

熱帯魚を飼ったことがない人でも、エンゼルフィッシュという名前だけは耳にしたことがあるのではないでしょうか?また、最も熱帯魚らしいシルエットを持つ熱帯魚の一つと言えるでしょう。偏平な体と上下に長く伸びたヒレ、そして種類によっては縞模様を持つなど、海水魚のような特徴的な姿から、淡水魚でなく海水魚だと思いこんでいる人も多いようです。
すばらしい姿と手頃な価格で、比較的飼育をしやすいことなどから、初めて熱帯魚を飼育するという人にも人気のある熱帯魚がエンゼルフィッシュなのです。
一口にエンゼルフィッシュといっても、日本で輸入されているエンゼルフィッシュは、スカラレ種、アルタム種、ドゥメリリィ種という3種類に大別されます。このうち、アルタム種とドゥメリリィ種は、スカラレ種に比べて飼育が困難とされているため、エンゼルフィッシュの中でも輸入量も限られていて入手が易しくなく、それに比例して価格もやや高めになってしまうため、初心者が飼育するにはおすすめできません。
一般的に熱帯魚ショップやホームセンターなどでエンゼルフィッシュとして売られているのはスカラレ種です。昔から飼育されており、養殖もさかんなため水槽という環境にも慣れていることもあり、飼育繁殖が比較的容易にできます。
また、ブラックエンゼルやゴールデンエンゼル、レースエンゼル、ゼブラエンゼル、マーブルエンゼルといったエンゼルフィッシュの種類は、スカラレエンゼルの改良品種です。それぞれにとてもきれいな魚ですし、自分の好みに応じてエンゼルフィッシュを飼育することができるというのも、エンゼルフィッシュを飼育する楽しみの一つといえるでしょう。