静岡県
洞穴名
婆々穴(ばんばあな)
別 名
姥捨穴
所在地
静岡県富士宮市
規 模
総延長621.2m?、高低差?m
伝 承
以下のような伝承がある。
昔、口うるさい姑トラの姿が見えなくなった。娘夫婦に聞いてもを口をつぐんでいる。村人はさてはと思い、山林やコウモリ穴を探してみるが見あたらない。そうなると残すは一つ、竪穴である。そこで村人は一計を案じて、鳥かごに入れたニワトリを穴に落としてみることにした。ニワトリは人間の姿を見ると鳴く習性があるという。すると、地底でニワトリが激しく鳴いたので、やはりここだったなと確証したという。また、一説によると、頑丈な竹かごに縄をくくりつけて人間が上下し遺体を引き揚げたと言う。別説では、引き揚げることが出来ずに、周囲から土砂を運び込んできて穴を埋めたという。
考 察
1978年にTV「水曜スペシャル」が調査したが、人骨は発見できなかった(不明骨は2片あり)。
備 考
溶岩洞。
参考文献
遠藤秀男 (1983) : 怪奇と伝説 富士山の洞穴探険

洞穴名
姥穴(うばあな)
所在地
静岡県富士宮市
規 模
総延長123m、高低差?m
伝 承
老婆が捨てられたという伝承がある。
備 考
黄色く変色した大腿骨が発見された。
溶岩洞。
参考文献
遠藤秀男 (1983) : 怪奇と伝説 富士山の洞穴探険

洞穴名
新穴(しんあな)
別 称
鬼の岩屋
所在地
静岡県富士宮市
規 模
総延長149.7m、高低差?m
伝 承
以下のような伝承がある。
人穴村の岩屋には、おもに食料をねだり、気に入らない村人がいると惨殺して手足を放り投げていくという鬼が住んでいた。ある夜、足形村に住む佐野次兵衛が鬼と遭遇、持っていた火縄の引き金を引いた。翌朝、河原へ出向くと、辺り一面の血と鬼の足跡が残っていた(以来、今地域を足形と呼ぶ。)鬼は逃げ帰る途中、清岩寺で薬を要求するが、住職の奇計にあり爆死した。
また、一説によれば、目にあまる鬼の悪行に業をにやした付近の村人が集まり、鬼の岩屋に押し掛けて皆殺しにしてしまった。
考 察
「鬼」とは異風習人や里人以外の者(外人、山人、山窩、犯罪者、乞食、奴隷、非人、身体障害者、精神異常者など)のことを指す場合が多く、事実の可能性が高い。
備 考
溶岩洞。
参考文献
遠藤秀男 (1983) : 怪奇と伝説 富士山の洞穴探険

洞穴名
人穴(ひとあな)
所在地
静岡県富士宮市
規 模
総延長83.3m、高低差?m
伝 承

1203年(鎌倉時代)、将軍源頼家が武人「仁田四郎(新田四郎)」に洞穴探検を命令、太刀を受け取り出かけた。すると、洞内で浅間大菩薩(=木花開耶姫)と遭遇、命からがら逃げ帰ったいう伝承がある。
また、甲斐の国に攻め込んだ徳川家康が、夜襲にあって惨敗、ほうほうの体で人穴に逃げ込んだ。そこにいた行者のおかげで一命をとりとめ、翌年、感謝の心をこめて、人穴村に無税の朱印状を手渡したという伝承がある。
また、「江ノ島の岩屋」に通じているという伝承もある。

備 考
信仰洞。溶岩洞。
参考文献
遠藤秀男 (1983) : 怪奇と伝説 富士山の洞穴探険
遠藤秀男 (2007) : 富士山の謎と奇談

洞穴名
大日穴(だいにちあな)
別 称
万野風穴・薬師穴
所在地
静岡県富士宮市
規 模
総延長908.3m、高低差?m
伝 承

洞口に立つ石像の一つが眼病を治してくれるといい、薬師さんに祈って洞穴内に入り、天井からしたたり落ちる水滴で目を洗うと治癒するという伝承がある。

備 考
溶岩洞。観光洞。
参考文献
遠藤秀男 (1983) : 怪奇と伝説 富士山の洞穴探険

洞穴名
滝沢鍾乳洞(たきざわしょうにゅうどう)
別 称
岩穴
所在地
静岡県浜松市
規 模
総延長?m、高低差?m
伝 承

洞内に犬を入れたところ、数日後、約130q離れた諏訪湖に出たという伝承がある。

備 考
管理洞。
参考文献
 

洞穴名
鷲沢風穴(わしざわふうけつ)
所在地
静岡県浜松市
規 模
総延長?m、高低差?m
伝 承

昔よりこの風穴に南北朝時代(14世紀)に武士が命乞いで入り、仮住まいしたという伝承がある。

備 考
観光洞。
参考文献
滝沢町・鷲沢町観光開発協会 : 現地案内板

洞穴名
岩水寺鍾乳洞(がんすいじしょうにゅうどう)
別 称
奥の院
所在地
静岡県浜北市
規 模
総延長114m、高低差?m
伝 承

諏訪湖まで通じているという伝承がある。

備 考
旧観光洞。
参考文献
 

洞穴名
小堀谷鍾乳洞(こぼりやしょうにゅうどう)
別 称
青谷鍾乳洞
所在地
静岡県天竜市
規 模
総延長?m、高低差?m
伝 承

昔、農夫が草刈りに行った折、洞穴に入り神像(=石筍)に「霊力が顔のこぶを治して下さい」と祈願したところ、完治した夢を見た。翌朝目覚めてみると夢は正夢となっており、こぶは崩れて治ったという伝承がある。

備 考
無料観光洞。
参考文献
現地案内板
 

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