪れているダイバーにも来てほしい。ウミウシの魅力が伝わり、沖縄・八重山の海の素晴らしさを伝えることができれば」と加藤さん。
 営業時間は9時〜18時。ウミウシ展は入場無料。今月6日まで。




「スペイン北部の旧石器洞窟壁画 概説篇」発行(2013/5/1 入手)
 デジタル・コンテンツ制作会社のテクネより、「スペイン北部の旧石器洞窟壁画」シリーズのオンデマンド出版が開始された。
 シリーズ第1弾は「概説篇」。スペイン北部の旧石器洞窟壁画をヨーロッパ南西部ならびにイベリア半島の旧石器洞窟美術の中に位置付け、バスク州、カンタブリア州、アストゥリアス州に開口する主要洞窟22ヶ所の壁画について詳細な解説がされている。なお、本書の画像は全てモノクロだが、冒頭に書かれているURLにアクセスすればカラー画像を見ることができる。
 シリーズは6月に「図説篇(上)」、7月に「図説篇(下)」、8月に「スペイン北部の旧石器動産美術」が発行予定。
 セサル・ゴンサーレス・サインス、ロベルト・カチョ・トカ著。吉川敦子訳。
 サインス氏はスペイン・カンタブリア大学歴史哲学科教授。主としてスペイン北部の旧石器洞窟壁画に関する調査研究に従事、関連著書、論文多数。旧石器洞窟美術の情報化プロジェクトでは、実施計画の策定、写真・映像資料の同定、解説など専門家として中心的な役割を果たした。
 株式会社テクネ発行。四六判サイズ412ページ。モノクロ。定価3,812円(送料・税込)。5月1日発売。
 購入はオンラインストアAmazon.co.jpにて。




船津胎内・吉田胎内・人穴、富士山として世界文化遺産登録へ(2013/5/1 中日新聞より入手)
富士山 世界遺産登録へ イコモスが勧告

 文化庁は30日、世界文化遺産への登録を目指す富士山について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)が、構成資産の一つ、三保の松原(静岡市清水区)の除外を条件に世界遺産への登録を勧告したと発表した。
 勧告は認定に大きな影響力があり、6月下旬にカンボジア・プノンペンで開かれるユネスコの世界遺産委員会で、三保の松原を除外しての正式登録が濃厚となった。政府が文化遺産に登録を推薦していた「武家の古都・鎌倉」は不登録と勧告された。
 昨夏に現地調査をしたイコモスは今年2月、三保の松原を構成資産から除外するよう検討を要請。これに対し、文化庁は富士山の価値である芸術、信仰の対象として不可欠だと主張し「除外を是認できない」と回答していたため、勧告への影響が懸念されていた。
 文化庁によると、「構成資産全体から見て、登録を諦めるほどの価値が三保の松原にあるかどうか分からない」(同庁担当者)との意見が強く、除外を受け入れることが有力とみられる。
 世界遺産委員会が正式に決議すれば、富士山は国内17件目の世界遺産となる。文化遺産としては13件目。
 文化庁によると、富士山は富士五湖や三保の松原、白糸の滝など静岡、山梨両県の25の構成資産からなり、約7万ヘクタールが推薦対象。古くから信仰の山とされ、江戸時代の浮世絵に描かれるなど、独特の日本文化を象徴する名山とされる。
 世界遺産を目指した運動は1992年にスタート。当初は自然、文化の両面から登録を目指したが、国内候補地を決める2003年の検討会で、ごみの不法投棄や進みすぎた開発などを理由に落選した。
 その後、民間レベルで文化遺産登録を求める動きが活発化し、05年にNPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」が発足。両県も加わって、ごみ問題の対策などを推進した。07年に暫定リスト入りし、12年1月、国はユネスコに推薦書を提出していた。
 静岡県は今後、富士山の保全と情報発信に取り組む富士山世界遺産センター(仮称)を設置し、継続的に富士山の保全管理を進める。

※25の構成資産には、船津胎内樹型、吉田胎内樹型、人穴富士講遺跡が含まれている。




吉田胎内、恒例の胎内祭り開催(2013/4/30 毎日新聞より入手)
胎内祭:「吉田神社」で 神事で富士講伝え 200人参加 /山梨

 世界文化遺産登録を目指す富士山の構成資産で天然記念物の「吉田胎内神社」(富士吉田市上吉田)で29日、富士講の「胎内祭」があった。主催する「北口御師(おし)団」(刑部自生(よりお)歳司)の御師、道者、北口本宮冨士浅間神社氏子、市関係者ら200人が集まった。
 同神社の小澤輝展・権祢宜(ごんねぎ)が祝詞を上げ、富士山関係の各種団体代表が玉串をささげた。恒例の「お焚き上げ」では丸伊講(神奈川県横須賀市)の斉藤義次先達ら36人が富士講の開祖・長谷川角行や食行身禄(じきぎょうみろく)の教え「お伝え」を唱和。粗塩の上に山形に積み上げた線香に火を付け、暖まった塩を体に押しつけて身の安全などを祈った。
 吉田胎内は富士山の溶岩が樹木を包み込んでできた溶岩樹型と呼ばれる洞窟。道者は胎内に入る「胎内巡り」をした翌朝、富士山に登拝した。北口御師団によると、内部には発見者とされる身禄の石祠やニニギノミコトを祭る「父の胎内」、コノハナサクヤヒメを祭る「母の胎内」などがある。世界遺産登録への関心が高まる中、参加者は昨年より倍増。初めて訪れたという東京都の佐藤千歳さん(31)は「身が清められるようです」と話していた。




あぶくま洞、春まつり開催(2013/4/30 福島民友新聞より入手)
神秘的な世界楽しむ 「あぶくま洞」春まつり開幕

 田村市滝根町のあぶくま洞は29日、同施設で春まつりを開き、鍾乳洞の神秘的な世界が県内外から訪れた観光客を楽しませている。5月5日まで。
 洞内では気温約15度の天然の涼を体感できる。高さ約29メートルの「滝根御殿」では、鍾乳洞がさまざまな色でライトアップされ、観光客は自然がつくり上げた造形美を堪能していた。
 5月5日のこどもの日は、小学生限定で入洞無料にする。春まつり期間中は日替わりの体験イベントや縁日コーナーなどを繰り広げる。
 あぶくま洞は約8000万年の年月をかけてつくられた鍾乳洞。福島民友新聞社の「福島遺産 百選」に選定されている。




あぶくま洞、大型連休でにぎわう(2013/4/29 NHKニュースより入手)
大型連休 「あぶくま洞」にぎわう

 福島県田村市の鍾乳洞「あぶくま洞」は、東京電力福島第一原発の事故のあと観光客の減少に苦しんできましたが、大型連休を迎えてにぎわいを取り戻しています。
 福島県田村市の「あぶくま洞」は東洋一の規模といわれる鍾乳洞で、大型連休を迎えた29日は朝から観光客が次々と訪れました。
 訪れた人たちは、鍾乳石が、水が流れ落ちる滝のようになったり地面からタケノコのように伸びたりしている様子などを見て回り、自然が織りなす神秘的な景色を楽んでいました。
 山形県から来た家族連れは「鍾乳石がとてもきれいです。初めて来た子どもたちも大喜びでした」と話していました。
福島第一原発から30キロ余りの場所にあるあぶくま洞は、震災の1か月半後には営業を再開しましたが、一時、観光客が震災前の10分の1程度まで減少しました。
                      最近はようやく半分程度まで戻ってきているということで、管理する地元の観光振興公社の青木菜々さんは「少しずつ観光客が戻ってきて復興に近づいていると思います。この大型連休にもぜひ多くの人に遊びに来てもらいたいです」と話していました。




竜ヶ岩洞、洞窟デート推進ポスターが登場(2013/4/29 入手)
 静岡県浜松市の観光洞「竜ヶ岩洞」に、洞窟デートを提案するポスターが登場した。
 このポスターは専門学校浜松デザインカレッジの生徒がデザインしたもの。初々しいカップルを中心に、「洞窟デートってアリかもしれない!」「こんなデートスポット知らなかった!」「いつもとはちょっぴり違うデートが楽しめちゃう♪」「鍾乳洞って、実はデートスポットにぴったりって知ってましたか? 暗がりを二人で進むドキドキはもちろん、神秘的で非日常的な空間はいつものデートでは味わえない特別感を与えてくれます。あなたの大切な人と一緒に「洞窟デート」に出かけよう♪」とある。
 小野寺秀和支配人によると、地底旅団ROVER元老院の千葉夫妻が初デートに竜ヶ岩洞へ誘ったエピソードがヒントになったとのこと。1998年5月3日以来、15年後のポスター化となった。




秋吉台、大型連休でにぎわう(2013/4/28 読売新聞−地方版より入手)
大型連休の初日 にぎわう秋吉台

 大型連休初日の27日、県内は好天に恵まれ、各地の観光地は多くの家族連れらでにぎわった。
 カルスト台地が広がる美祢市の秋吉台には、県内に加え、福岡や広島など県外ナンバーの車も多く見られた。
 訪れた人たちは、新緑が芽生えた草原と、白い石灰石との美しいコントラストを眺めながら、散策したり、弁当を広げたりしていた。




防水デジタルカメラ/FinePixシリーズ後継機が発売(2013/4/27 入手)
XP200 XP60 富士フイルム株式会社から防水・防塵デジタルカメラ「FinePix」シリーズの後継機2種が1月26日、4月27日に発売された。

 「FinePix XP200」は「FinePix XP150」の後継機。防水性能が水深10mから15mとなり、有効画素数が1440万画素から1640万画素となった。また、GPSとフォトコンパス機能は廃止され、新たにWi−Fi機能が追加された。防塵(6級)、耐落下衝撃(2m)、耐冷仕様(−10℃)の保護性能や基本性能はほぼ前機種を継承。
 カラーバリエーションはイエロー・ブルー・ブラックの3色。価格はオープン(実勢価格23,350円〜)。

 廉価モデル「FinePix XP60」は「FinePix XP50」の後継機。防水性能が水深5mから6mとなり、こちらも有効画素数が1440万画素から1640万画素となった。防塵(6級)、耐落下衝撃(1.5m)、耐冷仕様(−10℃)の保護性能や基本性能はほぼ前機種を継承。Wi−Fi機能はなく、気軽にアウトドア撮影を楽しむために必要な機能を装備したモデルとなっている。
 カラーバリエーションはブルー・イエロー・ブラック・レッドの4色。価格はオープン(実勢価格14,850円〜)。

富士写真フイルム&富士フイルム製防水カメラシリーズ一覧

機種名 発売日 特 徴 備 考
FinePix XP200 2013年4月

1640万画素/15m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃2m/-10℃

 

FinePix XP60 2013年1月 1640万画素/6m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1.5m/-10℃  
FinePix XP50 2012年6月 1440万画素/5m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1.5m/-10℃ 生産終了
FinePix XP150 2012年2月 1440万画素/10m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃2m/-10℃/GPS 生産終了
FinePix XP30 2011年3月 1420万画素/5m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1.5m/-10℃/GPS 生産終了
FinePix XP10 2010年3月 1220万画素/3m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1m/-10℃ 生産終了
FinePix Z33WP 2009年3月 1000万画素/防水(8級)/光学3倍ズーム/35mmレンズ/ストロボ有効距離3.9m 生産終了
FinePix BIGJOB HD-3W 2007年1月 604万画素/防水(7級)/光学3倍ズーム/28mmレンズ/ストロボ有効距離10m 生産終了
BIGJOB HD-1 2004年2月 310万画素/防水(7級)/光学3倍ズーム/28mmレンズ/ストロボ有効距離5m 生産終了
BIGJOB DS-270HD 2002年2月 220万画素/防水(7級)/28mmレンズ/ストロボ有効距離5m 生産終了
BIGJOB DS-230HD 2000年2月 150万画素/防水(7級)/28mmレンズ/光学3倍ズーム/ストロボ有効距離5m 生産終了
BIGJOB DS-260HD 1999年3月 150万画素/防水(7級)/光学3倍ズーム/ストロボ有効距離5m 生産終了
BIGJOB DS-250HD
1998年3月 150万画素/防水(7級)/28mmレンズ/単焦点タイプ 生産終了





七ツ釜鍾乳洞、保全管理計画を策定(2013/4/25 読売新聞−地方版より入手)
七釜鍾乳洞保護・活用へ 西海市教委が計画策定

 西海市教委は同市西海町の国指定天然記念物「七釜鍾乳洞」の保存管理計画を策定した。保護を続けながら、観光地として活用することを掲げており、市民代表や有識者らでつくる協議会を今年度中に設置して、具体策を考えていく。
 市教委によると、同鍾乳洞は藻類などの化石を多く含む約3000万年前の石灰質砂岩にできた。国内の鍾乳洞の多くは2億5000万年前の地層にできたとされ、全国的に珍しいという。
 七釜鍾乳洞は過去に十分な調査が行われず、市教委は2009年度から3年間、福岡大や九州大などに依頼して学術調査を実施。その結果、35の洞窟が確認され、うち総延長2キロ以上が1つ、1キロ以上は2つ、500メートル以上が1つ、100メートル以上が6つと国内有数の規模だとわかった。
 計画では、天然記念物の指定区域を「第1種保護区域」とし、地表の造成工事や、建築物の新・改築などは鍾乳洞に影響がない範囲で認め、事前の申請や協議を求めた。このほかにも、鍾乳洞に地下水が流入している区域を「第2種保護区域」に指定。鍾乳洞に影響があると判断される建物を新築する際などには、事前連絡を求めるなどとした。
 観光資源として活用する方策としては、普段は公開していないルートを探検する際のルール整備や、落石防止対策、定期的な講座の実施などを盛りこみ、協議会でさらに検討を深めていく。

※天然記念物登録名(正式名称)は七釜鍾乳洞で、単独ではなく洞穴群の総称。清水洞(観光洞/1673.5m+)、龍王洞(2082.1m)、淵ヶ洞(1008.1m)、風蓮洞(571.87m)、明簾洞(434.1m)、渓流洞(399.2m)、弥生洞(324.9m)、森のポノール(176.26m)、泉水洞(103.7m)、流水洞西の穴、流水洞東の穴、隠れキリシタンの穴、大中洞(157.8m)、清水川の新洞、楽園南の穴、中浦ポノールの穴、浄簾洞、清水の竪穴、瓜坊穴、栗花落穴、人吉洞、導水洞、清水の小穴、弥生洞東の穴、渓清洞、天穿穴、小洞窟、小洞窟、ほか。観光洞名は七ツ釜鍾乳洞となっている。
特定非営利活動法人西海市観光協会ウェブサイト(七ツ釜鍾乳洞)




海蝕洞:孔雀の窟、海上ツアー実施(2013/4/25 秋田魁新報社より入手)
船上から男鹿半島の景観美満喫 海上ツアー、洞窟など巡る

 男鹿半島西海岸の沿岸を船で巡る海上ツアーが24日、開かれた。参加者は「孔雀(こうじゃく)の窟(いわや)」と呼ばれる洞窟の内部に入ったり、岩がアーチ形にくりぬかれた「大桟橋」を通り抜けたりして、船上からでなければ味わえない景観美を満喫した。
 男鹿温泉郷の旅館「元湯雄山閣」の主催。約30人が参加し、3隻の小型船に分かれて戸賀湾の遊覧船乗り場を出発した。
 ツアーの目玉は「孔雀の窟」。青や緑の岩肌と澄み切った水が美しく、イタリア・カプリ島の「青の洞窟」に似ているとも言われる。船が幅30メートルほどの入り口から洞窟内部に入り込むと、参加者たちは盛んに写真を撮っていた。

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4/19 海蝕洞:孔雀の窟、遊覧船で入洞観光へ





星野洞、映画「旅立ちの島唄」に登場(2013/4/24 入手)
 映画「旅立ちの島唄 十五才の春」に沖縄県南大東島の観光洞「星野洞」がロケ地のひとつとなっていることが分かった。
 本作は琉球石灰岩からなる沖縄県の離島:南大東島を舞台に、高校進学のため島を出ることになった女子中学生とその家族の思いを丹念に描いた感動のヒューマン・ドラマ。
 星野洞は卒業式の後、優奈(三吉彩花)と利治(小林薫)が酒を納めに行く場所として登場する。
 監督は吉田康弘。出演は三吉彩花、大竹しのぶ、小林薫ほか。114分。ビターズ・エンド配給。
 4月27日より沖縄「桜坂劇場」他にて先行公開。5月18日より東京「シネスイッチ銀座」他にて順次全国公開。

映画「旅立ちの島唄 十五才の春」オフィシャルサイト




四国カルスト、日本ジオパークへ申請(2013/4/20 愛媛新聞より入手)
西予ジオパーク申請 認定へ官民一体の取り組みを

 多様な自然遺産や歴史、文化を生かした地域づくりを目指している西予市の取り組みが、いよいよ大詰めだ。四国西予ジオパーク推進協議会がきのう、同市を対象地域とした「日本ジオパーク」認定に向け申請書を提出した。
 認定されれば、認知度が上がり、付加価値を利した地域づくりに利用することが可能だ。官民一体で地域の魅力を再発掘し、まずは認定に向けた取り組みを強化したい。
 ジオパークは地球レベルで貴重な「大地の公園」で、日本ジオパークは全国25地域。うち九州の島原半島や山陰海岸など5ヵ所は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が認定する世界ジオパークだ。四国では、高知県の「室戸」が唯一認定されている。
 西予市の地質、自然遺産はこうしたジオパークに引けを取らない。標高1400メートルに及ぶ四国カルスト・大野ヶ原から旧明浜・三瓶両町の宇和海沿岸に至るまでの地域は、多様性の宝庫とも言える。生息する動植物も多彩で、固有種も多く生息する。
 また日本最古級という4億年前の地層・黒瀬川構造帯や水平の地層が地殻変動で垂直になった須崎海岸、中生代の穴神鍾乳洞など独自の自然が点在。各地には古来の文化や祭りが残るなど環境、歴史が備える魅力は一級品だ。
市はこうした遺産を生かそうと2012年春に「ジオパーク推進室」を新設。夏には官民一体となって協議会を設立し、出前講座の開催などで活動の実績を積み上げてきた。
 24ヵ所のジオポイントを網羅したマップを製作するなど認定に向け準備は進む。今後はさらに詳細なマップ作製も視野に入れるなど「点」から「線」に、そして「面」に広げる工夫が必要だ。
 ただ、素材に頼っているだけでは地域の発展につなぐ道は開けない。認定で観光客が劇的に増えるわけではないからだ。むしろ、認定後の仕掛けこそが重要となる。
 地域住民がふるさとを遺産として認識し、発信できなければジオパークの意義は薄れてしまう。主役は人である。住民のだれもがガイドとなれる教育、学習も必要だ。
 むろん一帯の貴重な自然は西予市だけのものではない。他の地域にない固有の財産であり、県民だれもがふるさとの遺産として認知したい。
 協議会は今秋の認定を目指している。5月下旬の審査で担当者や内容を説明し、夏の現地調査を経て9月ごろに決定される予定だ。日本ジオパークに認定されると次は世界の舞台が待っている。
 南予の魅力アップとしての役割はもちろん、愛媛の貴重な自然、文化遺産をPRする絶好の機会だ。西予を核として「人と自然の共存」を具現化するモデルにもしたい。




秋吉台、日本ジオパークへ申請(2013/4/20 読売新聞−地方版より入手)
美祢「日本ジオパーク」申請 推進協秋吉台など市全域PR

 美祢市ジオパーク推進協議会(会長・村田弘司市長)は19日、国内最大のカルスト台地・秋吉台など市全域を「日本ジオパーク」に認定するよう求める申請書を、日本ジオパークネットワーク(東京)に発送した。現地審査などを経て9月に結果が発表される予定。認定されれば、次は「世界ジオパーク」を目指す。
 ジオパークとは、貴重な地層や地形が残り、地球の成り立ちなどを知ることができる場。国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)から支援を受ける団体が「地質分野の世界遺産」と呼ばれる世界ジオパークを認定している。その登録申請には、日本ジオパークの認定が必要。現在、日本ジオパークは25地域ある。
 申請書は30ページで、市の特徴である白、黒、赤3色の地下資源を強調。秋吉台の石灰岩(白)、質の良い無煙炭(黒)、奈良の大仏にも使われたとされる長登銅山跡の銅(赤)などを挙げ、人々の生活と密接にかかわってきた歴史を写真付きでPRしている。
 申請書をとりまとめた市世界ジオパーク推進室の古屋壮之(たけゆき)室長は「観光面では、秋吉台、秋芳洞にばかり目が向きがちだったが、重要な地質遺産である大嶺炭田や長登銅山などもしっかりアピールし、認定につなげたい」と話している。




海蝕洞:孔雀の窟、遊覧船で入洞観光へ(2013/4/19 読売新聞−地方版より入手)
ジオパーク号 観光起爆剤に

 大地の成り立ちの観察に適した「ジオサイト」が点在する「男鹿半島・大潟ジオパーク」を海から観察する遊覧船に、27日から小型遊覧船「ジオパーク号」が加わる。従来の遊覧船では外から眺めるしかできなかった洞窟「孔雀(こうじゃく)の窟(いわや)」に入れるのが最大の売りだ。準備を進めてきた男鹿温泉郷の「元湯雄山閣」会長山本次夫さん(77)は「男鹿観光の新たな柱にしたい」と意気込んでいる。
 ジオパーク号は、男鹿市戸賀塩浜の遊覧船乗り場を出発し、男鹿半島の西海岸沿いに進み、同市船川港本山門前の「舞台島」近辺で折り返す。ジオパークの知識を備えたガイドの案内を聞きながら約1時間かけて、点在する島々や海に注ぎ込む「白糸の滝」、巨岩が波に浸食されて橋の形になった「大桟橋」などのジオサイトを巡る。
 孔雀の窟は、男鹿で生まれ育った山本さんが長年、観光客にぜひ訪れてほしいと思っていた場所だ。洞窟内の岩壁は、青や緑などクジャクの羽のように様々な色に輝き、幻想的な雰囲気を醸し出す。江戸時代の俳人・吉川五明(1731〜1803年)も、その美しさを紀行文に書き残している。だが、既存の遊覧船では大きすぎて洞窟内に入れず、乗船客は外から眺めるだけだった。
 2011年9月、男鹿半島・大潟ジオパークが日本ジオパークに認定され、地元ではジオサイトを観光振興に生かそうという機運が高まった。
 山本さんはこれを好機と捉え、遊覧船を運航する「秋田湾観光」(秋田市土崎港西)に、ジオパークを巡る小型遊覧船の運航を提案した。乗船客用の救命胴衣を寄付するなど協力し、孔雀の窟内にも入れる12人乗りのジオパーク号就航にこぎ着けた。山本さんは「孔雀の窟の神秘的な美しさは、イタリアの観光地『青の洞窟』にも負けない。ぜひ多くの人に見てほしい」と話す。
 ジオパーク号の運航は午前9時〜午後3時。料金は大人3000円、小学生1500円。大人5人以上で運航する。問い合わせは、秋田湾観光戸賀営業所(0185−37−2722)へ。

男鹿半島・大潟ジオパークウェブサイト
秋田湾観光ウェブサイト





クロアチア、ホライモリ切手発行(2013/4/18 入手)
【クロアチア共和国発】
 クロアチア郵便(Hrvatska posta)より4月18日、ホライモリ(プロテウス)がデザインされた切手が発行された。
 3種からなる「クロアチアの動物(両生類)」シリーズの1つ。ホライモリはディナル・カルストに棲息しており、クロアチアの天然記念物となっている。
 購入はクロアチア郵便まで。




越国、東南アジア最長クラスの溶岩洞を確認(2013/4/18 VIETJO ベトナムニュースより入手)
ドンナイ省:東南アジアで最長クラスの溶岩洞発見

【ベトナム社会主義共和国発】
 東南部ドンナイ省のディンクアン郡とタンフー郡にある洞窟群で、このほど調査が行われ、溶岩洞としては東南アジア地域で最長クラスであることが分かった。溶岩洞は、火山の噴火に伴う溶岩の流出によってできる洞窟のこと。14日付ベトナムプラスが報じた。
 調査はベトナム熱帯生物学研究所とドイツの洞窟探検クラブ「the Speleoclub Berlin」が合同で実施した。住民らによると、地元では洞窟群の存在は知られていたが、奥が深いためどれだけ続いているのか誰も知らないという。
 2013年2月から行われた調査の結果、11の溶岩洞(合計1.8キロメートル)があることが分かった。このうち最も長い洞窟は長さ426メートルで、高さは最大4メートル、幅は最大10メートルあった。洞窟は崩れ落ちた区間の先にさらに続いており、それを含めれば全長は534メートルに達する。
 住民によると、雨期になると水が洞窟の半分の高さまで達し、天井にコウモリが住みつくため、地元では「コウモリ洞窟」と呼ばれているという。調査結果は、ドイツのクラブが英語で出版する予定。地元政府は住民らにこの洞窟群を保護するよう呼び掛けている。

Spelaoclub Berlin ウェブサイト




竜ヶ岩洞、開業30周年記念で石筍味噌バウム発売(2013/4/17 静岡新聞より入手)
石筍イメージの「味噌バウム」人気 浜松・竜ヶ岩洞

 浜松市北区引佐町の観光鍾乳洞「竜ヶ岩洞」はこのほど、開業30周年記念のTシャツとバウムクーヘン「石筍味噌バウム」(600円)を発売した。バウムクーヘンは売れ行きが好調で、小野寺秀和支配人は「新しい名物にしたい」と意気込んでいる。
 バウムクーヘンは、小野寺支配人が洞内で採集された石筍の輪切りの年輪模様に着目して考案。みそ味が甘みを引き立て、しっとりとした口当たりに仕上げた。Tシャツは記念のロゴをデザイン。白と黒それぞれ150枚限定。1500円。
 問い合わせは同施設(TEL053−543−0108)へ。

※「石筍味噌バウム」は、りゅうがし(竜菓子)シリーズ第3弾。第1弾がつらら石に見立てた「麩菓子 ミルクキャラメル味」、第2弾が鍾乳管に見立てた「かりんとう 塩キャラメル味」。第4弾「(仮)洞夏」は今夏発売予定。りゅうがしシリーズではないが、「天恵の泉」の水を使用したブラックコーヒー「竜ヶ岩洞水出し珈琲"竜の涙"」もある。
※TシャツはMとLサイズのみ。
竜ヶ岩洞ウェブサイト





インドネシア、フロレス原人はジャワ原人が小型化(2013/4/17 毎日新聞より入手)
フロレス原人:身長1m ジャワ原人が小型に進化

【インドネシア共和国発】
 インドネシアに約2万年前に生息していた小型のフロレス原人は、脳の大きさが約430立方センチで、現代人の3分の1しかなかったと国立科学博物館などが17日、発表した。フロレス原人は身長100センチ程度とみられ、より大型のジャワ原人が島の環境に適応して小型化したと推定できるという。
 人類の進化が多様だった可能性を示す成果。海部陽介・同館研究主幹(人類進化学)は「人類の進化は大型化だけではなく、環境に合わせた柔軟なものだったかもしれない」と話している。
 チームは、2003年にフロレス島の洞窟で見つかった成人女性と推定される頭蓋骨をCTで精密に調査。




幽鬼洞、一般見学会が開催(2013/4/16 読売新聞−地方版より入手)
神秘と不思議「幽鬼洞」歩く

 松江市八束町(大根島)にある国指定特別天然記念物の溶岩洞窟「幽鬼洞」の見学会が14日に開かれた。松江市民ら8人が、普段は入ることのできない神秘的な洞窟内部を満喫した。
 幽鬼洞は、希少植物や生物を保護するため、学術調査以外では、年1、2回の見学会の時しか入ることができない。
14日は、日本洞窟学会員で、県自然観察指導員の門脇和也さん(58)の案内で、リング状になった1周100メートルの洞窟の中を見学。足首からすねの高さ程度まである水の中を歩きながら、懐中電灯の明かりを頼りに進んだ。
 参加者は、天井が低く、岩にはいつくばって通り抜ける「背すり」の狭さを体感したり、大きく平らな岩がベッドのように見える「鬼の寝床」に見入ったりした。また、パワースポットとして注目を集めているハート形の放線菌に手を合わせるなどした。市立乃木小2年片岡遥那さん(7)は「暗くて怖かったけれど、奥の天井が高かったり、低かったりして不思議だった」と驚き、弟の裕生君(4)も「どきどきして楽しかった」と話していた。




ペツル製の登攀ギアがマイナーチェンジ(2013/4/15 アルテリアより入手)
 フランスのスポーツギアメーカー「ペツル(PETZL)」の製品にマイナーチェンジが行なわれた。
 チェストアッセンダー「クロール(CROLLU)」は約30%の軽量化を図りつつ、ロープ接触部分にはステンレススチールによって補強がされた。また、対応ロープ直径は8〜13oから8〜11oへと変更されたが、通常のケイビングには問題はない。
 コンパクトなアッセンダー「ベーシック(BASICU)」は約33%の軽量化がなされ、握りやすい形状となった。また、下の穴も大きくなったことで細工なしでフレンチスタイルが行えるようになった。こちらも対応ロープ直径は8〜11oへと変更。
 フットアッセンダー「パンタン(PANTINU)」は約33%の軽量化。右足用に加えて左足用もラインアップされた。
 ロック機能なしのカラビナ「スピリット・ストレート(SPIRITU DROIT)」「スピリット・ベント(SPRITU COURBE)」は肉抜き構造にしたことに約20%の軽量化がなされた。
 フットループ「フットコード(FOOTCORDU)」「フットテープ(FOOTAPEU)」はステップ部分に足を固定できるようになった。フットコードはダイニーマロープとなり、耐久性が増加。
洞窟レスキュー用担架「ネスト(NESTU LITTER)」は仕様変更が行われ、サイズは10cm長くなり、重量は1.3kg増の12.8kgとなった。
 また、ネスト用アクセサリー「ステフ(STEF)」が新発売。SSBS(Simple Stretcher Balancing System)を組むことなく、担架を適宜に傾けることが出来るようになった。
 詳しくは総輸入販売元潟Aルテリアまで。





秋芳洞、大正洞、景清洞の半額クーポン付き名刺が好評(2013/4/11 毎日新聞−山口版より入手)
美祢市:市職員や市議用でクーポン付き名刺が人気 秋芳洞など観覧料半額、8200枚売れる 山口

 美祢市職員や市議が普段使う名刺に、同市の観光名所の秋芳洞、大正洞、景清洞の3つの洞窟の観覧料が半額になるクーポン券をつける取り組みが、人気を集めている。当初、2種類の絵柄で計1万枚を受注生産する予定だったが、約半月でその8割ほどが売れた。同市観光振興課は増刷を検討しているという。
 08年に合併して以降、初の取り組みという。名刺の注文ができるのは市職員や市議会議員。表は役職や氏名が書かれた普通の名刺だが、裏返すと3つの鍾乳洞の観覧料が、それぞれ50%割り引かれるクーポン券となる。名刺1枚で5人まで割引が受けられる。ただし、他の割引券と併用はできず、有効期限は15年3月まで。
 名刺の注文を受ける市観光協会には注文が多く寄せられているといい、7日現在、82セット(1セット100枚)が売れた。同協会は「人事異動の時期と重なったこともあり、出だしは好調」と今後に期待をかける。
 同課によると、12年度の入洞者数は、秋芳洞59万4080人▽大正洞1万2531人▽景清洞2万3649人。秋芳洞の入洞者数は、ピークだった1975年度(約198万人)の3割程度になっている。観覧料は、秋芳洞が高校生以上1200円、中学生950円、小学生600円。大正洞と景清洞が中学生以上1000円、小学生560円。




「カツオ人間写真集」に龍河洞が掲載(2013/4/5 より入手)
 高知のご当地キャラによる「カツオ人間写真集」に高知県香美市の観光洞「龍河洞」が掲載されていることが分かった。
 カツオ人間とはその名の通り、高地名物カツオと人間をモチーフにしたもの。ぶつ切りされた後頭部からは赤身と骨が見え、「グロかわいい」「キモかわいい」と話題になっている。
 そんな地元愛にあふれたカツオ人間が、高知の名所をボケを入れながら土佐弁で紹介。「龍河洞」にも訪れ、『ここ、鍾乳洞ながやけんど、通常ルートと本格的な冒険ルートが選べてなかなか面白いがで。けんど頭の大きさによっては入口5メートルばぁ行ったところから奥には行けんなるきね。』とクラック状の通路に頭をつっかえながらもコメントしている。
 チームカツオ人間編集。角川書店発行。A5サイズ63ページ。定価1050円(税込)。4月3日発売。
 購入は書店ほか、株式会社KADOKAWAウェブサイト、オンラインストアAmazon.co.jpにて。売れ行きは好調で、増版が決定している。




「七ツ釜鍾乳洞名水らむね」発売(2013/4/5 長崎新聞より入手)
天然水使ってご当地ラムネ

 西海市西海町の国指定天然記念物、七ツ釜鍾乳洞からわき出る天然水を使ったご当地ラムネ「七ツ釜鍾乳洞名水らむね」が誕生。発案した地元のまちおこしグループ「西海里山倶楽部」(松山有仁代表、15人)は「約3000万年前の地層がじっくりと磨いた名水。スッキリと切れのある味わい」とPRする。
 名水として知られる鍾乳洞の地下水を同グループがくみ上げ、佐世保市の「日新食品工業」(岩政孝社長)に運び込んだ。3000本製造。ビー玉が入った200ミリリットルの瓶に張られたレトロ感漂うラベルは、元デザイナーで、グループ事務局長の上野泰さん(69)が手掛けた。
 ラムネは、3月17日に発売。イベント会場などで人気を呼び、これまでに約1300本を売り上げるなど人気で、増産も視野に入れている。
 ラムネは1本150円。七ツ釜鍾乳洞事務所や道の駅さいかいなどで販売中。売り上げの一部は西海市内の里山保全に活用する。問い合わせは上野さん(電話0959−33−2181)。

特定非営利活動法人西海市観光協会ウェブサイト(七ツ釜鍾乳洞)




防水デジタルカメラ/サイバーショットシリーズ後継機が発売(2013/4/5 入手)
 ソニーマーケティング株式会社から防水・防塵デジタルカメラ「サイバーショット」シリーズの後継機2種が1月25日、4月5日に発売された。

 「サイバーショット DSC−TF1」は、グローブ着用時の操作性に配慮したインターフェースを採用。カラビナが付いた専用シリコンケースも用意されている。防水(8級/水深10m)、防塵(6級)、耐落下衝撃(2m)、耐冷仕様(−10℃)、耐荷重(100kgf)の保護性能は標準レベル。有効画素数1820万画素は防水デジタルカメラとしては最も大きい。
 カラーバリエーションはブラック・ブルー・レッドの3色。価格はオープン(実勢価格14,000円〜)。

 「サイバーショット DSC−TF30」は「サイバーショット DSC−TF20」の後継機。防水性能は水深5mから10mとなり、防塵性能も5級から6級となった。耐落下衝撃(2m)、耐冷仕様(−10℃)の保護性能も追加。厚さは15.4cmしかなく、世界最薄コンパクトデジタルカメラと謳われている。また、有効画素数が1620万画素から1820万画素となり、被写体に約1cmまで近づいて撮影できる「拡大鏡プラス」「マクロ撮影用LEDライト 」が搭載されている。
 カラーバリエーションはオレンジ・シルバーの2色。価格はオープン(実勢価格25,400円〜)。

ソニー製「サイバーショット」シリーズ(防水カメラ)一覧
機種名 発売日 特 徴 備 考
サイバーショット DSC-TX30 2013年4月 1820万画素/10m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃2m/-10℃  
サイバーショット DSC-TF1 2013年1月 1610万画素/10m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃2m/-10℃  
サイバーショット DSC-TX20 2012年4月 1620万画素/5m防水(8級)/防塵(5級)/ストロボ有効距離5.2m 生産終了
サイバーショット DSC-TX300V 2012年3月 1820万画素/5m防水(8級)/防塵(5級)/ストロボ有効距離6.1m 生産終了
サイバーショット DSC-TX10 2011年3月 1620万画素/5m防水(8級)/防塵(5級)/ストロボ有効距離5.2m 生産終了
サイバーショット DSC-TX5 2010年3月 1020万画素/3m防水(8級)/防塵(5級)/ストロボ有効距離6m 生産終了
サイバーショット DSC-U60 2003年6月 200万画素/水深1.5m 生産終了





「ケイビングジャーナル第47号」発刊(2013/4/1 入手)
 日本洞窟学会のケイビング情報誌「ケイビングジャーナル」の第47号が発刊された。A4サイズ40ページ。600円(税込/日本洞窟学会々員には送付)。内容は以下の通り。
 ・グラビア
 ・スペレオニュース
 ・イベントカレンダー
 ・日本洞窟学会第38回大会(彦根大会)講演要旨集
 ・大室山穴の原溶岩洞穴調査報告
 ・アゾレス諸島ピコ島の火山洞窟
 ・私説、日本洞窟学会への歴史
 ・日本の観光洞−38(龍河洞・猿田洞)
 ・プロジェクトボード
 ・学会からのお知らせ
 ・編集部からのお知らせ
 日本洞窟学会会員以外の購読希望者は、ケイビングジャーナル編集部caving_journal@cj.dojin.comまで。定期購読年3冊分2700円も可能。ジュンク堂書店池袋本店、ODBOX 本店(上野)、カモシカスポーツ 山とスキーの店(高田馬場)、カモシカスポーツ 山の店・横浜店、竜ヶ岩洞(浜松)、まえちゃんねっと〜よろず販売〜(オンラインショップ)でも購入可能。




チビチリガマ、慰霊祭を開催(2013/4/1 琉球新報より入手)
「集団自決」真実後世に チビチリガマで慰霊祭

 沖縄戦で米軍が上陸した直後の1945年4月2日に住民83人が「集団自決」(強制集団死)に追い込まれた読谷村波平の自然洞窟・チビチリガマで3月31日、慰霊祭が開かれた。遺族ら20人が集まり、亡くなった家族のみ霊の冥福を祈り、平和への思いを新たにした。遺族らはガマの中の祭壇に果物や餅などを供え、線香を手向けた。手を合わせて目を閉じながら、涙を流す遺族もいた。
 遺族会の与那覇徳雄さん(58)は、チビチリの事件が明るみに出てことしで30年になると言い「子や孫も大きくなる。私たちにできることは彼らに歴史の真実を伝え、戦争をさせないことだ」と呼び掛けた。
 祖母とそのきょうだいら5人を亡くした与那覇徳市さん(70)は戦後の幼いころに、母フミさんに連れられてガマに手を合わせたことがある。「母はガマを見ないようにいつも遠回りをしていた。あの時は分からなかったが、当時の母の気持ちが今になって分かる」と話した。




「山口ケイビングクラブ会報 第48号」発行(2013/4/1 入手)
 山口県秋吉台を拠点とする「山口ケイビングクラブ」の年次研究報告が発行された。B5サイズ28ページ。内容は以下の通り。
 ・ケイビング情報
 ・山口ケイビングクラブ創立50周年記念事業(報告)
 ・洞窟探検と洞窟文化
 ・洞窟とコウモリ
 ・河野通弘先生について
 ・洞窟を地質・生物・化学の視点で見る
 ・秋吉台のテングコウモリ
 ・100年前の絵葉書との邂逅 秋芳洞が世界に配信されたとき
 ・山口大学洞穴研究会一回生雑感
 購入・問い合わせは山口ケイビングクラブ事務局(秋吉台科学博物館内/TEL0837−62−0640 Fax0837−62−0324)まで。一部のバックナンバーも取り揃えている。




米国、ラスコー洞窟の企画展開催(2013/3/25 時事通信より入手)
米で仏ラスコー洞窟体験=シカゴの博物館で企画展

【アメリカ合衆国・イリノイ州クック郡シカゴ発】
 米中西部シカゴのフィールド博物館でこのほど、世界遺産の壁画で知られるフランス南西部ラスコー洞窟内の様子を、実物大の複製品や最新技術を通じ、来場者に体験してもらう企画展が始まった。米国に居ながら1万6000年以上前に描かれた作品を鑑賞できるため、特に歴史ファンの人気を集めそうだ。
 ラスコー洞窟の壁画は1940年、地元の少年4人が偶然発見。48年から大勢の観光客が洞窟を訪れたが、呼吸時に出す二酸化炭素により遺跡に劣化の兆候が確認されたため、63年以降は一般公開されていない。
 会場では、大型画面の映像で洞窟内の様子の立体的な把握が可能。洞窟を模した薄暗い場内で、精密に再現された壁画の複製品を間近で堪能できる。壁画が描かれた正確な目的は長期間の研究にもかかわらず、今も謎に包まれており、来場者は想像力をかき立てられそうだ。
 壁画の複製品は、ラスコー洞窟近隣の博物館でも見学できるが、昨年フランスで始まった今回の巡回展が北米で開かれるのは初めて。展示期間は9月8日まで。

フィールド自然史博物館ウェブサイト




「日本洞穴学研究所報告 第31号」発行(2014/3/29 入手)
 岩手県下閉伊郡岩泉町にある「日本洞穴学研究所」の年次研究報告が発行された。内容は以下の通り。
 ・追悼 向山研究員
 ・国指定天然記念物 龍泉洞再測量調査 第21次、第22次時調査報告
 ・高内沢の新洞穴調査報告
 ・東北地方太平洋沖地震に伴う龍泉洞及び周辺地域での水位変化
 ・大雨による龍泉洞の水位変化について(概報)
 ・龍泉洞潜水調査報告会
 ・龍泉洞内ミニコンサートにおける音響調査結果について その4
 日本洞穴学研究所発行。A4サイズ37ページ。頒価1,000円(税込)。3月29日発行。
 購入・問い合わせは日本洞穴学研究所事務局(龍泉洞事務所内/рO194−22−2566)まで。なお、日本洞穴学研究所報告第2〜29号までのバックナンバーも取り扱っている。




中尾洞、一般美祢市民が入洞(2013/3/23 山口新聞より入手)
真っ暗闇奥へ奥へ 美祢市民が中尾洞探検

 美祢市の文化財めぐりが22日開かれ、通常は立ち入りが規制されている国の天然記念物、中尾洞(同市秋芳町青景)を、市民が探検した。
 中尾洞は、1921(大正10)年に地元の小学校教員らによって深部が発見され、23(同12)年に国の天然記念物に指定された。洞窟固有の生物も多く生息することから、環境保護のため通常は一般に公開されていない。文化財めぐりは市文化財保護課が年に2〜3回開いており、中尾洞に入るのは初めて。
 参加者は、秋吉台科学博物館の蔵本隆博特別専門員と、秋吉台エコ・ミュージアムの配川武彦前館長の案内で、ヘッドランプの明かりを頼りに真っ暗な洞窟の中へ。地面は粘土質で歩きにくく、時には腹ばいになって奥へと進んだ。




スロヴェニア、ポストイナ鍾乳洞切手発行(2013/3/22 入手)
【オーストリア共和国発】
 オーストリア郵便(Osterreichische Post)とスロヴェニア郵便(Posta Slovenije)により3月22日、ポストイナ鍾乳洞がデザインされた切手が発行された。2国共同発行。
 世界最初の地下郵便局を記念したもので1899年に設置。この郵便局は観光ルートの最終地点、地下土産店と共にある。
 オーストリアがスロヴェニアとの共同発行に至ったのは、1899年当時はオーストリア=ハンガリー帝国として、両国が同一国であったからと思われる。
 購入はオーストリア郵便スロヴェニア郵便まで。




北九州・平尾台トレイルランニングレース開催(2013/3/22 読売新聞−地方版より入手)
北九州・平尾台でトレイルランニングレース 695人が疾走

 登山道や林道を走る「トレイルランニングレース」が21日、国定公園のカルスト台地・平尾台(北九州市小倉南区、苅田町など)で行われた。ロング(40キロ)とショート(17キロ)の2コースに全国から男女計695選手が参加し、新緑の山々を駆け抜けた。
 レースは世界的なトレイルランナー・石川弘樹さんが企画し、地元のNPOや自治会などでつくる実行委員会が2010年から毎年開催している。
 ロングは午前7時、ショートは同8時にそれぞれスタート。「平尾台自然の郷(さと)」を発着点に、石灰岩が点在する「大平山」や、周防灘を見渡す「周防台」を疾走した。ロングでは標高差が最大588メートルにもなり、選手たちは「頑張ろう」「あと少し」と声を掛け合いながら、ゴールを目指していた。
 ロング女子の部で優勝した東奈々さん(33)(広島県)は「厳しいレースだったけれど、景色がきれいで気持ちを切り替えられました」と話していた。

※一部抜粋




平尾台クロスカントリー2013開催(2013/3/18 毎日新聞−北九州版より入手)
平尾台クロスカントリー:1967人が力走 五輪代表・中本選手も参加 福岡

 カルスト台地を駆け抜ける「平尾台クロスカントリー2013」が17日、小倉南区の自然体験公園「平尾台自然の郷(さと)」を発着点に開かれ、園児から高齢者まで過去最多の1967人が参加した。
 小倉南区役所などでつくる実行委が毎春開いている。初心者向けの3キロ▽中・上級者対象の10キロ▽園児の1.2キロ▽小学生の1.6キロ の各コースで健脚を競った。野焼き後の草原と石灰岩が織り成す景観の中、それぞれのペースで風を感じながら走りを楽しんだ。
 ゲストとして、昨夏のロンドン五輪男子マラソンで6位入賞を果たした中本健太郎選手(安川電機)も3キロに参加。「風景を楽しみながら走った」と笑顔を見せた。八幡西区の元会社員、長畔(ながぐろ)久太郎さん(72)は「景色が良く、ラスト1キロで自然にタイムが上がった」と満足そうだった。

※一部抜粋




ガンガラーの谷、JTB交流文化賞受賞パーティー開催(2013/3/15 琉球新報より入手)
ガンガラーの谷のJTB交流文化賞で祝賀パーティー

 南都(大城宗憲社長)が運営する「ガンガラーの谷」(南城市玉城)の「JTB交流文化賞 受賞祝賀パーティー」が13日、おきなわワールド玉泉洞向かいのガンガラーの谷・ケイブカフェで開かれた。沖縄観光コンベンションビューローとJTB沖縄の主催。観光業の関係者や比屋根方次八重瀬町長、古謝景春南城市長ら約120人が出席し、県内からの初受賞を祝った。
 大城宗直南都副社長は「ガンガラーの谷は、まだまだ可能性を秘めた場所。この場所の価値を多くに広め、生かしていきたい」と述べた。ガンガラーの谷は南城市と八重瀬町にまたがる鍾乳洞が崩壊してできた谷間。「予約制ガイドツアー専用エリア」という新しいスタイルで2008年から運営している。問い合わせはガンガラーの谷(電話)098−948−4192。

「ガンガラーの谷」公式ウェブサイト
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防水デジタルカメラ/Optioシリーズ後継機が発売(2013/3/15 入手)
WG-10 WG-3 WG-3GPS HOYA株式会社PENTAXイメージング・システム事業部から防水・防塵カメラ「Optio」シリーズの後継機3種が2月15日、3月15日に発売された。

 「Optio WG−10」は新たに設定された廉価モデルで、「Optio WG−1」の後継機と言えるもの。防水(8級/水深10m)、防塵(6級)、耐落下衝撃(1.5m)、耐冷仕様(−10℃)、耐荷重(100kgf)とシリーズとしては2世代前の保護性能だが、防水デジタルカメラとしては申し分のない内容。デジタル顕微鏡モードも搭載されるが、レンズ円周上のLEDは5灯。
 カラーバリエーションはレッド・ブラックの2色。価格はオープン(実勢価格16,700円〜)。

 「Optio WG−3」は「Optio WG−3」の後継機。防水性能が水深12mから14m、耐落下性能が1.5mから2mとなった。防塵(6級)、耐冷仕様(−10℃)、耐荷重(100kgf)の保護性能は前機種を継承。デジタル顕微鏡モード、レンズ円周上の6灯LEDも継承され、洞内生物が簡単かつ鮮明に撮影できる。
 カラーバリエーションはホワイトブルー・ブラック・オレンジの3色。価格はオープン(実勢価格27,000円〜)。

 「Optio WG−3 GPS」は「Optio WG−2 GPS」の後継機。GPS機能付きモデル。気圧・高度計、水深計、電子コンパス、ワイヤレス充電機能も搭載され、より新洞探査など洞外活動の利便性をさらに高める機能が付いている。
 カラーバリエーションはグリーン・パープルの2色。価格はオープン(実勢価格29,000円〜)。

ペンタックス「Optio」シリーズ(防水カメラ)一覧
機種名 発売日 特 徴 備 考
Optio WG-3 GPS 2013年3月 1600万画素/120分14m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃2.0m/100kgf/GPS  
Optio WG-3 2013年3月 1600万画素/120分14m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃2.0m/100kgf  
Optio WG-10 2013年2月 1400万画素/120分10m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1.5m/100kgf  
Optio WG-2 GPS 2012年3月 1600万画素/120分12m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1.5m/100kgf/GPS  
Optio WG-2 2012年3月 1600万画素/120分12m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1.5m/100kgf  
Optio WG-1 GPS 2011年3月 1400万画素/120分10m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1.5m/100kgf/GPS 生産終了
Optio WG-1 2011年3月 1400万画素/120分10m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1.5m/100kgf 生産終了
Optio W90 2010年3月 1210万画素/120分6m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1.2m 生産終了
Optio WS80 2009年8月 1000万画素/120分1.5m防水(8級)/防塵(6級) 生産終了
Optio W80 2009年8月 1210万画素/120分5m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1m 生産終了
Ootio W60 2008年6月 1000万画素/120分4m防水(8級)/防塵(5級) 生産終了
Optio W30 2007年3月 710万画素/120分3m防水(8級)/防塵(5級) 生産終了
Optio W20 2006年9月 700万画素/30分1.5m防水(8級)/防塵(5級) 生産終了
Optio W10 2006年3月 600万画素/30分1.5m防水(8級)/防塵(5級) 生産終了
Optio WPi 2005年10月 600万画素/30分1.5m防水(8級)/防塵(5級) 生産終了
Optio WP 2005年3月 500万画素/30分1.5m防水(8級)/防塵(5級) 生産終了
Optio 43WR 2004年5月 400万画素/1m防水(7級) 生産終了





平尾台、バイク違法乗り入れ絶えず(2013/3/15 毎日新聞−地方版より入手)
バイク走行跡:平尾台・青龍窟近くの国定公園に複数 「自然環境守って」 福岡

 苅田町山口の鍾乳洞「青龍窟」(国天然記念物)の近くに2月末、複数のバイクが進入した跡が確認された。現場は平尾台の一角の北九州国定公園に指定され、車両の乗り入れは自然公園法で禁止されている。町教委生涯学習課は「自然環境を守ってほしい」と車やバイクを乗り入れないよう呼びかけている。
 同課文化係の若瘁iわかすぎ)善満さんは2月26日、平尾台の野焼きの延焼を確認するため現場を訪れ、バイクの走行跡を見つけた。青龍窟に通じる幅3メートルの道にわだちが残っており「1台ではなく複数のバイクが走り回ったと思われる」という。
 一方、青龍窟の北東の高台にある草原は、何度もバイクが行き来したためか草がはぎ取られ、赤土がむき出しの状態に。赤土は雨で流れ出し、土の下にある白い花こう岩ものぞいていた。「坂道を何度も上り下りしたようだった。昔は山伏が通った山道が、ハゲ山のようになっていてびっくりした」と若痰ウんは話す。
 草原は筑豊県立自然公園内に位置し、昨夏もバイクのわだちやバーベキュー跡とみられる木炭が見つかっている。バイクが入らないよう大きな岩を置いていたが、動かされた形跡があったという。
 四輪駆動車やバイクの乗り入れで、森林や動植物の生育環境が悪化しているため環境省は「車馬乗入れ規制制度」を作り、規制地域を決めている。平尾台も規制地域に指定されており、違反すると自然公園法の規定で6ヵ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。
 町教委は11日付で、町のホームページで乗り入れ禁止を呼びかけた。今月中に青龍窟に通じる道にバイクが入れないような台を置き「侵入禁止」の看板を立てる。




第四回九州洞窟談話会開催(2013/3/12 入手)
 鹿児島県沖永良部島で3月7〜12日、4回目となる「九州洞窟談話会」が開催された。日本洞窟学会企画運営委員会が主催。
 本会は座談会、講演会、洞窟巡検などを通して、安全にケイビングを行う能力と、そのノウハウを身に付けることを目指したもの。今回は沖永良部島を会場に、安全なケイビングを行うと共に、島内の方々から気持ち良く受け入れてもらうために必要なことを学び合う場とされた。
 この談話会には九州大学探検部、佐賀大学探検部、鹿児島大学学友会探検部、山口大学洞穴研究会、岡山大学ケイビングクラブ、京都産業大学探検部、東海大学探検会、早稲田大学探検部など、40名以上が参加。
 一般の方々も対象とした講演会では、日本洞窟学会会長:浦田健作大阪経済法科大学客員教授による「世界的に見た沖永良部島のカルストの特徴」、沖永良部洞窟調査隊代表:牧野浩典東海大学准教授による「沖永良部島の洞窟」、日本洞窟学会副会長:後藤聡氏による「日本と世界の洞窟スライドショー」が講演され、国内外でのケイバーの活動を島内の方々に紹介した。
 また、「沖永良部島における洞窟活動のあり方」を全体テーマとした座談会、沖永良部与論地区広域事務組合消防本部の協力による救急救命講習、洞窟巡検、洞窟事故対応訓練が行われた。
 沖永良部島では近年、沖永良部島ケイビング協会によって作成、公開されたガイドラインによって、ケイバーがこれまで通りに島内でケイビングを行うことが困難な状況が生じつつある。




第四回九州洞窟談話会で洞窟講演会開催(2013/3/10 南海日日新聞より入手)
エラブ洞窟、希少性を確認 学会講演会、知名町で初開催

 日本洞窟学会企画運営委員会主催の洞窟講演会が8日、知名町中央公民館であった。3氏が登壇し、世界的にも貴重な沖永良部島の洞窟の学術的価値やケイビング調査の意義を語った。
 第4回九州洞窟談話会の公開行事で鹿児島県で開催するのは初めて。九州を中心に全国の大学探検部などから学生、教員ら45人が来島。7日から12日にかけて救急救命講習や洞窟巡検を行っている。
 講演では沖永良部洞窟調査隊代表の牧野浩典・東海大学准教授が十数年にわたる調査状況を報告。「大山水鏡洞(総延長10.2キロ)は元々発見していた洞窟を連結させていくことで国内2位の長さになった」と成果を語り、「沖永良部の洞窟は学生の調査なしではあり得なかった。この社会貢献を続けてほしい」と学生聴講者へ呼び掛けた。
 日本洞窟学会会長の浦田健作・大阪経済法科大学地域総合研究所客員教授は、洞窟学の立場から奄美・沖縄のカルストの特徴を解説。
 琉球石灰岩地域は氷期と間氷期の海面変動でカルスト地形が形成された後も島が水没・隆起し、古いカルストの上に新たなサンゴ礁が形成される「サンドイッチ構造」をしている。これはユーラシア・プレートにフィリピン海プレートが沈み込む隆起帯に位置するためであり、浦田氏は「世界的に例がなく、非常に珍しい」と強調した。
 同学会副会長の後藤聡氏は国内や世界の洞窟写真をスライドで紹介した。




公開講演会「秋吉台の自然とヒトの関わりを鍾乳石から紐解く」開催(2013/3/10 山口新聞より入手)
秋吉台研究の成果 九大教授らが発表

 国内最大級のカルスト台地、秋吉台に関する研究成果を発表する一般公開講座が9日、美祢市秋芳町秋吉の秋吉台科学博物館で開かれ、市民ら約?人が最新の研究に触れた。
 秋吉台地域の自然と人々の暮らしとの関わりを調査している九州大大学院の吉村和久教授ら研究者のグループが主催。吉村教授らはこれまでに、洞窟の滴下水で形成される鍾乳石の一種、石筍の成分分析から、森林だった秋吉台が江戸時代から草原に変わったことを解明している。
 森林総合研究所の岡本透研究員は、江戸時代の絵図などの調査から、江戸時代の初めには秋吉台は草原と認識され、明治初期まで継続していたことを報告。江戸時代に入って生活が安定し、人口増に対応するため肥料用の採草地が必要だったことが背景にあると指摘した。
 吉村教授は、秋吉台の麓に位置し、奈良の大仏鋳造に使われた銅の産地・長登銅山で、採掘が進むにつれ、製錬時に毒性の高い亜硫酸ガスが発生する硫化銅を採掘するようになった時期を調査。銅山跡から採取した石筍の分析により、1400年ごろから硫化銅を採掘していたことが分かったという。さらに、亜硫酸ガスによる酸性雨が原因で森林が消えた可能性もあると指摘した。




米国、マンモス洞の探検ツアーが一部廃止の恐れ(2013/3/6 ナショナルジオグラフィックニュースより入手)
米の歳出強制削減で国立公園運営に暗雲

【アメリカ合衆国発】
 景気の悪化を受けて3月1日に発動された歳出強制削減によって、アメリカの景観や自然、公園が窮地に立たされるかもしれない。3月1日の数日前の記者会見で、国立公園局(NPS)の局長ジョナサン・ジャービス氏とアメリカ内務省のケン・サラザール長官は、"sequestration(差し押さえ)"と呼ばれる今回の歳出強制削減によってアメリカ経済全体に悪影響が及び、特に国立公園の運営が大打撃を受けると警告した。
 5%の予算カットにより、各公園でさまざまな悪影響が想定される。NPSのジャービス氏によると、例えばグレート・スモーキー山脈国立公園の場合、5つのキャンプ場とピクニック場が閉鎖されるという。同公園とバージニア州にあるシェナンドー国立公園を結ぶブルーリッジ・パークウェイでは、7つの管理事務所が閉鎖、ケンタッキー州のマンモスケイブ国立公園では一部の洞窟探検ツアーが廃止に追い込まれる。




新石垣空港問題、希少コウモリ2種が消滅の恐れ(2013/3/5 沖縄タイムスより入手)
希少コウモリ「消滅恐れ」新石垣近く

 新石垣空港周辺にすむ希少なコウモリ類の保護を訴えている「カラ・カルスト地域学術調査委員会」代表の舩越公威・鹿児島国際大教授は4日、県による約10年間の生息数調査を統計的に分析したところ、カグラコウモリとヤエヤマコキクガシラコウモリが、2018年前後に空港周辺の生息地から消滅する可能性があることが分かったと、県庁で会見して発表した。
 2種は、いずれも八重山の固有種。環境省のレッドリストでは、近い将来に野生での絶滅の危険が高いとされている。舩越教授は「工事によるエサ場の減少や、エサ場へ通じる移動ルートになる森が分断された影響が考えられる」と指摘。
 委員会は県に「生息数が減少の一途をたどっている原因の把握と具体的な対策の実施」などを求める報告書を提出した。




新石垣空港問題、洞窟を理由に処分取り消し提訴(2013/3/5 時事通信より入手)
検査合格処分取り消し、国を提訴=新石垣空港安全性めぐり−島民ら

 7日に開港する新石垣空港(沖縄県石垣市)の完成検査をめぐり、安全性が担保されないまま国が行った合格処分は違法だとして、石垣島の島民ら75人が5日、国に処分取り消しを求める訴訟を東京地裁に起こした。
 訴状によると、同空港の地下には洞窟があり、地盤の状況は常に変動すると指摘。完成検査では将来の安全性が担保されておらず、航空法が規定する安全基準を満たしていないとして、合格処分の取り消しを求めている。
 沖縄県庁で同日記者会見した原告の生島融さん(66)は「不安定な地盤の上に造られた空港は、将来陥没の危険性が高い。情報が知らされないまま開港へ進んでいるのはおかしい」と提訴の理由を述べた。




龍泉洞、ひなまつりコンサート開催(2013/3/4 三陸経済新聞より入手)
岩泉・龍泉洞で「生音」コンサート、「天然ホール」に音色響く

 岩泉町の観光鍾乳洞・龍泉洞(岩泉町神成)で3月3日、岩手県内の音楽家による「ひなまつりコンサート」が開催され、町民ら約50人が洞内での演奏を楽しんだ。
 観光鍾乳洞・龍泉洞内の「月宮殿」と呼ばれる場所で開かれた同コンサート。演奏したのは、岩手県内で活躍するバイオリンシンガー絵美夏さん、ピアニスト鈴木牧子さん、パーカッショニストの柿崎幸史さんから成るユニット。スタート曲の、映画「ボディガード」のテーマ曲「I will always love you」では、絵美夏さんの伸びやかで迫力のある歌声が、洞内に心地良く響き渡り、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。その後、ラテンミュージックやクラシックの演奏に加え、映画「千と千尋の神隠し」のテーマ曲や、「You raise me up」などの歌を交えた楽曲も披露された。バラエティーに富んだ楽曲と美しい音色に、会場からは割れんばかりの拍手が送られた。
 コンサートは企画当初、マイクやスピーカーなど音響設備を使用する予定だったが、洞窟が天然のホールで音の響きが良いことから、これらの設備を使わずに「アンプラグド」で行われた。演奏した絵美夏さんは「洞窟という天然のホールで演奏するのは初めて。バイオリンは湿度に弱い楽器だが、その問題もこのホールの音の響きがカバーしてくれた」と話す。
 演奏を聴いていた同町の熊谷浩さん・真理子さん夫妻は「想像以上に素晴らしいコンサートで感激した。龍泉洞にこういう楽しみ方もあるんだと再認識したし、この町の文化レベルの高さを誇りに思う」と満足げに話した。
 龍泉洞内の観覧時間は8時30分〜17時。観覧料は大人1,000円、小中学生500円。龍泉洞では、園内レストハウスで「龍泉洞未公開写真展」も開催中。今月25日まで。




第5回美祢秋吉台高原マラソン開催(2013/3/4 毎日新聞−地方版より入手)
美祢秋吉台高原マラソン:2600人が健脚競う 山口

 第5回美祢秋吉台高原マラソンが3日、美祢市秋芳町秋吉の秋吉台緑地公園を発着するコースで開かれた。
23都府県から過去最多となる約2900人が申し込み、約2600人が参加した。山焼き後で、地形がくっきりわかる日本最大のカルスト台地を駆け抜けた。
 種目は、1.5キロ(ファミリー)▽2キロ▽5キロ▽10キロ▽ハーフ のマラソンと、ウォーク(7キロ)。
 高原マラソンらしくアップダウンの激しいコース。2キロ(小学生男子高学年の部)で1位の入江泰地君(12)=湯野小6年=は同部門で初優勝。「坂の折り返しの所がきつかった。来年は5キロに出ます」と笑顔で話していた。




米国、フロリダの陥没事故捜索打ち切り(2013/3/3 AFP通信より入手)
米フロリダ州で陥没穴に落ちた行方不明の男性、捜索中止

【アメリカ合衆国・フロリダ州 マイアミ・デイド郡マイアミ市発】
 米フロリダ(Florida)州ヒルズボロー(Hillsborough)郡タンパ(Tampa)郊外にあるセフナー(Seffner)の地元当局は2日、住宅の下に突然出現した巨大な陥没穴に落ち、行方不明になっている男性の捜索を中止したと発表した。
 行方が分からなくなっているのは、2月28日夜に突然、自宅の寝室の下にできた陥没穴にのみ込まれたジェフ・ブッシュ(Jeff Bush)さん。当時ジェフさんは就寝中だった。駆け付けた救助隊がジェフさんの捜索にあたったが発見されておらず、すでに死亡したとみられている。
 ヒルズボロー郡当局のマイク・メリル(Mike Merrill)氏は報道陣に対し、「現時点では遺体の収容は不可能だ」と説明。「(陥没穴は)非常に深くて幅が広く、非常に不安定だ。そのためこれ以上、現場の住宅を取り壊すことはできない」と話した。陥没穴の差し渡しは地表部分で約8メートルで、深さは優に8メートルを超えるという。
 メリル氏はこの状況について「極めて異例の事態」だと述べた。当局は、陥没穴がまだ不安定な状態にあり、さらに大きくなる恐れがあると懸念している。多くの建造物が多孔質の石灰岩の地盤の上に建てられているフロリダ州では、粘土層の下にある石灰岩の層が突然崩れて陥没穴ができることは珍しくない。

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3/2 米国、フロリダの陥没事故で男性行方不明





米国、フロリダの陥没事故で男性行方不明(2013/3/2 CNNより入手)
寝室下が突如陥没 シンクホール出現で男性転落 フロリダ

【アメリカ合衆国・フロリダ州ヒルズボロー郡タンパ市セフナー発】
 フロリダ州の警察当局などによると、同州中部タンパ近郊にある民家で先月28日、寝室下の地面が突如陥没して穴(シンクホール)が発生、住民の男性が転落し行方不明となった。
 穴部分は崩落の悪化も予想される危険な状態が続いており、救出作業が難航している。
 男性の兄弟は1日、転落しながら助けを求める叫び声が聞こえて寝室に駆け込んだところ、ベッドやタンス、テレビなど全ての物が消えていたとCNNに証言。穴近くでシャベルを使ってがれきなどを掘り出し、兄弟を懸命に捜したが、到着した警官隊が寝室の床全体が崩壊する恐れがあるとして現場から引き離したという。
 被害が起きたのはタンパ近郊セフナーにある1970年代建築の平屋建ての民家で、在宅していた2歳児を含む他の4人は難を逃れていた。
 同州ヒルズボロー郡の保安官事務所などが捜索機器などを使って男性の救出を試みているが、生存の形跡はこれまで見られないという。地元の消防署幹部によると、穴周辺が危険な状態にあるため救出隊の穴内部への進入が難航している。穴の大きさは広がっており、住宅全体が崩壊する恐れもある。 救出を支援する技術会社幹部によると、穴の幅は約6〜9メートルで、深さは推定約9メートル。直径は当初、約30メートルと伝えられたが、穴周辺の安全地帯を含む大きさだったという。
 穴が深くなり始めると共に、現場周辺の民家の住民は予防措置として避難した。
 フロリダ州政府の環境保護部局によると、地面の陥没や穴の出現は同州で再三起きている。州は石灰岩などで構成される岩盤上に位置し、酸性の地下水でこの岩盤が浸食され、地上にある建物などの重みを支えきれずに陥没が起きるという。
 同州議会の上院保険・銀行委員会の報告書によると、今回の災害が起きたヒルズボロー郡は「陥没地区」として知られ、関連事故を受けた保険金請求件数では全体の4分の3を占めているという。

※タンパ市は総面積の約35%が水地域。数多くの泉があり、ケイブダイビングが盛ん。




中国、四川省で陥没が続く(2013/3/1 レコード・チャイナより入手)
底が見えない直径20mの巨大な穴、原因は地表の沈下 四川省広元市

【中華人民共和国発】
 2013年2月28日、中国・四川省広元市利州区三顆村では、底が見えないほどに深い巨大な穴が話題を集めている。華西都市報が伝えた。
 穴が出現したのは2012年9月のある夜、村民は土と石が擦れるような音がするのに気が付いたが、すでに床に就いていたため、特に気にすることもなくそのまま就寝した。翌朝起きても音は続いており、自分の畑に行ってみると、小さな穴ができていた。最初は小さな穴だったが、穴はその後も拡大し続け、6日間で直径20mほどの巨大な穴に変貌した。中心の穴は直径3mほどで底は確認できないほどに深くなっていた。
 政府の地質関連の職員によると、穴は地表の沈下により起きたもので、同村では珍しくない。ただ、大きさは今までの穴の中で一番大きい。村は典型的なカルスト地形で、地震があった後は似たような現象が特に多く発生しているという。この巨大な穴の周辺には人が住んでいないため、大きな影響はないというが、穴を埋めることはできないため、危険が消えたわけではない。また、雨が降ると穴がさらに拡大する可能性もあるという。




平尾台、広谷湿原が全焼(2013/3/1 読売新聞−地方版より入手)
広谷湿原が全焼、平尾台野焼き延焼で

 北九州市小倉南区の平尾台で2月24日に行われた野焼きが周辺に延焼した火災で、県内唯一の湿原、苅田町の天然記念物・広谷湿原が全焼した。絶滅危惧種の植物が自生しており、植生に悪影響が出る可能性がある一方で、枯れ草が燃えて芽吹きやすいという"野焼き効果"で好影響をもたらすとの見方も出ており、町教委は湿原の変化を注意深く見守っていく方針だ。
 広谷湿原は平尾台の北東部の標高約450メートルに位置し、広さは約1000平方メートル。カルスト台地の中にある湿原は全国的にも珍しく、環境省の準絶滅危惧種に指定されているサギソウや、県絶滅危惧1B類のノハナショウブなど湿原特有の植物が確認されている。町は1999年、天然記念物に指定した。
 今回の火災では、草木を刈って延焼を防ぐ防火帯を越えて湿原にも火の手が回り、一面が焼け野原となった。
 町教委は同26日に現地を調査。焼けたのは、枯れたススキやネザサが大半で、土は水分を保ち、地中の種子に火は及んでいなかった。専門家に意見を求めたところ、火災に伴う環境の変化で、植生に変化が出る恐れがある一方で、うっそうと生い茂っていた雑草などが焼けたことで、新しい芽の成育を促すこともあるとの回答を得たという。
 広谷湿原は約10年前にも野焼きが延焼し、焼けたことがある。町教委文化係の若瘻P満・主任技師は「自然のことなので、どう変化していくかわからない。定点調査を続けて状況を見守り、必要に応じて措置を講じたい」と話している。
 野焼きが延焼した火災について、北九州市消防局は同28日、焼失面積が約158ヘクタールに及んだことを明らかにした。広谷湿原のほか、苅田町山口の青龍窟周辺などを焼いたという。

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2/24 平尾台で恒例の野焼き





平尾台で恒例の野焼き(2013/2/24 西日本新聞より入手)
春告げる平尾台の野焼き 北九州市

 春の訪れを告げる「野焼き」が24日、国内有数のカルスト台地・平尾台(北九州市小倉南区)であった。約270ヘクタールにわたってススキなどの枯れ草を焼く野焼きは、害虫駆除や環境保全のために毎年実施されている。
 平尾台の中心部の「茶ヶ床(ちゃがどこ)園地」では見学会が開かれ、アマチュアカメラマンや家族連れなど約180人が参加。石灰岩が点在し、羊の群れのように見える羊群原(ようぐんばる)を、オレンジ色の炎が豪快にのみ込んでいく様子に歓声が上がった。
 家族と見物した同区の小3年女子児童(9)は「黒く焼けた山肌に白い石灰岩が目立ってきれい」と目を輝かせていた。




青龍窟で洞内幽閉事故(2013/2/24 読売新聞より入手)
鍾乳洞内で落石 大学探検部の2人、一時戻れず

 23日午後2時頃、福岡県苅田町山口の平尾台の鍾乳洞「青龍窟」で落石があり、大学の探検部に所属する学生2人(ともに19歳)が一時、洞窟から出られない状態になった。
 約4時間後の同6時頃、仲間の学生が見つけた迂回路をたどって脱出した。けがはなかった。
 県警行橋署の発表や北九州市消防局に提出された計画書などによると、九州大と佐賀大の探検部の計約20人で、22日から24日まで探検のために平尾台を訪れていた。3隊に分かれ、このうち9人が23日午前8時頃から、「青龍窟」内に入った。午後2時頃、人がはって通れるほどの狭い場所で、先を進んでいた2人が浮石を動かそうとしたところ、石が転がり落ちて道を塞ぎ、元に戻れなくなった。




秋吉台で恒例の山焼き(2013/2/23 朝日新聞より入手)
春告げる炎、一面に 山口・秋吉台で山焼き

 国内最大のカルスト台地が広がる山口県美祢市の秋吉台で23日、春の訪れを告げる山焼きがあった。午前9時半、付近の住民やボランティアら約800人が草原に一斉に火入れをした。
 好天に恵まれ、風も強かったため、炎は勢いよく燃え広がり、1500ヘクタールにわたって黄金色の草原を黒く染めていった。美しい草原の維持や山火事の防止のため、毎年続けられている。今年は天候不良で6日間延期されたが、昨年より18日早かった。




防水デジタルカメラ/LUMIXシリーズ後継機が発売(2013/2/22 入手)
DMC-FT5 DMC-FT25 パナソニック株式会社から防水・防塵デジタルカメラ「LUMIX タフコンパクト」シリーズの後継機2種が2月14日、22日に発売された。

 「LUMIX DMC−FT5」は「LUMIX DMC−FT4」の後継機。防水性能は水深12mから13mとなり、耐荷重100kgf、有効画素数も1210万画素から1610万画素となった。防塵(6級)、耐落下衝撃(2m)、耐冷仕様(−10℃)の保護性能、GPS、方位計、気圧計、高度(水深) 計の各種センサーは前機種を継承。急激な温度変化でレンズが曇らないように二重構造のレンズカバーガラスが新たに採用された。2013年TIPA賞受賞。
 カラーバリエーションはシルバー・オレンジの2色。価格はオープン(実勢価格円30,800円〜)。

 廉価モデル「LUMIX DMC−FT25」は「LUMIX DMC−FT20」の後継機。防水性能は水深5mから7mとなった。防塵(6級)、耐落下衝撃(1.5m)、耐冷仕様(−10℃)の保護性能や基本性能はほぼ前機種を継承。
 カラーバリエーションはホワイト・ブルー・レッドの3色。価格はオープン(実勢価格円15,500円〜)。

パナソニック製「LUMIX」シリーズ(防水カメラ)一覧
機種名 発売日 特 徴 備 考
LUMIX DMC-FT5 2013年2月 1610万画素/60分13m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃2m/-10℃/100kgf  
LUMIX DMC-FT25 2013年2月 1610万画素/60分7m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1.5m/-10℃  
LUMIX DMC-FT4 2012年3月 1210万画素/60分12m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃2m/-10℃ 生産終了
LUMIX DMC-FT20 2012年2月 1610万画素/5m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃1.5m/-10℃ 生産終了
LUMIX DMC-FT3 2011年2月 1210万画素/12m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃2m/-10℃ 生産終了
LUMIX DMC-FT10 2010年7月 1410万画素/10m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃2m/-10℃ 海外向け
LUMIX DMC-FT2 2010年3月 1410万画素/10m防水(8級)/防塵(6級)/耐落下衝撃2m/-10℃ 生産終了
LUMIX DMC-FT1 2010年3月 1210万画素/3m防水(8級)/防塵(5級)/耐落下衝撃1.5m/0℃ 生産終了





防水デジタルカメラ/Toughシリーズ後継機が発売(2013/2/23 入手)
TG-2 TG-830 TG-630 オリンパス株式会社から防水・防塵カメラ「Tough」シリーズの後継機3種が2月8日、23日に発売された。

 フラッグシップモデル「STYLUS TG−2 Tough」は「Tough TG−1」の後継機。防水(8級/水深12m→15m)、耐落下衝撃(2m→2.1m)、内臓ストロボ有効距離(5.6m→7.9m)となった。防塵(6級)、耐冷仕様(−10℃)、耐荷重(100kgf)の保護性能、画素数、GPS機能、電子コンパスは前機種を継承。顕微鏡のように拡大できるというスーパーマクロモードが追加され、洞内生物撮影に期待ができる。TG−1用の防水プロテクターも使用可能。
 カラーバリエーションはブラック・レッドの2色で、よりアグレッシブルなデザインとなっている。価格はオープン(実勢価格36,000円〜)。

 ミッドモデル「STYLUS TG−830 Tough」は「Tough TG−820」の後継機。防水(8級/水深10m)、耐落下衝撃(2.1m)、耐冷仕様(−10℃)、耐荷重(100kgf)の保護性能や基本性能はほぼ前機種を継承。有効画素数は1200万画素から1600万画素となり、これはシリーズ最高値を誇る。また、GPS機能、電子コンパスが新たに追加された。オプションとして専用シリコンジャケット、専用防水プロテクターも用意。
 カラーバリエーションはシルバー・ブラック・レッドの3色。価格はオープン(実勢価格25,300円〜)。

 廉価モデル「STYLUS TG−630 Tough」は「STYLUS TG−625 Tough」の後継機。防水(8級/水深5m)、耐落下衝撃(1.5m)、耐冷仕様(−10℃)、耐荷重(100kgf)の保護性能や基本性能はほぼ前機種を継承。今回も耐荷重性能は設定されていない。オプションとして専用シリコンジャケット)も用意。
 カラーバリエーションはブルー・ホワイトの2色。最も軽量でカジュアルなデザインとなっている。価格はオープン(実勢価格15,000円〜)。

オリンパス製「Tough」シリーズ(防水カメラ)一覧
機種名 発売日 特 徴 備 考
STYLUS TG-630 Tough 2013年2月 1200万画素/5m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m/ストロボ有効3.5m  
STYLUS TG-830 Tough 2013年2月 1600万画素/10m防水(8級)/耐落下衝撃2.1m/ストロボ有効3.3m/100kgf/GPS  

STYLUS TG-2 Tough

2013年2月 1200万画素/15m防水(8級)/耐落下衝撃2.1m/ストロボ有効7.9m/100kgf/GPS  
TG-1 工一郎 2012年9月 1200万画素/12m防水(8級)/耐落下衝撃2m/ストロボ有効5.6m/100kgf/GPS  
STYLUS TG-625 Tough 2012年8月 1200万画素/5m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m/ストロボ有効3.5m 生産終了
Tough TG-1 2012年6月 1200万画素/12m防水(8級)/耐落下衝撃2m/ストロボ有効5.6m/100kgf/GPS 生産終了
Tough TG-820 2012年3月 1200万画素/10m防水(8級)/耐落下衝撃2m/ストロボ有効3.3m/100kgf 生産終了
Tough TG-620 2012年2月 1200万画素/5m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m/ストロボ有効3.5m 生産終了
Tough TG-320 2012年1月 1400万画素/3m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m/ストロボ有効4.3m 生産終了
Tough TG-615 2011年7月 1400万画素/5m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m/ストロボ有効3.5m 生産終了
Tough TG-810 工一郎 2011年7月 1400万画素/10m防水(8級)/耐落下衝撃2m/ストロボ有効3.5m/100kgf/GPS  
Tough TG-810 2011年3月 1400万画素/10m防水(8級)/耐落下衝撃2m/ストロボ有効3.5m/100kgf/GPS 生産終了
Tough TG-610 2011年3月 1400万画素/5m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m/ストロボ有効3.5m 生産終了
Tough TG-310 2011年2月 1400万画素/3m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m/ストロボ有効4.3m 生産終了
μTOUGH-8010 2010年2月 1400万画素/10m防水(8級)/耐落下衝撃2m/100kgf 生産終了
μTOUGH-6020 2010年2月 1400万画素/ 5m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m 生産終了
μTOUGH-3000 2010年2月 1000万画素/ 3m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m/ストロボ有効4.0m 生産終了
μTOUGH-6010 2009年7月 1200万画素/ 3m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m/ストロボ有効4.0m 生産終了
μTOUGH-8000 工一郎 2009年5月 1200万画素/10m防水(8級)/耐落下衝撃2m/ストロボ有効4.0m 生産終了
μTOUGH-8000 2009年2月 1200万画素/10m防水(8級)/耐落下衝撃2m/ストロボ有効4.0m/100kgf 生産終了
μTOUGH-6000 2009年1月 1000万画素/ 3m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m/ストロボ有効4.0m 生産終了
μ1050SW 2008年9月 1010万画素/ 3m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m 生産終了
μ1030SW 工一郎 2008年6月 1010万画素/10m防水(8級)/耐落下衝撃2m 生産終了
μ1030SW 2008年3月 1010万画素/10m防水(8級)/耐落下衝撃2m 生産終了
μ850SW 2008年2月 800万画素/ 3m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m 生産終了
μ795SW 2007年9月 710万画素/10m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m 生産終了
μ790SW 2007年8月 710万画素/ 3m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m 生産終了
μ770SW 2007年3月 710万画素/10m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m 生産終了
μ725SW 2006年11月 710万画素/ 5m防水(8級)/耐落下衝撃1.5m 生産終了





沖永良部島エコツーリズム推進協議会でケイビングが課題に(2013/2/20 南海日日新聞より入手)
認定ガイド制度を確認 沖永良部島、洞窟探検の課題指摘も

 沖永良部島エコツーリズム推進協議会(会長・山下芳也沖永良部島エコツアーガイド協会会長、委員17人)の2012年度最終会合が19日、知名町役場会議室であった。奄美群島エコツーリズム推進協議会のエコツアーガイド登録・認定制度の概要を確認。出席者からはケイビング(洞窟探検)に関する条例制定の必要性など、環境保全と活用を両立させた仕組みづくりを要望する声も上がった。
 事務局の奄美群島広域事務組合が提案する資格制度は、奄美群島エコツアーガイド推進協による「認定ガイド」をトップとしたピラミッド型のシステム。営業実績や研修会受講、居住年数などの統一条件を基に各島のエコツアーガイド連絡協議会・協会で「登録ガイド」を指定し、さらに各種講習を受講した人が「認定ガイド」を取得できる。
13年度は資格制度の創設と並行して認定ガイド養成を目指す方針。
 また、沖永良部島ケイビング協会は、洞窟調査を行う一部の研究者と学生による危険性の高い入洞の実態や鍾乳石破壊、今年発生した遭難事故などを挙げながら「今のうちに縛りをかけないと問題が相次ぐのは目に見えている。町がきちんとした条例をつくるよう要望したい。各島の事情もあるため、もう少し細かく考慮してほしい」として入域制限を含めたガイドラインや条例制定を訴えた。
 事務局側は「観光振興、地域振興を考える上では、条例などですぐに利用制限するのではなく、学識者の学術的根拠を持って危険性を示すような形で話を進めた方がいいのではないか」と語った。




沖永良部島の地下ダムは進捗33%(2013/2/20 南海日日新聞より入手)
14年度に通水試験へ 沖永良部地下ダム、進捗33%

 国営沖永良部土地改良事業(通称・地下ダム事業)の整備工事が進んでいる。2012年度は止水壁や余多揚水機場、用水路敷設、集水井(しゅうすいせい)整備を行い、年度末の進捗率は事業費ベースで33%を見込む。14年度には一部で通水試験を計画しており、九州農政局沖永良部農業水利事業所は「実際に水を使うことでダム効果を実感してもらい、18年度完工に向け機運を高めていきたい」としている。
 同事業は地下ダムで確保した水を知名町の大山吐水槽に揚水し、各地のほ場に配水する計画。08年度の用水路敷設(全長44キロ)を皮切りにスタートした。
 総事業費は国営、県営合わせて約600億円。受益面積は全耕地面積の約33%に当たる1497ヘクタール(和泊町704ヘクタール、知名町793ヘクタール)を予定している。
 11年度に整備開始した止水壁(締め切り面積約6260平方メートル)は地下水をせき止めて琉球石灰岩の隙間に貯留する構造。地下60メートル(最深部)、全長約2.4キロにわたって地中に壁を造成する大規模工事で、地下ダム事業のメーンとなる。本年度は9、10工区計約400メートルを整備しており、このうち10工区は13年度末に完成する予定。
 余多揚水機場はダムから吸い上げた用水を大山吐水槽へポンプアップする施設で、ダムの心臓部の役割を果たす。現在上屋建設が進んでおり、13年度以降にポンプが設置される。
 止水壁で貯留された水をくみ上げる取水施設「集水井」の整備計画は井戸掘り、上屋建設、ポンプ設置の順に行われる。本年度末で全7基を掘り終える。用水路工事は知名送水路(全長44.1キロ)、和泊町根折の前島支線水路(同24キロ)の2ヵ所が整備された。
 集水井の掘削が終了したことで同事業所は和泊町根折、知名町余多両地区の通水試験を14年度に計画。担当者は「水を早く持ってきてほしいという地元の要望も高い。ダム効果を実感してもらうためにも早期に使用可能な状態へもっていきたい」と話した。




中国、鍾乳洞が工業排水により汚染(2013/2/20 レコードチャイナより入手)
中国、地下水汚染も深刻、宣戦布告すべき事態だ!待たれる政府の早急な対策

【中華人民共和国発】
 2013年2月19日、中国・山東省の製紙工場や化学工場が高圧ポンプを使って地下の土壌に工業廃水を排水していることによって、深刻な地下水汚染が発生していることがインターネット上に暴露されたことを受けて、環境保護活動家やメディアも地下水汚染に注目するようになっている。一般市民が"微博"(中国版ツイッター)を通じてこれを明らかにすると、各界で論議がまき起こっている。米華字紙・僑報が「水資源を守れ、中国は地下水汚染に宣戦布告すべき」として報じた記事を中国紙・環球時報が伝えた。
 同様の地下水汚染は以前から取り上げられている問題。2010年5月付けの中国時事誌「半月談」誌では、一部の劣悪企業が高圧ポンプを使って工業廃水を地中に排水し、排出基準に関する当局の検査を回避していると伝えた。また、2011年8月には雲南省で工業廃水による土壌汚染が水質悪化を招き、癌を発症する住民が急増。2012年1月には広西チワン族自治区の企業が、高濃度のカドミウムを含んだ廃水を地下鍾乳洞に違法に廃棄していたことをメディアが伝えている。
 中国はもともと水資源が乏しい。国民の飲用水の3分の1は地下水を水源としている。しかし、ある統計では地下水の90%がすでに汚染され、安全な地下水は3%しかないというデータもある。違法な排水に対する厳罰化や環境保護・国土・水利・公安など関係機関の連携、市民からの通報システムの整備、国家第12次5ヵ年計画(2011年〜2015年)で計画されている地下水資源の徹底調査や諸外国の経験の応用などを含めた長期的な治水・水質管理を行う仕組み作りを早急に進めるべきだと、記事は指摘している。




スロヴェニア、洞窟硬貨「ポストイナ鍾乳洞初入洞800周年記念」発行(2013/2/18 入手)
【欧州統合機構発】
 スロヴェニアのポストイナ鍾乳洞がデザインされた2ユーロ記念硬貨が2013年2月、スロヴェニア銀行から発行された。
 この硬貨はポストイナ鍾乳洞が1213年に初入洞されてから800周年を記念して発行されるもの(800th Anniversary of the first visit to the Postojna jama (cave))。
 裏面のデザインには、POSTOJNA JAMA・1213-2013・SLOVENIJAから始まる洞穴をイメージした螺旋と、2本の石筍が描かれている。ユーロの記念硬貨としては初の洞穴デザインとなる。100万枚発行。
 記念硬貨は歴史的な記念日を祝うためや特別重要な行事に注目を集めるために作られるもの。2004年以降にユーロ圏の国々によって発行されている。
 購入はスロヴェニア銀行まで。




2012年洞穴写真の受賞者決定(2013/2/18 speleo.ltより入手)
【リトアニア共和国発】
 2012年洞穴写真(The Speleo Photo of the Year 2012)の受賞者が決定した。
このコンテストにはリトアニア、ウクライナ、ロシア、スペイン、ブラジル、アメリカ、スワジランド、インドネシア、イタリア、スロヴェニア、ボスニア·ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、ルーマニア、イギリス、ドイツからの35名のカメラマンが参加。出点数は267作品。
 審査はリトアニア、ポーランド、ロシア、スペインからの洞穴写真家や洞穴探検家の5名に加え、インターネット投票により、次の受賞結果となった。
← 1位 Sergio Laburu氏(スペイン)         
Sima de la higuera(スペイン)




2位 Kiril Bagriy氏(ロシア連邦)
Khabyu(アブハジア共和国)






3位 Sergio Laburu氏(スペイン)
Sima de tximua(スペイン)
http://www.speleo.lt/index.php?id=731より




内間木洞、恒例の氷筍祭り開催(2013/2/11 読売新聞−地方版より入手)
ニョキニョキ 今が旬、「氷の筍」

 久慈市山形町の鍾乳洞「内間木洞」で10日、年に1回の「氷筍観察会」が行われ、氷が作り出す幻想的な造形美を訪れた人たちが楽しんだ。
 氷筍は、洞窟の天井から滴り落ちた水が地面で凍り、積み重なってタケノコのような氷塊になったもの。総延長約6.3キロメートルの鍾乳洞のうち、入り口に近い「千畳敷」とその周辺には約300本も見られ、大きいものでは高さ約2.5メートルになる。
 鍾乳洞を管理している市が年1回、公開しており、この日は約500人が訪れた。盛岡市の竹田恭子さん(69)は、「ライトアップされた氷筍は神秘的で、感動しました」と興奮した様子で話していた。

※正式な数字として一般参加者は511名。
※関連記事
2/5 内間木洞、氷筍が発達





内間木洞、東日本大震災の崩落岩を2年振りに除去(2013/2/9 入手)
 岩手県久慈市山形町の鍾乳洞「内間木洞」で9日、東日本大震災の影響で崩落したと思われる岩が2年振りに除去された。
 崩落箇所は、主洞のひとつ「風寒洞」の「死の谷」より奥の崩落帯。東山ケイビングクラブ、地底旅団ROVER元老院、J.E.T、早稲田大学探検部ら6名により、バールやハンマーを用いて約1時間かけて岩を除去した。
 この崩落岩は2012年2月に「洞奥へ行けなくなっているようだ」という地権者からの報告があり、東山ケイビングクラブと東京スペレオクラブが確認したものの、装備の都合から作業を保留されていた。




白保竿根田原洞穴、全面最終調査で人骨数十点発掘(2013/2/8 八重山毎日新聞より入手)
あごなど人骨数十点発掘 白保竿根田原洞穴

 骨から直接測定を行ったケースとしては日本最古となる2万4000年前の人骨が見付かっている旧石器時代(後期更新世)の遺跡、石垣市白保竿根田原洞穴遺跡で県立埋蔵文化財センターが1月7日から調査を行っており、これまでに数十点の人骨が見付かった。人骨に近い場所からは石器や土器のようなもの、木片なども見付かっており、人骨との関連が注目されそうだ。同遺跡は新石垣空港の敷地内にある。新空港が開港する3月7日以降、航空機の離着陸に伴う制限によって発掘がきわめて困難になる部分があり、全面的な調査は今回が最後になるとみられる。
 同調査は同センターが文化庁の補助を受け、本年度から3年計画で実施。本年度と2013年度は、これまでに人骨が発見された部分をさらに詳しく発掘するとともに、手付かずだった部分も調査し、遺跡の範囲を調べる。
 同センターの仲座久宜主任専門員は「新空港開港後に調査が難しくなる場所があるため、今回の調査では遺跡の範囲を確認することも目的としている」と話す。
 最終年度の14年度は資料整理や報告書の作成を行う。
 本年度の調査は1月7日から今月末まで実施。同センター職員のほか、大学教員など専門家も発掘に参加している。
調査は「グリッド」とよばれる2メートル四方の正方形を単位にして実施。これまで手付かずだったグリッドG8ではあごや肩甲骨とみられる人骨を発掘した。
 人骨などの年代測定には、分析の開始から最も早い場合で1、2ヵ月、通常は半年ほどかかるという。
調査に参加している琉球大学医学部の土肥直美非常勤講師(形質人類学)は「思った以上に良い状態で人骨が出ている。今回発掘した人骨を分析することで、これまでの調査結果を補強することができる。(同遺跡は)人類史を学ぶうえで貴重な場所。石垣島の人たちが誇りを持って守り、将来は人類学者になる人が出てくれればいい」と話す。




スロヴェニア、ポストイナ鍾乳洞ガイドブックに日本語版(2013/2/8 入手)
【スロヴェニア共和国発】
 世界的にも有名なスロヴェニアの観光洞「ポストイナ鍾乳洞(Postojnska Jama)」の公式ガイドブックに日本語版が登場していたことが分かった。
 このガイドブックはポストイナ鍾乳洞だけではなく、周辺のカルスト地形やピウカ地下河川も紹介。ポストイナ・ケイブシステムの一部であるオトク鍾乳洞・マグダレナ鍾乳洞・チュルナ鍾乳洞・ピウカ鍾乳洞、プレッド洞窟城の伝承、歴史、生物、成因、二次生成物など、多岐にわたって詳しく掲載されている。写真やイラストも豊富な上に正しい日本語なので分かりやすく、洞穴学的な資料性も高い。
 ポストイナ鍾乳洞は、1213年に初入洞されたというスロヴェニア最長の洞穴にして、ヨーロッパ最古の観光洞(総延長20,570m/世界総延長第217位)。トロッコ列車で一部を見学するのでも有名。洞内ではプロテウス(ホライモリ)も観察できる。
 ポストインスカ・ヤマ社発行。24×14pサイズ98ページ。オールカラー。2012年発売。1000部。
 日本語版のほかに、スロヴェニア語、英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、スペイン語、オランダ語、ロシア語がある。
 購入はポストイナ鍾乳洞の売店にて。




秋吉台に廃屋が点在(2013/2/7 読売新聞より入手)
秋吉台に廃屋が点在、崩落の危険も…地元苦慮

 国内最大のカルスト台地を有し、自然公園法で開発が規制されている「秋吉台国定公園」(山口県美祢市)内で、閉鎖されたホテルや土産物店が廃屋となり、市や地元観光関係者が「景観を損ない、危険もある」と頭を悩ませている。
自然公園法は廃屋の撤去を想定しておらず、美祢市に撤去の強制力を持った景観条例もないためだ。解決の糸口が見いだせない中、市民から市の対応の遅さに不満が出ている。
 公園内でホテルを営む秋吉台商店会長の猶野和則さん(75)によると、ピーク時には公園内の約30軒の土産物店や民宿などが商店会に加入していた。しかし、観光客の減少で1990年代半ば頃から廃業が相次ぎ、現在は8軒に減った。
 市によると、更地になったところもあるが、放置されたままのホテルや空き店舗などが5軒あるという。中には閉鎖して13年以上たつホテル(鉄骨4階建て、延べ床面積約3700平方メートル)もある。市には「観光地なのに廃屋があるとは」と、景観や安全上の観点から対策を求める市民の声が相次いで寄せられている。
 環境省国立公園課によると、自然公園法には国立公園や国定公園で建物を造る際の厳しい制限はあるが、「建物を建てたり木を折ったりする行為の規制」にとどまる。いったん建築を許可した物件に規制や指導はできないという。
 市総合観光部は「旧秋芳町(2008年3月に合併で美祢市)時代から指摘されてきたが、財政状況も厳しく、対応策や景観条例作りは進んでいない」と釈明。根拠法令がないことを理由に所有者への撤去交渉も行っていない。
 市は、廃屋のうち土産物店やレストランが入っていたビル1棟(鉄骨5階建て、延べ床面積約2800平方メートル)について、外壁などが崩落する危険性があるとして、1月中旬に市道沿いをフェンスで囲った。だが、私有地に建てられた物件ということもあり、他の場所では対策はとられていない。
 市に撤去を求めてきた市内の男性(68)は「市は海外からも観光客を呼ぼうとしているが、お客さんを迎えるならまず景観をきれいにするのが当然ではないか。市の本気度が分からない」と話す。
 横浜国立大の加藤峰夫教授(環境法)は「自然公園への団体旅行客数の減少傾向が続いており、今後も公園内の旅館や土産物店の閉鎖は増える。自治体は所有者を特定して地道に交渉し、廃屋の有効利用について地域住民が話し合う場も設けるべきだ」と指摘。「空き店舗などを、NPOによる公園管理や自然ガイドの活動拠点として活用する方法もある」と提言する。




露国、アザス洞の雪男はサーカス団のクマ(2013/2/7 時事通信より入手)
ケメロボ州
雪男は「サーカスのクマ」? ロシア採取の毛をDNA鑑定

【ロシア連邦・モスクワ発】
 ロシアに雪男はいなかった。猿のような大型の未確認生物「イエティ」(雪男)の目撃情報があるロシア・シベリアで採取された「毛髪」を英専門家がDNA鑑定したところ、サーカス団などから逃げ出したクマの毛とみられることが分かった。
 英大衆紙サンがこのほど伝えたもので、ロシアのイエティ研究者らを落胆させている。
 「毛髪」は2011年に国際調査団がケメロボ州の洞窟で発見し、地元で当初「イエティがいる確率は95%」と期待された。ところが英国で3本を鑑定した結果、アメリカグマ、ウマ、アライグマの毛と判明した。
 北米のアメリカグマは体長2メートル近くあり、イエティの目撃情報とも一致するという。ただ、シベリアに生息する種ではなく、サーカス団や動物園から逃げ出したのではないかと専門家は推測している。




内間木洞、氷筍が発達(2013/2/5 岩手日報より入手)
冬の造形、輝く氷筍 久慈の内間木洞

 久慈市山形町小国の県指定天然記念物・内間木洞で、約300本の氷筍が神秘的な輝きを放っている。
 雨水が浸透し、天井から落ちた水滴が外から入る氷点下の空気で凍り、時間をかけて成長する。入り口付近には大小さまざまな氷筍が並び、大きなもので高さ約2.3メートル、直径15センチにもなる。
 洞窟内の温度は6〜9度とほぼ一定で、今季は冷え込みが厳しいが氷筍の大きさは例年と変わらないという。市教委社会文化課の中野敦夫総括主査は「本数も太さも見応え十分。大勢の人に観察会で見てほしい」と話す。内間木洞は普段は一般公開されておらず、入洞できる観察会は10日午前10時〜午後3時まで開かれる。入場無料。問い合わせは山形公民館(0194− 72−3711)へ。




秋芳洞、秋芳南中が琴ヶ淵で立志式(2013/2/5 山口新聞より入手)
秋芳洞で立志式 秋芳南中、助け合い琴ヶ淵へ

 美祢市秋芳町秋吉の特別天然記念物、秋芳洞で4日、地元の秋芳南中学校(寒竹新二校長)の2年生27人が立志式に臨んだ。一般には公開されていない地底湖の岸辺「琴ヶ淵」で、将来への誓いを立てた。
 生徒たちは、同館の庫本正名誉館長や蔵本隆博特別専門員、石田麻里学芸員の案内で、ヘッドライトをつけて暗闇の洞窟を進んだ。滑りやすく、不安定な岩場では互いに声を掛け、助け合って琴ヶ淵を目指した。大規模な落石でできた洞窟内の山「須弥山」を越え、地下水の川を渡り約1時間半かけて到着した。
 琴ヶ淵では「いろいろなことにチャレンジして自分の可能性を広げたい」「地域のために動ける警察官になりたい」などと、一人ずつ地底湖に向かって誓いを立てた。全員がライトを消して3分間の暗闇を体感し、水音に耳を澄ませながら将来に向けた決意を新たにした。




龍泉洞未公開写真展が開催(2013/2/4 三陸経済新聞より入手)
岩泉・龍泉洞「調査未公開写真展」開催 秘蔵写真80点

 岩泉町の観光鍾乳洞・龍泉洞(岩泉町神成)のレストハウス2階多目的ホールで2月1日、「龍泉洞未公開写真展」が始まり、洞窟内調査の記録写真が初めて公開されている。
展示する写真は、2005年以降の洞内陸上部分の調査の一部始終を記録したもので、日本洞穴学研究所(同)が提供した。未公開の鍾乳洞をケイビングの専門チームがアタックした際の様子など、約80点を公開する。
 写真の中には、やっと一人通れるほどの狭い縦穴を、ハーネスをつけて上り下りする調査員の姿や、国の天然記念物にも指定される複雑な形の鍾乳石を破損しないよう、細心の注意を払いながら行われた調査の様子が写し出されている。
 見どころは古代から手付かずのまま成長を続ける、一般未公開の鍾乳石の写真の数々。彫刻のような石柱や石筍、真珠のような形をした「ケイブパール」や、サンゴに似た形の「ケイブコーラル」の写真に加え、石灰分が再結晶した「カルサイトの結晶」など、自然が作り出した稀少な造形物の様子も見られる。
 調査は洞内の陸上部分と地底湖の両方で行われており、1960年代の調査記録と比較しながら、未知の部分が多い龍泉洞の全容を明らかにしていく。昨年11月には、41年ぶりに行われた潜水調査の報告会があり、現時点での総延長が3,631メートルであることが確認されたほか、地底湖の最大深度が85メートルであることが映像記録と共に発表された。解明されれば世界遺産に匹敵する鍾乳洞ともいわれていることから、町内のみならず、各方面から広く関心を集めている。
 龍泉洞事務所所長の小向益男さんは「オフシーズンの今だからこそ、ゆっくり洞内を見学した後、なかなか見ることのできない調査の様子を合わせて観覧してもらえれば」と話す。
入場無料。3月25日まで。龍泉洞内の観覧時間は8時30分〜17時。観覧料は大人=1,000円、小・中学生=500円。

※地底旅団ROVER元老院の写真も出展。




青龍窟小説「豊の玉姫御伽草子」発行(2013/1/31 毎日新聞−京築版より入手)
出版:西工大非常勤講師・イラストレーター、岡田清隆さんが「青龍窟」舞台の小説

 西日本工大デザイン学部(小倉北区)非常勤講師でイラストレーターの岡田清隆さん(57)=行橋市=が、平尾台の鍾乳洞「青龍窟」(苅田町)を舞台にした小説「豊の玉姫御伽(おとぎ)草子」を鳥影社(長野県)から出版した。四六判316ページで1575円。
 我が子を浜に置き去りにした海神の娘の悲しみが青龍窟に漂い、天地を鳴動させる。だが巫女として遣わされた5人の女性が魂を鎮め、京都(みやこ)地域が平穏を取り戻すという物語。夏でも涼しく霊気を感じさせる青龍窟に着想を得たといい、随所に地元の民話、神話を絡めて、挿絵には自作のイラストを配した。
 岡田さんは九産大芸術学部卒業後、東京の美術雑誌編集部にも在籍。仕事の傍ら36歳で初の小説を出版。今回の作品は、09年に出版した、海神の娘に恋をする物語「豊の玉姫みやこへ」の続編といえる内容だ。
 岡田さんは「神話や歴史に関する文献を読み込み、明治・大正の頃の口語体をイメージした文章で書き上げた。楽しみながら郷土史を学んでもらえれば」と話している。
 行橋市北泉のブックボックス(0930−25−1651)などで取り扱っている。

※購入はオンラインストアAmazon.co.jpでも可能。




ガンガラーの谷、JTB交流文化賞優秀賞を受賞(2013/1/22 沖縄タイムスより入手)
JTB交流文化賞、南都が県内初受賞

 観光を通じた地域活性化の取り組みを表彰する「第8回JTB交流文化賞」(主催・ジェイティービー)にこのほど、南都(那覇市、大城宗憲社長)が南城市で実施している「ガンガラーの谷」のガイドツアーが選ばれた。最優秀賞に次ぐ2つの優秀賞のうちの1点で、沖縄からの入賞は初めて。全国の観光地などから57の応募があった。
 21日、県庁で会見したジェイティービー観光戦略室の山下真輝・観光立国推進担当マネージャーは「地域資源を守るために、外の人に見てもらってその価値を伝える理念と方法が素晴らしい。自然環境や文化遺産を守りながら、どう観光地として発展させていくかという点で大変参考になる」などと評した。
 ガンガラーの谷は、南城市と八重瀬町にまたがる鍾乳洞が崩壊してできた谷間で、観光施設「おきなわワールド」(旧・玉泉洞)を運営する南都が管理。1万8000年前の人類「港川人」の発見された周辺で、拝所となっている洞窟やガジュマルの大木などがあり、ツアーは「我々の命はどこから来たか」をテーマに脚本されているという。
 南都の大城宗直副社長は「今後も新たな魅力を発掘し、もっと素晴らしい沖縄の自然、文化、歴史を伝えていきたい」などと喜びを語った。
 「ガンガラーの谷」は、約1時間半の予約制のツアーで、1人2000円(小学生以下無料、学生1500円)。問い合わせは、電話098−948−4192まで。

「ガンガラーの谷」公式ウェブサイト




PS3「スペランカーコレクション」が発売(2013/1/17 入手)
 PlayStation 3向けダウンロード専用ゲーム「スペランカーコレクション」が1月17日、鰍sozai Gamesより配信となった。価格は1,200円。
 本作は「スペランカー」の誕生30周年を記念して企画されたもの。Tozai Gamesとレトロゲーム移植で定評のある泣Gムツーが共同開発した。
 日本初公開となるオリジナル版「スペランカー」のほか、コンソール版「スペランカー」、アーケード版「スペランカー」「スペランカーU 23の鍵」など歴代スペランカー4作品を収録。リプレイ機能つきオンラインランキングや公式アタックモード、古代史料展示室などスペランカーマニアにはたまらない仕様となっている。
 「スペランカー」は洞穴探検家が隠された財宝を求め、より深くへと進んでいくアクションゲーム。1983年にアメリカで誕生、日本では1985年にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された。わずかな段差から落ちてもミスとなる難易度から「ゲーム史上最弱の主人公」と呼ばれ、ゲームファンから親しまれている。

「スペランカーコレクション」公式ウェブサイト
PlayStation Store





泰国、スコータイ県で新洞発見(2013/1/16 newsclip.beより入手)
スコータイの山中で鍾乳洞発見

【タイ王国発】
 タイ北部スコータイ県トゥンサリアム郡の山中で鍾乳洞がみつかり、12日、スコータイ県知事らが現場を視察した。地元では、鍾乳洞までの道路を整備するなどし、新たな観光地として開発する方針だ。




龍泉洞、みずはらい体験ツアーを実施(2013/1/16 三陸経済新聞より入手)
岩泉・龍泉洞で「水はらい」体験 地底湖の水をかぶり心願成就を祈願

 岩泉町の観光鍾乳洞「龍泉洞」で1月13日、「みずはらい体験ツアー」が開催され、全国から集まった参加者18人が心願成就を祈願してみそぎを行った。
 今年で14回目を迎える同ツアーは、同町を挙げて行う冬のイベント「龍泉洞みずまつり」の一環として実施。まつりでは町内各所にある湧き水に感謝するため、町民が各地区の湧き水を公民館前の水神様まで運び、奉納する。ツアーは奉納の前に行う「水はらい」の儀式を一般観光客向けに行うもので、参加者は20〜70代の男女18人。県内ほか、遠く北海道や関西方面からも訪れた。
 参加者は、龍泉洞内で岩泉大神宮の神職によるおはらいを済ませた後、下帯姿になり(女性は白い浴衣姿)ハイライトの水はらいの儀式へ。多くの町民が見守る中、参加者は地底湖から流れ出る川の中に入りおはらいを受け、大きな声で文句を唱えながら、手おけでくんだ水を勢いよく頭からかぶり身を清めると、見物客からは拍手が起こった。
 毎年10人グループで参加しているという須田真知子さん(宮城県在住)は「水はらいをして体を清めると、何とも言えないすがすがしい気持ちになる。今年は本厄なので、龍神様のご加護があるようにと祈った」と話した。
 水はらいを終えた参加者は一様に晴れやかな表情に。リピーターという参加者の男性は「達成感が得られる。水は冷たいが、不思議とこの儀式で風邪をひいたことはない。今年も良い年になれば」と話していた。

※関連記事
1/9 龍泉洞みずまつり開催へ





豪州、ジェノラン鍾乳洞で日本語ガイドツアー開始(2013/1/15 トラベルビジョンより入手)
IECオセアニア、豪州の世界遺産の鍾乳洞で日本語ガイドツアー開始

【オーストラリア連邦発】
 シドニーを拠点にする日本語エコツアー専門旅行会社、IECオセアニアはこのほど、オーストラリアの世界遺産「グレーター・ブルー・マウンテンズ」にある世界最古の鍾乳洞「ジェノラン鍾乳洞」にて、専門ガイドが案内する日本語ガイドツアーを開始した。
 これは、ジェノラン鍾乳洞を管理するジェノラン・ケーブス・リザーブ・トラストとのパートナーシップによるもの。人数にかかわらずツアーを催行し、FITから大型グループまで対応する。
 ジェノラン鍾乳洞は過去150年以上に渡り一般公開され、国内外から年間25万人の観光客が訪れる観光地。IECオセアニアによると、英語以外のガイドツアーが正式なプログラムとして提供されるのは初めてだという。

※ジェノラン鍾乳洞は10の観光洞「サーベラス洞(Cerberus Cave)」「チフリー洞(Chifley Cave)」「インペリアル洞(Imperial Cave)」「ジュビリー洞(Jubilee Cave)」「ルーカス洞(Lucas Cave)」「ネトル洞(Nettle Cave)」「オリエント洞(Orient Cave)」「リボン洞(Ribbon Cave)」「リバー洞(River Cave)」「バアル寺院洞(Temple of Baal Cave)」からなる総称。「ジェノラン鍾乳洞(Jenolan Caves)」公式ウェブサイト




龍泉洞、新PRキャラクターの愛称が決定(2013/1/13 入手)
 岩手県下閉伊郡岩泉町の観光洞「龍泉洞」の新しいPRキャラクターの愛称が「龍泉洞の泉ちゃん」と決定した。
 このキャラクターは「龍泉洞の龍ちゃん」のお相手として誕生したもの。
 愛称を募集したところ全国から315件の応募があり、審査の結果、この愛称に決定した。




飛騨大鍾乳洞、恒例の氷の渓谷(2013/1/11 岐阜新聞より入手)
山肌を覆う氷の芸術 高山の飛騨大鍾乳洞

 高山市丹生川町日面の観光施設「飛騨大鍾乳洞」で、つらら状にそびえる「氷の渓谷」がお目見えした。山肌を覆う青白い氷柱の神秘的な姿に、観光客らが見入っている。3月上旬ごろまで楽しめる。
 標高900メートルの立地を生かした冬の呼び物として、6年前から毎年制作。山の斜面の木々や岩に谷水をかけて凍らせ、巨大な氷のオブジェに仕上げる。
 約300メートルにわたって山肌一面に連なる青白い氷の柱は、大きなものは高さ30メートルに達し、そびえ立つ自然の造形美に訪れた人たちが見入っている。
 同施設職員の河合和美さん(63)は「冷え込みが厳しかったことで、見応えのある氷になった。高地の冬ならではの趣を楽しんで」と話した。
 期間中は甘酒を無料で振る舞うほか、2月9日から11日まで渓谷をライトアップする。




龍泉洞みずまつり開催へ(2013/1/9 三陸経済新聞より入手)
岩泉・龍泉洞で「みずまつり」開催へ 一般客向け「水祓い」体験も募集

 岩泉町で1月13日、毎年恒例の「龍泉洞みずまつり」が開催される。
今年で26回目を迎える同まつりは、同町の観光鍾乳洞「龍泉洞」の地底湖に湧く水をはじめ、町内各地区の湧き水を公民館前の水神様に奉納する、町をあげて行われる冬のイベントだ。
 深さ100メートルにも及び、ライトアップされると鮮やかなエメラルドブルーに輝く神秘的な地底湖。同まつりの主役でもあるその水は「御水(ぎょすい)」と呼ばれ、この日、みこにくみ上げられた後、搬送隊によって約2キロ離れた公民館前まで運ばれ、水神様に納められる。搬送隊は毎年家内安全や心願成就を祈る人や、新成人などが公募で集められる。
 龍泉洞から公民館までにある3ヶ所の橋には、色づけした団子を木の枝に刺した「ミズキ団子」を飾るのが習わしで、橋の下には「神聖」な水が流れることから、搬送隊がそれぞれの地区に伝わる文句を唱えながら橋を渡る「御水渡りの議」が行われる。また、町内中心商店街の「うれいら通り」では龍舞が披露されるほか、夕方には清水川に夢明かりも点灯されるなど、町はまつり一色となる。
 まつりのハイライトは、龍泉洞園内の「龍泉の池」で行われる「水祓い」。大勢の見物客が見守る寒空の下、下帯姿の搬送隊が唱え文句を口にしながら、地底湖から流れ出る水を手おけでくみながら頭から勢いよくかぶる儀式だ。
 水祓いは、観光客など一般客も体験できる。搬送隊と同じように、水をかぶってみそぎをし、岩泉大神宮の神職によるお祓いを受けることから、合格・就職祈願や商売繁盛などの祈願をする人が毎年参加するという。
 同まつり実行委員で、同町観光協会の五日市豊さんは「1年の始めに、岩泉の水に感謝するまつり。皆さんが、気持ちを新たに前に向かっていこうと思うきっかけとなれば」と話す。
 水祓いの体験は、参加費=5,000円(祈念、水払い、神札、下帯、草履、写真代など含む)。申し込みは同観光協会(TEL0194−22−4755)へ。締め切りは今月10日。要予約。




ご当地ナンバープレートに秋吉台(2013/1/8 中國新聞より入手)
美祢を発信 ご当地ナンバー

 美祢市は排気量50cc以下の小型バイクに取り付けるオリジナルデザインのナンバープレートの交付を始めた。国内最大級のカルスト台地で国定公園の秋吉台などを描き、市のPRにつなげる。
 ご当地ナンバー導入は山口県内では昨年8月に始めた柳井市に次いで2例目。柳井市は民芸品「金魚ちょうちん」をデザインしている。
 美祢市のプレートは秋吉台のほか、市内で多く発掘される化石をイメージしたアンモナイトや、市の花であるサクラの花びらを配している。デザインを全国公募し、大阪府のイラストレーターによるデザインを採用した。
 小型バイクのナンバーを取得する人は従来のデザインかご当地ナンバーかを選択でき、どちらを選んでも費用は同じ。新規以外の付け替えにも対応する。市は600枚を用意している。




第22次龍泉洞再測量調査を実施(2013/1/4 入手)
 岩手県下閉伊郡岩泉町の観光洞「龍泉洞」において、第22次龍泉洞測量調査(日本洞穴学研究所主催)が行われた。
 本調査は2012年12月29日から2013年1月4日にかけて実施。営業時間終了後の深夜に行われ、地底旅団ROVER元老院、東山ケイビングクラブ、パイオニアケイビングクラブ、龍泉洞カルストプレインプロジェクトほか11名により、第2・3・4地底湖の各上層分の未探検ルートが探検された。第3地底湖の上層部では湖面から+30mまで到達したものの、大規模空間の発見には至らなかった。
 今後は第4地底湖の上層部を探検する予定。

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